あたびん♪の蛙な生活

大好きな『蛙』と『音楽』のある楽しい生活が目標デス。

『でいごの花の下に/池永 陽』

2006年12月25日 | Book
【プロのカメラマンだった男は姿を消した。
死をほのめかすメモと、使いきりカメラを残して。
フリーライターの燿子は、恋人の故郷である沖縄へ。
どこまでも青い空と海、太陽と風につつまれて、愛した男を追い、その過去を知ってしまう…。
戦後六〇年、沖縄に咲いた切ない純白のラブストーリー。】


昨日読んだ1冊です。
年末年始のお休み、今年は新潟で過ごすことになりそうなので、昨日図書館に行ってたくさん借りて来た中の1冊。

この作家さんの本自体が初めて。何気なく借りてみたんですけど。
面白かった。

沖縄。多くのTHE BOOMのファンにとって特別な場所。
その悲しい歴史や重い事実について、ある程度の知識はあったつもりでした。
それでもやはり、現地の方の言葉は重いものでした。
これは小説ですから、あくまでも物語なんですが、多分語られる歴史的な部分は本当にあった事なんだと思います。

沖縄の人にとってのアメリカ人・日本人(本土の、ヤマト人)・そしてアメリカ人と沖縄人との間に生まれた子供。その複雑な意識までは考えが及びませんでした。
正直、かなりショックな事もたくさんでした。

>沖縄に咲いた切ない純白のラブストーリー。
ってのは、どうかな、と思いますが。
でも読み始めたら止まらなくて、一気に読んでしまいました。
そして最後は涙がじんわり。号泣ではなく。
悲しいし、重い内容も含む物語ではあったけど、でも希望的は終わり方なのが、とても私の好みにぴったりで、読後感は良かったデス。

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7 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おすすめ (こっこ)
2006-12-26 07:37:03
の本って嬉しいです^ ^
次回図書館に行った時借りてこようかな。
表紙を見てすぐTHE BOOMの曲が頭から離れなくなってしまいました(笑)

しかしこのコメント欄の壁紙可愛い。。
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でいごぉ~の花が咲きぃ~♪ (あたびん♪)
2006-12-26 09:30:45
☆こっこさん
そう、THE BOOMのファンならずとも、島唄が聴こえて来てしまうタイトルだよね!
初めはね、ミステリーっぽい恋愛小説?とか思ったんだけど、沖縄の歴史にしっかりと触れた部分もあり、なかなか面白いお話でした。
もし読んだら感想きかせてくださいね~♪

>しかしこのコメント欄の壁紙可愛い。。
そう?うれしいなぁ~(#^.^#)
クリスマスも終わったので、和風にしてみました♪
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ふむふむ (リーフ)
2006-12-26 13:48:07
沖縄って、独自の文化のある興味深い土地ですよね。
なんだか読みたくなる1冊です

コメントのこのページ、かわいい!!
和風なのが素敵

お勧めの本情報、本当に嬉しいです。
こっそり購入して、ふむふむなんて読んでしまいます。

あ、おたまちゃんはサンタさんから
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続きです(^-^;) (リーフ)
2006-12-26 13:51:30
すみません、送信してしまいました

おたまちゃんはサンタさんからは貰えました?

友人の3歳の男の子にリクエストして貰ったら
「お餅」「餃子」と続き「サンタさん!」と聞き
笑ってしまいました(笑)
サンタさんを所有したら、プレゼント貰い放題ですよね(爆) 頭がいい~!

メリクリでした
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サンタ。。。 (あたびん♪)
2006-12-26 15:20:38
☆リーフさん
オタマの年齢ってサンタ、微妙デス。。。
昨年から卒業しましたが、本人、まだ存在は否定しきれていないみたいなので、適当に誤魔化しています
ババサンタから軍資金が届いたので、母サンタが付き合ってあちこち探してブーツを購入しました。
これが、今時の6年生はこんなの履くの?と言いたくなるようなナマイキ~な代物で。ま、本人が納得しないと意味ないので母もかなり譲歩しました
サンタのプレゼント・・・・・我が家にも欲しいなぁ~
物欲は尽きない、困った性分です
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私も。 (ms)
2006-12-27 00:28:39
島唄が想い浮かびました。
読んでみたいです。
なんだかとっても。

沖縄が舞台の小説。
興味あります~
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ウチナー。 (あたびん♪)
2006-12-29 10:05:29
☆msさん
島唄はファンならずとも沖縄とセットになって浮かんでくる曲になっているんですね♪
このお話しは、それほど堅苦しいものではないんですけど、でもしっかりと沖縄の歴史にもふれられていて、なかなか面白かったです。
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