
「オルフェウスの窓」の原画を見たのは初めて。このブログのタイトルは「Vばら」ですが、今回は「オル窓」について書かせてください。
「オル窓」は読んだけれど、登場人物が次々と(不慮の死で)亡くなり、ヒロインのユリウスの最期もちょっと----で、「ベルばら」ほど思い入れは深くない。けれど絵が美しい。今回展示されているのは次の場面。(「ベルばら」ほど読み込んでいないので、説明がうまくできずすみません。また記憶違いがあったら申し訳ありません。)「オル窓」はウィーン編以降は月間セブンティーンに連載されたので、すべてレーゲンスブルク編から。
カラーイラスト 全6点
・MC1巻の表紙絵 つぼみのばらを1輪持ち、赤いブラウス姿のユリウス
・「オル窓大事典」の表紙絵
・MC3巻の表紙絵 ランプのそばで、赤い表紙の本を持ち、顔を右に傾けるユリウス
・MC5巻の表紙絵 ロシアの白い民族衣装を着たクラウスが、薄茶のガウンを着たユリウスを後ろから優しく抱いている
・赤いばらがたくさん咲き乱れる絵を背景に、左手を立てて、右手の指を、左の指に突き刺すようなポーズをとり、ゆったりと微笑む、薄緑色の髪のユリウス チョーカーが個性的
・不確かなのですが、MC2巻の表紙絵だったような---。これは自信がありません。
私たちは普段、光沢のあるツルツルした紙に印刷された絵を見慣れている。けれどカラー原画で池田先生が使用しているのは、スケッチブックなどに使われている表面がざらっとした感じの紙。そして水彩絵の具だろうか?紙と絵の具の醸し出す、絶妙な優しいハーモニーのような淡い色合いや滲みが何とも言えない。これを印刷で再現するのはなかなか難しい。一枚一枚の原画がまるで芸術作品のよう。「ベルばら」よりもやや大人テイストな感じが、「オル窓」の絵から漂ってくる。「オル窓」の画集を出版していただけたらありがたい。
本編からは6枚、展示されている。
・イザークが「本当だよ。きみはとてもきれいだ。女の子かと思って一瞬息を飲んだ。」とユリウスに言う場面
・ぼくは女の子
・イザークの演奏シーン あさみどりの この大いなる空間のただ一 点に-----
・ジャンピングキスが3ページ
これが素晴らしく美しい!特に3ページ目のクラウスとユリウスの顔をアップにしてのキスシーンは見事!
・「クラウスのバイオリンだ。」とバイオリンに頬ずりするユリウス
・フリデリーケ「す--き-- おにいさん」
どの絵も本当にキラキラしている。ウィーン編とロシア編がないのが残念。来年は「オル窓」連載開始40年の年でもある。ぜひ「オル窓」原画展を開催していただきたい。
「オル窓」のイラストがあまりにもきれいだったので、ポストカードとA4ファイルを購入。


読んでくださり、ありがとうございます。
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