カナダの首都オタワにあるナショナル・ギャラリーで、現在「ル・ブラン夫人展」が開催中。
より詳しい情報を知りたい方は、次をクリックしてください。ナショナル・ギャラリーの公式サイト(英語版)です。
http://www.gallery.ca/vigeelebrun/en/
↓ バナーが飾られている。特別展は今年の9月11日まで。ロココやアントワネット関連のイベントは、欧米各国でも関心が高いのかもしれない。
↓ 今回出展されている主な作品。ポスターに使われているばらの花を持つアントワネット。
↓ 自画像。
↓ 夫人の一人娘ジャン・ジュリーの若いころ。
↓ ロシアのアンナ・イワノヴァ伯爵夫人。ウエストの位置が高く、サラッとしたモスリン生地のドレスは、当時の最新流行だった。夫人はこの絵が世に出てから「白の女王」と呼ばれた。
日本でもまた「ル・ブラン夫人展」を開催して頂けると嬉しい。
読んでくださり、どうもありがとうございます。
ルブランの絵が年代ごとに飾られていましたが、フランス革命後の絵はなんとなくオーラがなくなってしまったような…。やはりアントワネットを描いている頃が一番輝いていたのかなと思いました
みちよさまは、NYで「ル・ブラン夫人展」をご覧になったのですね。羨ましいです。
>フランス革命後の絵はなんとなくオーラがなくなってしまったような…。やはりアントワネットを描いている頃が一番輝いていたのかな
ル・ブラン夫人は平民の出でありますが、アントワネットととても気が合っていたようです。妊娠中のル・ブラン夫人が床に落としてしまった絵の具を、アントワネットが膝をついて拾ったエピソードが残っていますし、「ベルばら」でも描かれています。画家とモデルを越えた信頼関係が、二人の間に築かれていたでしょうね。もしフランス革命がなく、アントワネットが天寿を全うしていれば、ル・ブラン夫人はずっと王妃の生涯を描き続けていったはず。ああ、見てみたかったなあ。