ほじゃさぽ通信

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ほじゃさぽ通信 春号2016

2016年03月08日 14時46分29秒 | いなかFPのつぶやき
いなかFPのつぶやき

【 軽自動車の保険料率が5つに分かれる? 】


損害保険各社は自動車任意保険の保険料に車種ごとの事故率を反映させる仕組みを軽自動車にも導入する方針。
軽自動車の保険料は現在のところ、軽四輪自家用車であればメーカや車種に関係なく決まるが、新たな料率は最大で2倍程度の差をつけるらしい。
自動ブレーキ搭載車の保険料を10%前後安くする制度も乗用車を含めて、2018年には導入する可能性が出てきた。

現在検討されている案では軽自動車の料率を5つ程度に分ける。
同じ年齢の人が初めて自動車保険に入る場合、車の型式によって保険料に最大2倍程度の差が出る計算。
今の軽自動車の保険料は単純な金額平均で年4万~5万円程度だが、新料率では車種により1万円前後の増減があるとの指摘がある。
販売に影響が出るとして難色を示していた軽自動車業界も自動ブレーキ割引の導入を条件として受け入れに傾いたらしい。

任意保険の保険料は運転する人の年齢や車の使い道など様々な要素の組み合わせで決まる。
事故を起こす確率や車の修理費に大きな違いがあるためだ。
事故歴に応じて契約者を20段階の等級に分け、保険料を増減させる「等級制度」もある。
無事故が一年続くと等級が上がり翌年の保険料が安くなり、逆に事故を起こすと等級が下がり保険料も高くなる。

衝突したダメージが大きくなくても高額な修理費に結びつく、軽四輪乗用車の事故が増えていること日常的に経験しており、軽四輪乗用車の自動車保険料率が統一されている事に矛盾を感じていた。
集めた保険料(収入)と支払った保険金(支出)が等しくなる「収支相等の原則」から考えると今回の検討は適切な方向と思われる。
したがって2018年以降軽四輪乗用車は車両価格や等級等の条件が全く同じでも保険料が異なってくるという事。
これは新車、中古を問わないので、保険料を抑えるためにはその車に割り付けられる料率クラスを確認して車選びをすることが必要になってきそうだ。【釧路AFP 佐藤】


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