ほじゃさぽ通信

北海道ジャパンサポートのかわら版

ほじゃさぽ通信 春号 2018

2018年03月08日 13時17分26秒 | ごあいさつ


じょっぺんかった??


「住宅ローンの借り換え」
比較・検討をしてみましたか?


相談者様から金利の固定期間がまもなく終了する「固定期間選択型」住宅ローンについて、このままのローンを継続するか、借り換えをするのが良いかの相談をお受けしました。

2018年2月の住宅ローン金利は変動金利が据え置かれる一方で、固定金利に関してはほぼ全ての金融機関が小幅ながら引き上げています。
それでも過去の住宅ローン金利と比較すると現在は空前の低金利であり、住宅ローンを借り換える方にとって絶好のタイミングであることに変わりはありません。

借り換えをする場合に固定金利型と変動金利型ではどちらを選択するかは悩ましいところですが、今後金利が上昇する事を想定すると変動金利ではなく固定で住宅ローンを組むのがセオリーです。
ただ、金利は固定金利に比べて変動金利型のほうが低く設定されており、2008年9月のリーマンショック以降、変動金利は限界とも思える低い状態が続いており、今後もこの低い金利が続けば結果的には「変動金利のほうが有利だったね」となるかもしれません。

ここはご本人の判断に委ねるしかありませんが、将来の金利変動を予測するのは困難です。

変動金利を選択して月々の返済額が増える不安を抱えて過ごすより、固定を選択して「変動金利のほうが結果的に少し有利だったが、固定金利だから安心していられた」と安定した生活設計を優先する考え方もあると思います。

実際にどれだけのメリットがでるかは金融機関のローンシュミレーションを複数集めて比較・検討することが必要です。

比較・検討の際に注意して頂きたいのは金利の低さだけで比較しないこと。

借り換えは新たなローンを組むことになるのでこれに伴う諸経費(事務手数料・抵当権設定にかかる費用や保証料等)を要し、この諸経費を加味した上での検討が必要になり、また団体信用保険に再度加入する事になるので健康状態に一定のハードルがあります。

借り換えするかどうかの結論は最後に決めればよいことですので、まずは金融機関からの資料を収集する事から始めてはいかがでしょうか。



【社会保険労務士・CFP 金子隆俊】



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