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「2つの実験室」と「Helvetica」

2009年02月05日 | 展覧会
打合せ帰りに銀座へ。







佐藤卓展「2つの実験」

紙を正確にカッティングする機械ありきの展示?
3階の紙の積層による「ひらがな」の立体作品は、佐藤さんらしい作品。
地下の紙の積層によるキャラクタースクリーン映像作品は、仕掛けが凝っていて、
商業デザインでは見ることができない、センスが感じられて面白かった。





Helvetica forever: Story of a Typeface ヘルベチカ展

1階も2階も Helvetica ばっかり。1つの書体で展覧会が開けてしまうなんてスゴイよね。
モノのあり方として、「ヘルベチカのような存在」ってあるような気がする。
例えば、Cal.Log はヘルベチカのような存在でありたいと思う。

Helvetica は Bold のウエイトをちょっと太らせたくなっちゃうんだけど、ダメですか?
 

大丈夫であるように / セカンド・ネイチャー

2009年01月04日 | 展覧会






Coccoのドキュメンタリー映画を観た。
CDの歌は、彼女のメッセージのほんの一部だったんだね。
Coccoが伝えたかったことを胸に、これから生きていこう。









映画の感動が残るままに、セカンド・ネイチャー展へ。
作品の完成度はもとより、徳仁さんの空間の作り方のうまさに関心。

Coccoと徳仁さん 本質を探究し、なんとか表現しようとしている姿勢が重なって見えた。
 

デザイン日和 1日目

2008年10月30日 | 展覧会
世界堂に行くついでに、DESIGNTIDE TOKYO 2008 のエクステンション会場の1つ、伊勢丹新宿へ立ち寄る。



ハイメ・アジョンの「ファンタジー」

なんだか、地方の観光地にある美術館で展示・収集してそうな作品でした。
百貨店らしく、展示作品はその場で購入することができる。お金に余裕があって、買う人はいるんだろうけど、メルヘンが飾られている日本家屋を想像すると悲しくなる・・・

でも、百貨店を散歩するのって楽しい。いっぱいカタログもらったりしたりして。
 

テーマは「白」。

2008年10月14日 | 展覧会
仕事の隙間時間に ggg へ!





「白」がテーマとなっている原さんの最近作が、 黒い床、白い壁にゆったりと展示されていた。
各作品の傍らには、 同タイトルの著書『白』から抜粋された文章が配置されている。 でも、この文章が自分にはIQ高く、結構長い・・・
作品を見るという立ちっぱなしの状態で、作品解説になっているのかもよくわからない文章を、染みこませるように読み解き、見つめ直す。のは無理があるなぁ・・・結局、ほとんど読まなかったし。
原さんには、「文章の力」ではなく、「画の力」での展示を見たかったです。
あと、「KENZO POWER」をメインビジュアルに推しているのも? スポンサーだから?

随分と前から、有名建築やアート作品と一緒にファッション写真が撮られてるけど、gggの前でも撮影をしてました。




いざ横トリへ!

2008年10月11日 | 展覧会
予約していた抜歯をキャンセルして、いざ横トリへ!

全般的な印象として、シュールな作品ばっかりで消化不良・・・・
一般のお客さんはどう感じ、何を得るのだろう?

横浜を歩き回って、良くわからん作品を見させられて、疲労感でいっぱい。たまたまそういった作品を見ただけなのかも知れないけど、「作り手」側と「見る」側を結びつける、キュレーターの重要性を思い知りました。

その中でも印象に残った作品は以下・・・・


よく見ると子供サイズのぬいぐるみが呼吸してます。


なかなかハードな空間でカッコイイ。真ん中のカガミだけは割られてません。


廊下の両壁から交互にメッセージが現れ、ストーリーが展開していきます。建築的空間構成・空間体験が興味深い。


ドームがフラフープ(?)でつくられてます。こういったシンボリックな作品は安心して感動できる。ちょうど雑誌(装苑かな?)の撮影をしてました。