う~ん。会場を2周したけど、ほとんど得るものがなかった… 紙の原型をテーマにしたただのインスタレーション、といった程度の感想。こちらが期待していたクリエイティビティは、あまり感じられなかった。
今回はクリエイター・デザイナーより、一般の人向けなんだろうか? でも、ペーパーショウの来場者って、デザイン・印刷関係の人か学生がほとんどだよね? 竹尾のファインペーパーの特性を理解して、使いこなすには、結構な知識と経験が必要だと思うんだけどな…
ワークショップには力が入っているようだけど、大多数の人が参加できない訳なので、「会場を周るだけでWSの内容を体験できる」くらいの構成にして欲しかった。(ワークショップの教材「Paper Kit」が¥3,500で売っているけど、限定500部)
初めて見たペーパーショウ「RE DESIGN展」(2001年)から、年々クオリティが下がっているようで残念でならない。
今回はどう書籍化されるんだろう? 折り方の本になるのかな?
| FILING―混沌のマネージメント株式会社竹尾,織咲 誠,原研哉+日本デザインセンター原デザイン研究所宣伝会議このアイテムの詳細を見る |
| PAPER SHOW by SCHOOL OF DESIGN著者=株式会社竹尾,企画・構成=スクール オブ デザイン(古平正義・平林奈緒美・水野学・山田英二)美術出版社このアイテムの詳細を見る |