
本州の南海上を進む爆弾低気圧の影響で、
14日は列島各地で大雪となった。
そんな、雪の中での成人式。
「ゆとり世代」と呼ばれる彼らたち。
「ゆとり教育」と「少子化」の時代を生きてきた若者たち。
バブル崩壊から、経済は停滞し、閉塞した状況を背に受けながら、
年上の人と話したがらないとか、受身的であるとか、
相手の目線に立った考え方が苦手だとか、
楽をして、いい結果を求めようとしすぎるとか、
いろいろ言われてきた世代だが。
大雪のニュースとともに、彼らの成人式をカメラが
追っていました。
その彼ら世代に必携なアイテムが、実は「ケイタイ」。
彼らは、「ケイタイ世代」なのかもしれません。
きょうは大雪で、片方の手に傘をさして、式場へ急ぐ若者たちの
姿が多かったようですが、もっと穏やかな日だったら、
絶対「ケイタイ」片手の彼らたちで溢れていただろうと思います。
そして、いまや「情報化社会」の時代。
何かの問題にぶち当たったら、わからないことが起こったら、
今の時代は、情報がすぐに、ある種の「答え」を与えてくれる、
そんな時代なのだが、その「答え」にすべてを頼ることなく、
自分で考えて、もがいて、苦しんで、立ちはだかる壁を
乗り越えていって欲しいと思う。
なんて、偉そうなことをいっている僕ですが、
僕が20歳のころは、どんなことをしていたかなと
今思い出しているんです。
僕らの世代は、戦後の第一次ベビーブームのはしりで、
受験、就職、結婚、どれをとっても常に競争、戦争の世代でした。
「受験戦争」という、得体の知れない化け物に追い立てられ、
なんとなく大学に進学したのはいいけど、大学に入ってから、
高校で勉強したものが大学では全然、通用しないことに
気づいて、呆然と立ち尽くしていました。
そんなとき、「大学紛争」の波が押し寄せてきました。。。。
そんな虚しさや挫折感を、僕は「国家権力」と闘うという、
正義感にすり替えて、大学紛争にのめりこんでいきました。
ほんと、英雄気取りだった(笑
そんな時、バリケードが張りめぐらされた大学の
キャンパスの中で、一人の女子大生に出会ったんです。
もう、数年前になくなられた、宮迫千鶴さんです。
彼女は、私より一つ年上のお姉さんでしたが、僕たちの
ような青臭いガキみたいなのとは違って、なんていうか、
すごいオーラというか、感性を放ってました。
彼女は、他校の学生だったのですが、ずっと僕たちの
サークルに出入りしていて、よく映画の話をしたり、
女性解放の話なんか、していました。
とにかく、毎日が、楽しかった。。。。
そんなころの僕に、一つのテーゼが出来上がったんです。
その後、僕は教師になったんですが、
生徒たちにいつも、このことを話していました。
「大学は、勉強しに行くとこじゃない。
大学は、遊びに行くとこじゃ」
人生は、いつもギリギリのところを窮屈に生きていたら、
全然、楽しくないです。

きょうも来てくださって、ありがとうございます
このブログの“タイトル”「君はまだ、抱いていたのか!!」の意味は、
こちらです!
14日は列島各地で大雪となった。
そんな、雪の中での成人式。
「ゆとり世代」と呼ばれる彼らたち。
「ゆとり教育」と「少子化」の時代を生きてきた若者たち。
バブル崩壊から、経済は停滞し、閉塞した状況を背に受けながら、
年上の人と話したがらないとか、受身的であるとか、
相手の目線に立った考え方が苦手だとか、
楽をして、いい結果を求めようとしすぎるとか、
いろいろ言われてきた世代だが。
大雪のニュースとともに、彼らの成人式をカメラが
追っていました。
その彼ら世代に必携なアイテムが、実は「ケイタイ」。
彼らは、「ケイタイ世代」なのかもしれません。
きょうは大雪で、片方の手に傘をさして、式場へ急ぐ若者たちの
姿が多かったようですが、もっと穏やかな日だったら、
絶対「ケイタイ」片手の彼らたちで溢れていただろうと思います。
そして、いまや「情報化社会」の時代。
何かの問題にぶち当たったら、わからないことが起こったら、
今の時代は、情報がすぐに、ある種の「答え」を与えてくれる、
そんな時代なのだが、その「答え」にすべてを頼ることなく、
自分で考えて、もがいて、苦しんで、立ちはだかる壁を
乗り越えていって欲しいと思う。
なんて、偉そうなことをいっている僕ですが、
僕が20歳のころは、どんなことをしていたかなと
今思い出しているんです。
僕らの世代は、戦後の第一次ベビーブームのはしりで、
受験、就職、結婚、どれをとっても常に競争、戦争の世代でした。
「受験戦争」という、得体の知れない化け物に追い立てられ、
なんとなく大学に進学したのはいいけど、大学に入ってから、
高校で勉強したものが大学では全然、通用しないことに
気づいて、呆然と立ち尽くしていました。
そんなとき、「大学紛争」の波が押し寄せてきました。。。。
そんな虚しさや挫折感を、僕は「国家権力」と闘うという、
正義感にすり替えて、大学紛争にのめりこんでいきました。
ほんと、英雄気取りだった(笑
そんな時、バリケードが張りめぐらされた大学の
キャンパスの中で、一人の女子大生に出会ったんです。
もう、数年前になくなられた、宮迫千鶴さんです。
彼女は、私より一つ年上のお姉さんでしたが、僕たちの
ような青臭いガキみたいなのとは違って、なんていうか、
すごいオーラというか、感性を放ってました。
彼女は、他校の学生だったのですが、ずっと僕たちの
サークルに出入りしていて、よく映画の話をしたり、
女性解放の話なんか、していました。
とにかく、毎日が、楽しかった。。。。
そんなころの僕に、一つのテーゼが出来上がったんです。
その後、僕は教師になったんですが、
生徒たちにいつも、このことを話していました。
「大学は、勉強しに行くとこじゃない。
大学は、遊びに行くとこじゃ」
人生は、いつもギリギリのところを窮屈に生きていたら、
全然、楽しくないです。

きょうも来てくださって、ありがとうございます
このブログの“タイトル”「君はまだ、抱いていたのか!!」の意味は、
こちらです!
それで僧侶さんとは違った観点からの言葉が多いと納得しました、
今はモンスターペアレント等への対応が大変と聞きましたが、
B級さんの頃もありましたか?
私が勤務していたのは、高校の男子校でした。
モンスターというより、クレイマー的な保護者の方は、ときどきいらっしゃいましたね。
あるお父さんでしたが、一杯飲んで、その勢いで、いろんなクレイムをつけられるんですね。
ただ、聞いて、じっと耐えてました。(泣
今とは違って、叩いてでもいいから、蹴とばしてでもいいから、がんがんやってください、というような、特に、お母さんのほうですが、お見受けしました。
高3ぐらいになると、お母さんではもう手に負えませんから(笑