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「スマホアプリ開発ワークショップ」を実施しました!

2012年10月11日 | KANAZAWAスマホアプリコンテスト

飛ぶ鳥を落とす勢いのWEB制作会社シフトブレインとは、定期的にワークショップを実施させて頂いておりますが、この度スマホアプリのコンペティションに共同で参加させてもらいました。
今回はその際に実施した、「スマホアプリ開発ワークショップ」についてご紹介します!

挑戦したのは「KANAZAWAスマホアプリコンテスト2012」。北陸新幹線開業に向け金沢の魅力を広く発信し、関心を高めるようなスマートフォン及びタブレット型端末向けのアプリケーションがテーマ。




スマホアプリ開発ワークショップ



今回はアイデアの発想から定着のプロセスを4時間に濃縮した、プログラムをデザインしました。

 1.「人はなぜ旅をする?」ストラクチャードラウンド
 2.「旅好きランキング」ラインナップ・グループ分け
 3.「旅のプロセスを分析する」オブザベーションリサーチ・タイムライン
 4.「金沢について」オリエンテーション
 5.「アプリのテーマを決め・アイデアを出す」ワーク
 6. プレゼンテーション


*事前に「旅行先としての金沢」についてWEBアンケートを実施。アンケート結果より、ターゲットは「観光客」と設定しました。



1.「人はなぜ旅をする?」ストラクチャードラウンド



まず、その場で3人グループをつくってもらい、「人はなぜ旅をするのか?」について3分間考える(その間、会話は禁止)。そして、順番に自分の意見を3分で発言する(発言者以外、発言は禁止)。最後に、グループの意見をまとめ、発表します。
いきなりどんなアプリをつくるのかを考え出すのではなく、テーマの本質的な事柄について沈黙の中で自問自答してもらう事で、以降のワークの拠り所になる「自分が確信できる事」を探してもらいました。



2.「旅好きランキング」ラインナップ・グループ分け



次に、ワイワイと旅が好きな順に並んでもらい、「旅好き」「普通」「旅嫌い」の3チームをつくりました。手前側が旅好き、奥側が旅嫌いの皆さんです! 外見のイメージとなんとなく合ってますねw



3.「旅のプロセスを分析する」オブザベーションリサーチ・タイムライン

オフィスの各スペースに分かれてのグループワーク。
ちなみにこの素敵オフィスも、ワークショップによってコンセプト開発を行いました!


オープンな Free Space は「旅好き」チーム。


ホワイトボードに囲まれた roomB は「普通」チーム。


小上りの roomR は「旅嫌い」チーム。



旅といっても様々なプロセスがあります。そこで、旅のプロセスを思いつくだけ付箋紙に書き出し、模造紙に時系列に貼って行ってもらいました。



完成した「旅のプロセス・タイムライン」を壁に張り出し、発表。旅好き度によるチーム分けの特徴が、はっきりと出た結果となりました。特徴的なものを紹介します!



「旅好き」チーム
 ・iTunesでプレイリストをつくる。
 ・ホテルの引出しのポストカードを親に送る。
 ・帰りの電車の中で写真を見てニヤニヤする。

「普通」チーム
 ・友達や親に出発の連絡をする。
 ・帰りたくないなぁ、と言う。
 ・やっぱり家が一番だよね、と言う。

「旅嫌い」チーム
 ・日常に不満を募らせる。
 ・猫の預け先を探す。
 ・帰りたくなる。




4.「金沢について」オリエンテーション



今回のコンペのプレゼンをまとめてくれる、シフトブレインの若手社員3名より、金沢についてオリエンテーション。ここでやっと観光名所や観光客のデータなど、金沢に関する情報をインプットします。



5.「アプリのテーマを決め・アイデアを出す」ワーク

「旅のプロセス・タイムライン」を見返しつつ、現状の課題やアプリの目的と成果を議論し、アイデアを出して行ってもらいました。







6. プレゼンテーション



どのチームも時間が足りない様子でしたが、なんとかまとめてプレゼンタイム。ここではアプリ名とテーマを紹介します!



「旅好き」チーム
アプリ名:金沢観光レコーディング(金レコ)・金沢四季ビューワー
テーマ:金沢への観光客はリピーターが多い。アプリによってまた金沢に訪れたいと思ってもらい、新幹線開通までの期間にインフルエンサーとなるリピーターを増やす。

「普通」チーム
アプリ名:金沢クエスト(金クエ)
テーマ:若い人が金沢に興味を持たないのは話題がないから。アプリによって話題を提供する事で、若い人達が金沢に行く理由をつくる。また、楽しみながら金沢の豊かな文化を体験できる。

「旅嫌い」チーム
アプリ名:看板娘と職人男子 MAP TOUR ~ きときと男 と いちゃきな女 ~
テーマ:金沢は旅行先の候補にすらあがらない。競合となる京都には、スポットでは負けてしまう。人を起点としたアプリによって、金沢に来てもらうだけのモチベーションを創出する。



ワークショップのアウトプットや議論をもとに、アイデア部門に3案を提出しました。
ちなみに、コンテストの結果発表は11月末の予定です!
最後に、ワークショップに参加したシフトブレイン若手社員のコメントをご紹介します!



大高(デザイナー )「旅好き」チーム
個々のアイデアを引き出すための手法が随所に設定されていて、とても楽しいワークショップになりました。特に序盤のプロセス(ストラクチャードラウンド~グループ分け~旅のプロセスを分析)が重要で、最終的なアイデアの広がりを決定するということを身を持って実感できました。

高山(ディレクター)「普通」チーム
「旅」を考えた各プログラムでは、旅好き度によってそれぞれ特徴が色濃く出てきたのが印象的でした。また、ワークショップを通して、今まで意識していなかった「旅」の魅力を見つけることができました。その魅力を軸に、自分が思ってもいなかった方向にアイデアが発展し、とても面白かったです。企画を考える前に、多方向からテーマに向かい合い、分析することの大切さを感じたワークショップでした。

及川(デザイナー)「旅嫌い」チーム
グループを分ける際に、ただ単純に分けるのではなく、テーマに対しての思考が近いもの同士で分かれたので、グループごとに考え方の差が明確に生まれ、各アイデアがどれも個性豊になったのが興味深く、とても充実したワークショップでした。



 

「365チェキ!」グランプリ・協賛企業賞 W受賞&商品化!

2012年10月03日 | 販促会議企画コンペ 「365チェキ!」

販促会議 2012年11月号にて「販促会議企画コンペティション2012」の結果が発表され。
富士フイルム様に提案した「365チェキ!」が グランプリ・協賛企業賞 W受賞&商品化 という、これ以上ない結果となりました!!





受賞者の声

初めて挑戦した本コンペティションで、このような名誉ある賞をいただき光栄に思います。
デジタルデータは非常に便利ですが、温もりも、重さも、手触りもなく、「自分の想いがどこにあるのか?」不安に駆られる事がありました。しかし、課題に向き合う中で、パソコンの中の何千枚もの画像より、自分の手の中にある1枚のチェキの方が伝わって来るものがあると、気付かせてもらいました。
365日分をキット販売するというシンプルなアイデアですが、企画を評価いただいた事を大変嬉しく思います。そして、短期間にもかかわらず製品化を実現していただいた富士フイルムさまに、心より感謝致します。
最後に、ここまで導いてくれた皆さま、そして家族、本当にありがとうございました!




企画書はこちらからご覧頂けます → 「365チェキ!」企画書公開&解説



月刊 販促会議 2012年11月号



表紙が綾波レイのエヴァ特集号。エヴァファンの皆さんにも、企画を見ていただけたら嬉しいです!



誌面では「365チェキ!」の商品化について、大きく扱っていただきました。



企画書は見開き2ページに渡って、すべてのページが掲載されています。
富士フイルム 板橋様のコメントにあるように、「細部まで非常に考え抜かれた企画であること」「自身の体験をもとにした説得力のある企画であったこと」をご評価いただいたようです。




特別企画商品「チェキmini 25 BABY BOX」(ピンク・ブルー)限定発売中!



「365チェキ!」の企画アイデアをもとに商品化された「チェキ BABY BOX」は、家電量販店や AMAZON などでご購入頂けます。出産祝いにもオススメです。数量限定につき、お早めにお買い求め下さい!
 
 

PROFILE(121001更新)

2012年10月01日 | PROFILE
 
 
 ある時は、考えることに徹します。 ある時は、感動を創造します。
 ATIEKは、プランニングとクリエイティブの力で、「想い」をカタチにします。




 タキザワケイタ / クリエイティブ・プランナー
 KEITA TAKIZAWA / CREATIVE PLANNER



 2005年 広告プランニング会社 入社
 2003年 ATIEK 設立
 2001年 建築設計事務所 入社
 2001年 千葉工業大学 工業デザイン学科 卒業(東孝光研究室)
 2000年 マンチェスター大学 短期留学(都市計画・建築設計)
 1978年 新潟県生まれ





 AWARDS


 2012年
 販促会議企画コンペティション2012[365チェキ!]
 グランプリ・協賛企業賞 W受賞&商品化(富士フイルム)

 2004年
 5th Spiral Independents Creaters Festival[Cal.Log]グランプリ

 2003年
 第3回エフィル空間コンペティション[Roof-scapes]特別優秀賞
 想いを伝える、ポストカード[BOOKMARK+POSTCARD]入選
 Tokyo Beat Music X Graphic Award 入選





 EXHIBITION


 2011年
 千葉工業大学 工学部 デザイン科学科 活動報告展(内田洋行ユビキタス協創広場 CANVAS)

 2009年
 SICF 10th Anniversaryグランプリアーティスト展00-08(スパイラル)

 2005年
 6th SICF 招待参加(スパイラル)

 2004年
 グランプリ受賞作品発表展覧会[Cal.Log@spiral](スパイラルショーケース)
 5th SICF[Cal.Log][BOOKMARK+POSTCARD](スパイラル)
 
 2003年
 想いを伝える、ポストカード(I+STYLERS)

 2001年
 MUSIC GRAPHIC Beat by RICE CD JACKET EXHIBITION(テレビ朝日umu)
 建築100人X100冊展(AD&D)





 MEDIA


 2012年
 販促会議 11月号(宣伝会議)

 2008年
 ahead Vol.67「ahead FOCUS」(レゾナンス)
 ahead Vol.68「ahead FOCUS」(レゾナンス)

 2006年
 ecocolo no.03「クリエイターのエコ引っ越し」(エスプレ)
 
 2005年
 ニューデザインパラダイス「日記帳」(フジテレビ)
 カメラ日和 vol.1:2005/WINTER「恋するカメラ」(第一プログレス)
 DMデザインDM製作基本マニュアル(グラフィック社)

 2004年
 朝日新聞 朝刊生活面 「携帯メールで日記帳」
 読売新聞「思い出、デジタル時代の保存術」
 デザインの現場 vol.21 no.135「TOPICS」 (美術出版社)
 ブレーン「ATTENTION!!」(宣伝会議)
 POPEY 692「’04デジカメ完璧ナビ」(マガジンハウス)
 月刊美術 「ホットライン」 (サン・アート)
 METROPORIS「THE AGENDA」(クリスクロス)
 SPIRAL PAPER no.101 「Art Work」(スパイラル)

 2001年
 建築系学科卒業設計優秀作品112点「DIPLOMA PROJECTS 2001」(近代建築)