グラン・トリアノンは、1670年、ルイ14世が宮廷の目を逃れ、モンテスパン夫人と会う隠れ家として建造されたもの。しかしこれを隠れ家と呼ぶには、あまりにも堂々としている。「ばら色の大理石と、斑岩でできた小さな宮殿と庭園」は、のちにナポレオンも妻マリー=ルイーズと共に何度も滞在した。
ばら色の大理石の柱があまりにも見事で、ここのテラスに立っていると、オスカルが求婚者を集めたパーティーを開いた時、ジェローデルのくちづけを受け、自分が本当に求めているのは誰なのかがわかり、体の疼き、火照りを鎮めようと、大理石に体をもたれた場面が思い浮かぶ。夏の午後、ばら色の大理石に触れてみる。ひんやりしている。火照りを鎮めるにはもってこいの石。ヨーロッパにはこんな美しい石があるんだなぁ。そしてその石を利用して、素晴らしい建築物を造る人がいる。
オスカルとアンドレも、アントワネットを警護するため、このテラスを何度も行き来しただろうか?ばら色の柱にもたれて語り合ったこともあっただろうか?
室内装飾は、とてもシンプルで落ち着いている。今もなお正確に時を刻む時計に感動。自然光がたくさん差し込み、気持ちよい。日々生活するなら、グラン・トリアノンや、プチ・トリアノンのほうが落ち着く。たださすがに歩き疲れて、だんだんとどれが何の部屋だったか、ちゃんと記憶していないのが残念。ヴェルサイユ宮殿は2日かけて、じっくり見学したほうがいいかもしれない。けれど本館のあの人ごみは疲れてしまう。
読んでくださり、ありがとうございます。
ばら色の大理石の柱があまりにも見事で、ここのテラスに立っていると、オスカルが求婚者を集めたパーティーを開いた時、ジェローデルのくちづけを受け、自分が本当に求めているのは誰なのかがわかり、体の疼き、火照りを鎮めようと、大理石に体をもたれた場面が思い浮かぶ。夏の午後、ばら色の大理石に触れてみる。ひんやりしている。火照りを鎮めるにはもってこいの石。ヨーロッパにはこんな美しい石があるんだなぁ。そしてその石を利用して、素晴らしい建築物を造る人がいる。
オスカルとアンドレも、アントワネットを警護するため、このテラスを何度も行き来しただろうか?ばら色の柱にもたれて語り合ったこともあっただろうか?
室内装飾は、とてもシンプルで落ち着いている。今もなお正確に時を刻む時計に感動。自然光がたくさん差し込み、気持ちよい。日々生活するなら、グラン・トリアノンや、プチ・トリアノンのほうが落ち着く。たださすがに歩き疲れて、だんだんとどれが何の部屋だったか、ちゃんと記憶していないのが残念。ヴェルサイユ宮殿は2日かけて、じっくり見学したほうがいいかもしれない。けれど本館のあの人ごみは疲れてしまう。
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