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POP LIFEwww.wb.commufa.jp/atl-pop

春日井市の絵画教室、あとりえPOPアートスクールの教室風景や内容を中心に、アートについて広く記事にします。

報告

2014-06-02 18:29:54 | 日記



昨日、午後3時から行われました「ナカムラミオ作家活動四半世紀記念」と、恥知らずに冠した(冠してないか)レセプションには、約40名ほどがご参加くださり、その5時間後には、皆様が持ち寄ってくださったワインやビールをすべて飲み干し、無事終わりました。

こんな私のために、わざわざ貴重なお休みの日に駆けつけてくださり、本当に感謝です。

いやこれは本当に。
皆様は「ナカムラミオの絵を観ながらお話しする」という目的を持ち、時間を割き予定を組んでまで来てくださったのですから、例えお酒が目的でも本当に嬉しい限りです(・◇・)

冗談です。

向こうで私の生徒さんと、作家仲間が談笑しています。
あちらでは友人とコレクターさんが楽しそうに乾杯。
別の講座の生徒さんどうしの親睦も見えます。
隣りでは、久しぶりのギャラリーオーナーと、お世話になっているJさんご夫妻が再会を喜び合い、その向こうでは絵を前に好き勝手話している旧友の姿が…。

贅沢で素晴らしい時間でした。
絵を教えることを生業としながら、長い間絵を描き発表してきた中で、色々な人と関わりができました。
遅々とした歩みながらも、私なりに成長を実感できるのは、この関わりがあってこそです。

ここまで出会いを喜びました。助けてもらいました。助けたいと思っています。
どうしたら伝わるか悩み、伝えようとし、伝わらなかったことに反省や後悔を繰り返し、やり過ごし、忘れました。
傷つけもしたでしょう。
恋愛もありましたし、喧嘩も別れもありました。
結局繋がりがなくなった人もいます。
そんな中で絵を描いてきたのです。
関わりが私を作ってきたのですから、関わりが絵に塗り込まれているのは当然です。

そんなことを思いながら、会場に集ってくださった方の顔をシミジミ眺めました。
その向こうに、来れなくても応援してくださる方々が見えます。
私にしかわからないことですが、だからこそ贅沢なこの時間を、噛み締めるように過ごす………

はずでしたが、寄ってきて乾杯!寄っていき乾杯!寄ってこなくても行かなくても乾杯!
酔っても乾杯!
なわけですから、感傷的になったのはわずかの時間。
よって始まって間もなく立派な酔っ払いが出来上がったわけです。
f^_^;

新しい出会いがあったでしょうか?
刺激があったでしょうか?
リセットでき、リフレッシュできたらいいなぁ。

そんなことを思えるようになったのは、二日酔いが治まってきた証。
レセプションが終わり、その足で円頓寺商店街の怪しいロックバーテラゾへ。そこから今池の中華料理屋さんに行って…
東山の友人宅に泊めてもらい朝帰りするも、大きなトラブルもなく、ミッドナイトランブリングマンになることもなく、現在は爽やかに過ごしております。

最後に。
レセプションの中で、作品が1点売れました。万歳!(写真作品)
ご自身も他県でギャラリーを営まれているコレクターさんです。
様々な作品を前に、非常に誉めて頂き、多分3センチばかり浮いていたと思います。
ありがとうございました。
応援を糧に、これからも精進していきます。

さて。
レセプションは終わりましたが、まだまだ展覧会は続きます。
今週は本日月曜日以外にも、明日第一火曜は定休日になりますから、お間違えないようにしてください。

おかげさまで好評頂いています今回、もっとたくさんの方々とお会いし、お話しができたら嬉しいです。
今やりたいことが出来ています。
是非とも皆様、ギャラリー+カフェ:ブランカでナカムラミオ「宇宙のかけら」をご覧くださいませ。
宜しくお願いします。
m(_ _)m

告知

2014-05-31 20:57:50 | 日記
31日とはいえ、今日はまだ5月です。 なのにこの暑さはなんでしょ?
車についている外気温度計は33度(午後2時)
異常気象だ温暖化だと叫ばれてもう何年になりますか。
いつしか日本は、四季おりおりを楽しむ温暖な国ではない、亜熱帯の定義を覆すネオ亜熱帯、異常が異常ではない国になったのだと、毎年思うようにしているのですが、毎年やっぱり「異常気象だ!」と騒いでしまいます。

いい加減におぼえなはれ。

はい。
何月だろうが暑いもんは暑いですね。
亜熱帯だろうがどうだろうが、暑けりゃビールが美味い!

そんな時…
名古屋市中区丸の内「ギャラリー+カフェ:ブランカ」で、ナカムラミオ「宇宙のかけら」のレセプションが行われます。

作品を見ながらワインにビール、ザックばらんに楽しい時間を一緒にすごしませんか?

当然参加は無料ですし自由です。
こんなに敷居の低いレセプションはありません(笑)

明日、暇でやることがなければ、是非とも皆様、ギャラリー+カフェ:ブランカまで、遊びにきてくださいませ。

心よりお待ちしておりますm(_ _)m

画家、吉本作次という人

2014-05-26 13:42:59 | 日記
吉本作次さん。
名古屋芸大の大先輩ですから(7才上)当然名前は存じ上げていました。
このあたりでは特に有名ですし(このあたり、は余計ですね)名古屋唯一のコマーシャルギャラリー、ケンジタキギャラリーでも活躍されています。
吉本作次さんは、名古屋芸大の教授でもありますが、やはり画家として、大変魅力的な方でした―。


昨日、織部亭に鳥居さんと作品展を観に行きました。
そこで吉本作次さんご夫妻と偶然会い、オーナーの大島誠二さんを囲んで、鳥居さんと4人で長時間楽しく談笑することができたのです。

お酒も飲まずに、これだけ楽しくお話しをし、腹を抱えて笑ったのは久しぶりでした。
骨で笑った。

吉本さんは、話すことが上手いです。
いや、上手いだけじゃなく、お好きなんでしょう。
ずっと我々を虜にし、楽しませてくださりました。
強引でも、押し付けでもなく、とにかく話したいことを楽しく話される。
恐らく導かれるまま閃きを語られますが、それは今必要だから導かれるのでしょう。
ですからそこには、キチンと組み立てが出来、聞き手をぐいぐい引きつけながら、少しずつ「吉本ワールド」に、引き込んでいきます。

この時間の中で、とても感じ入ったのは、吉本さんが「自身のマイナス要素」をまず話して下さるところです。

著名な画家が偉いわけではない。
一人の芸術家、ナイーブで傷つきやすい一人の芸術家は、大学という学術研究、教育における最高機関の先生でありながら、微塵もおごり高ぶることない普通の人であると同時に、我々と近くにある芸術家でした。

嘘がつけない故の苦労から、愛する星占い、奥様との珍道中、法律家を目指す個性的な息子さんや、学生たちとの交わり、お蕎麦屋さんになった美大時代の友人の話…
こう列べるとなんとも纏まりのない話が、吉本節にかかれば、席亭大島さんを交えた、一席の上質な新作落語を聞いたような後味です。
1分に一度は笑い、トイレも我慢しました。

やっぱり「人間味」なんだなぁと思いました。
人間が絵を描く。絵を描いて人間ができる。
悩み苦しみ、自分を知りながら、絡まりながら、絵描きが出来、人間が出来ていく。

そのままなんです。
作ろうと思っても、それ自体がそのままの自分なんです結局は…。

私はどちらかといえば、本性を隠したがります。良い人に思われたいし、もっと強いとどこかで信じています。

しかし、吉本作次という画家は、赤裸々に自分を語ります。
自分の弱点を受け入れる所から始めています。
ぬるくて緩くて柔らかい方でした。
愛すべき笑顔の方でしたが…話しながらご自身をすり減らしているようにも見えました。
でも、それが吉本作次という人間なんだろうと理解しました。

絵を描こうが描くまいが関係なく、いや、むしろそんなことはどうでもよくて、誰でも人間は、もっと人間であることの存在を濃くしていかなければいけないと思いました。

表面的繋がりにばかり捕らわれて、他人の目に、意見に縛られ左右され、自分なくへらへら笑い、装うことが全てのべらべらサラサラうすうすの人間でいいのかな?と自分を省みました。

吉本さんは、そんな話は一言もしませんでした。
どちらかといえば、どうでもいい話の中で、自分を媒体に、人間について感じさせてくださったのでした。

魅力的な人でした。
いっぺんに好きになりました。
きっと鳥居さんもそうじゃないか?と思います。

またいつか、お話しできる機会があれば嬉しいなぁ、と、心から思いました。



思いつくままダラダラ並べてしまいましたが、今日は搬入でした。

まだまだ魅力に欠ける私ですが、今できる全てを出し切ることができました。

ご報告はのちほど。



※吉本先生。
名前も隠さずごめんなさい。
楽しい時間を有難うございました。

踊った理由

2014-05-24 09:58:24 | 日記
朋さんの作品「dance」が落ち着きました。

唯一飾ってありました自分の作品が押し出され、そこにテツコフさん作品が移動。
テツコフさん作品があった場所にdance。

結局こうなりました。
トザキさんの隣で小平さんの上。
「いつかかなう(七輪焼成のオブジェ)」の右隣りで「スモーキーバード(やきもののキセル)」の上。


この一角には物語があります。

「いつか叶うと夢見た禁煙に成功して踊る女装した男」

この踊り具合は男なんですが、私ではありません。


満足(^_^)v

注)物語は毎日変わります。が、どのみち大した話ではござらん。



※作家の皆様。
くだらない妄想をお許し下さい。m(_ _)m

dance!きたっ!!!

2014-05-22 18:39:14 | 日記

森田朋さんの版画「dance」が手元に届きました!
朋さんの作品は2点目です。

トザキさんの右上、テツコフさんの左に。
水野さんの写真の左下もよいかもしれません。
いや、北村さんのミランダがある壁のどこかでもいいし、大口さんの小作品とも相性がよさそうだ。
鳥居さんや、横井さん、西村さんの作品とは合わないな…
なんて考えている時が一番楽しい。
もちろん飾ったらつまらない、という意味ではありません。

私にとって、たくさんのアート作品に囲まれた部屋にいることは、最も贅沢な時間です。
そこで制作をすることは、刺激的でもあるのです。

高い服や格好いい車はいりません。
素敵なお店でランチもしません。
そりゃお酒も飲みますし、好きな音楽も買いますが、飲み屋もライブもなるべく我慢します。

そんなささやかな楽しみを与えてくれるアーティストの皆様に感謝します。

私もそんな作品作りを目指そう。
o(^-^)o