DAVID ADJAYE「OUTPUT」デイヴィッド・アジャイ展

2010年08月20日 | 展覧会
赤坂での打合せ後、ちょっと早めに直帰できたので、展示をやっているさえ分からないまま、久しぶりのギャラリー間へ。(学生の頃は、ギャラ間での展覧会にはほぼすべて観に行っていたけど、18時に閉まってしまうので、社会人になってからはめったに行けないのです)



乃木坂駅に着いて、地下の出口を上がると展覧会のポスターが。DAVID ADJAYE …知らない建築家。展示の内容を知ってたら、わざわざ観に来なかっただろうからも、これもご縁。




(珍しく?)タンザニア出身の建築家デイヴィッド・アジャイ氏は、世界でもっとも注目を集める若手建築家の1人、との事。空間構成は力強く、光や素材を巧みに操り、まさに「現代建築家」といった作風。しかし、他の建築とは異なるオーラを放つ2つの作品が…



シャダ・パヴィリオン(1999、LONDON)住宅街の地域整備事業で造られた広場に設置されたシェルター。アーティストのヘナ・ナディームと共同で木漏れ日をデザインした。



スクリラ(2008、LONDON)ロンドンに建てられた仮設パビリオン。モチーフは人間の眼球。

伊東豊雄さん然り、パビリオン建築はアート・インスタレーション色が強く、創造的と言うより、むしろ刺激的。特に、シャダ・パヴィリオンのアイデアは学生の頃に3Dでスタディしたことがあったから、他人に実現されると複雑な気持ち…
屋根の厚さは、もっともっと限界まで薄くしたい所だけど、きっとこれが限界だったんだろうなぁ、と勝手に想像してみたりしながら駆け足で一周したら、閉館時間をちょっと過ぎた18時10分でした。


その後、21_21の佐藤雅彦ディレクション「“これも自分と認めざるをえない”展」へ。
ちょうど展覧会企画スタッフによるギャラリーツアーの時間だったので、参加してきました。展覧会の内容が良すぎて、もう1回観に行く予定。また改めて報告します!
 

川越の一軒家カフェ「パチャンガ」

2010年08月13日 | 日記
隠れカフェ パチャンガ へ行ってきた!
古い民家をセンス良く改装したインテリアは、ゆったりと落ち着き、いつも長居してしまいます。



手づくりメニューがカワイイイです。



料理は味が濃い目だったけど、たまにはいいかぁ
それよりも、生姜焼き丼にアレルギーで除去していたマヨネーズ(卵)がかかっていた為、申し出てみたところ、快く作り直してくれました。ありがとうございます!!


息子もソファで優雅にミルクタイム。
 

「建築はどこにあるの?」へいってきた。

2010年08月02日 | 展覧会
ササキくんお薦めの展覧会にやっと行くことができた。

大御所から将来有望な若手まで7組の建築家が、インスタレーションによって「建築」がどこにあるのかを問いかけて来るような展覧会。
インスタレーションは、屋外でその場の環境から表現が生まれてくるイメージがあったが、美術館という空間で、ピュアにインスタレーションを体感できる機会はなかなかない。もう企画自体が秀逸です。また、日本ではめずらしく写真撮影がOK。カメラのファインダー越しだと作品との関係性が変化し、また違う発見があったりして、これまた良いです。

個人的には、中山さんと菊池さんが好み。

中山さんの作品は、至る所にセンスが溢れていた。六花亭コンペしか知らないから「スケッチング」も読んでみたい。菊池さんの作品は、空間セッティングやストーリーテリングは好きだけど、自分には感じ切ることが出来ずに残念…

滞在時間は1時間程度。ひさびさに建築(空間)と真剣勝負する、ステキな時間でした。
展覧会は8/8まで、「建築」をどこに見つけたか教えてくださいね~



中村滝治「とうもろこし畑」




中山英之「草原の大きな扉」






内藤廣「赤縞」


菊池宏「ある部屋の一日」




伊東豊雄「うちのうちのうち」



 
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中山英之/スケッチング (神戸芸術工科大学レクチャーシリーズ 2-3)
中山 英之
新宿書房

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