Vばら 

ある少女漫画を元に、エッセーと創作を書きました。原作者様および出版社とは一切関係はありません。

迎賓館・赤坂離宮参観 (2)

2016-05-06 00:00:38 | つぶやき

 前庭正面…中央にレッドカーペットが敷かれ、ブラスバンドが国歌を演奏する中、にこやかに笑みを浮かべながら海外からの賓客と皇族が歩む姿を、テレビや写真で見た人は多いだろう。

↓ セレモニーがある時は、この中央にレッドカーペットが敷かれる。グレーの石畳と赤いカーペットは鮮やかなコントラストを生みそう。

↓ 少しずつ本館に近づいていくと…

↓ 迎賓館はネオ・バロック様式の洋風建築であるけれど、ところどころ和のテイストも取り入れられている。例えばこの装飾は鎧兜を身につけた武者?本館内にも天井に日本の武者を描いた部屋があった。

↓ 正面の車寄せには3枚の美しいガラス扉がある。

↓ 中央の扉の上部には、菊花紋章が飾られている。ということは…これは予想だけれど、中央扉を通って建物に出入りできるのは、天皇陛下と皇太子殿下のみかな?(残念ながらこの扉に関する解説がなかったので、あくまでも私の推測ですが。)

↓ 左右2つの扉には菊花紋章が付いていないので、他の皇族や賓客はこちらを通るのだろうか?3つの扉すべてに桐紋が付いているのを見ると、もともとここは天皇家のために建てられたことが伺える。

 さてそろそろ本館見学の時間が近づいてきた。集合場所である「西門」に移動する。学習院初等科を右手に見ながら、指定された時刻の15分前に受付に到着。

↓ 学習院初等科

↓ 西門 ここで参観証を見せ中に入る。さあ、いよいよあの内部に行けるのだとわくわくしたのだけど…

 門を入ってみたら、まるでディズニーリゾートのように、人々がくねくねしながら長蛇の列を作っている。テントが1つしかないため、ほとんどの人は直射日光にさらされながら、大人しく待っている。「あれっ?ちゃんと見学時間が指定されているのに、どうして待たされるの?」空港にあるような金属探知機が1台しかないため、手荷物検査待ちの人々がずら~っと並ぶことになってしまった。これではせっかく時間を区切って入場制限している意味がないのでは?本当なら午後2時に入れるはずが40分待たされ、手荷物検査を終え自動券売機で入場券を買えたのは、午後2時40分だった。これからどんどん気温が上がる。待っている間に熱中症で倒れる人が出てくるかもしれない。参観をする人はくれぐれも暑さ対策を講じておいたほうがいいです、本当に。荷物検査場のそばに自販機が1台あり、待ちくたびれた人たちが次々と飲み物を買っていた。

↓ あら、地味な入場券。特に迎賓館に関するチラシやパンフレット等は配布されない。

 入場券を手にして、いよいよ本館入口に向かう。券売機のそばにトイレがある。本館内には基本的に参観者向けのトイレはないので、入館前にここでトイレを済ませておくほうがいいかもしれない。

 ここで一度、閉じます。読んでくださり、ありがとうございます。



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