メイドさんたちの献身的な働きなくして、貴族たちの日常生活は成り立たない。 . . . 本文を読む
ジャルジェ家で働くメイドさんたちは、将軍夫妻やオスカルと固い信頼関係を結び、日本式に「ご恩と奉公」をしっかり全うしている…そんなイメージをお持ちのファンも多いのでは?私もその一人。 . . . 本文を読む
2年前に出版された絵本「ル・ルーとばあやのケーキ」には、ジャルジェ家の朝食シーンが描かれている。朝はいつも将軍・夫人・オスカルが揃っていただく。客人があれば家族と同席することもある。そしてばあやとアンドレらが給仕をする。 . . . 本文を読む
今さら言うまでもないけれど、「ベルばら」の面白さの1つに、ノンフィクションとフィクションの見事な融合が挙げられる。アントワネットやフェルゼンなど実在した人物に、オスカルやアンドレなど架空の人物がごく自然に絡み、壮大なストーリーを展開。しかもまったく違和感がない。多くの熱心な読者は、オスカルもアンドレもまるで実際に存在したかのように感じているはず。 . . . 本文を読む
大河ドラマ「真田丸」の評判がいい。NHKの大河ドラマが打ち切られる話を聞いたことがない。過去にいろんな俳優が、異なる脚本で織田信長・徳川家康・豊臣秀吉・坂本竜馬らを演じているが、視聴者から「もう飽きた。」の声が上がってこない。歴史物は時代とか流行に左右されることなく、多くの人に受け入れられるのだと思う。ヨーロッパでも同様に、歴史ドラマが今も作られている。フランスで制作された「Louis XVI, the Man Who Didn’t Want to Be King (2011) ルイ16世、王になりたくなかった男」は、フランスのみならずフィンランドやノルウェーなどでも放送された。 . . . 本文を読む