ワカモノの現状班の議事録です。
メンバーのみなさん、足りない部分や誤りがありましたら、補足・訂正などお願いします。
メンバー:シバタさん、ハラダ(書記)、クリスティーナさん、タカキさん、ムラタさん、イトウさん、カジさん、途中からニシイさん。
◆出て行く若者は多いが、入ってくる若者はほとんどいない。
・なぜ来ない?ステキな場所は多いのに。
⇒ 都会生まれだと、田舎に縁がない。
田舎の人は排他的な方が多く、話が聞きたくても聞けないことも。
かなりラッキーな出会いでもないとムリ。都会のように、情報の窓口がない。
⇒ キーマンは必要。役所に聞きに行くとかだけでは、なかなか情報が集まらない。
でも、今の若者はそういうの(キーマンを探すの)は苦手。インターネットとかは得意だけど。
⇒ リスクを考えなければ、友達と「里山いいよね」って話をすることもある。
でも、遊びに行くのと暮らすのは、やっぱり違う。
・出て行ったのは何故?
⇒ 2次産業が発達してきた時期に、牛やら豚やらを飼っていた人たちが、安定して稼ぐために出て行った。
出て行った先で嫁をもらうと、嫁は田舎には帰りたがらない。
また、子どもが生まれると学校のこともあるので余計に帰ってこなくなる。
⇒ 高嶺下では、受け入れを始めてから、Uターンで帰ってきた者もいる(3人)。
名古屋まで1時間弱で行けるから。母屋の隣に、別棟を建てて住んでいる。
・帰ってくる人は、なぜ帰ってくるのか?
⇒ すぐ住める場所があれば、若者は入ってくる。足助は、豊田自動車も近いので。
⇒ (受け入れに関わる諸々のことを)業者に任せきりにしちゃダメ。
よその人たちを受け入れる時は、地域の人たちが徹底的に話し合うことが大事。
中の人の、誰かが引っ張っていかないと受け入れはできない。引っ張っていく人は、責任を取る覚悟も必要。
「1人くらい、バカモノがいたっていいじゃないか。バカモノの周りにワカモノが集まってくるんだ。」
・入ってくる人たちは、どんな人たちなんだろう?
⇒ (高嶺下の場合)最高齢で58歳。あとは、30代が一番多くて、20代も何人か。
入ってきた人の連れてきた子どもが7人ほど。入ってきたのは、既婚者ばかり。
◆田舎暮らしと、若者。
・「結婚」とか「女性」っていうのは、(若者にとっての田舎暮らしの)キーワードかもしれない?
⇒ 都会の女の子を田舎に連れていこうっていうのは、大変。
もちろん、田舎暮らしに興味のある女の子もいるけれど。ちなみに、そんな女の子の7~8割はベジタリアン。
⇒ 結婚前、子育て前に、食に気をつけている女性は少ない。
田舎暮らしに理解のある人でも、例えばカモを捌いているのを見てぎょっとしている。
「生き物が生きていくには、別の生き物の命をいただいているはず。
それを、自分が見ているところでやっているかどうかの違いなだけ。
見ていないからといってそれは、お金でごまかしているだけで、やってないことにはならない。」
「お金が要る暮らしに切り替えちゃったから、そうなったんだよね。」
◆田舎に住むことの不便さについて。
・田舎で暮らしていくことの、何が不安なのか?
⇒ 車がないと、買い物に行けないこと。
⇒ まあ、それはすぐ慣れる(笑)。
・インターネットが使えないんじゃないか、という不安がある。
⇒ 1~2年住むだけ、という人にとっては、ハードルが高いかも。初期設備費用だけでも、15万位かかる。
⇒ 生きていくために(娯楽としての)インターネットは不要。
⇒ 買い物したりするのには必要です!!
⇒ 足助にはフリースポットがたくさんある。ちょっと繋ぐだけなら、そういった場所を利用するのも手。
◆足助という場所。
・足助は愛知の中心である!!
⇒ 足助は、名古屋へも豊田へも1時間で着く。
名古屋より、(愛知県全体の位置的にも)よっぽど中心にある。
エコでおしゃれな21世紀的な生活は、きっとここにある。そんな気がする。
◆今と昔。
・昔は結の心があった。お隣さんが病気で倒れたら、向こう3軒総出で畑仕事を手伝うとか。
高い機械なんかも、みんなでお金を出し合って買っていた。
⇒ 工場に人が出て行くようになって、農作業を土日で一気にやるようになってから、そういう心もなくなった。
共有しているものは、自分の都合だけで使えないが、皆使いたいのは土日の休みばかり。
そういうのがわずらわしくなって、小さな田んぼしかもっていなくても、機械を個々で買うようになった。
お金がかかるのに儲からないから、どんどん農業から人が減っていった。
楽しんで作る、じゃなくて、作らなきゃいかん、と思うから続かない。
・過疎で困っている、と皆口を揃えて言うが、受け入れる態度や姿勢をとっている人はほとんどいない。
⇒ 狭い社会で、限られたコミュニケーションの中で生きてきた人たちにとっては大変かもしれない。
しかし、若い人がいないことを問題だと認識しているなら、放っておいていいことではない。
立ち行かなくなるまでそのままの姿勢でいるのか、大変でも自分たちから変わっていくのか。
選択する時が来ているのではないか。
・元々は、親が田舎で暮らすことに興味があって、調べ始めた。
都会暮らしの親は、田舎暮らしに幻想を抱いていたようで、知れば知るほどちょっと引き気味。
元々さして興味のなかった自分の方が、今は楽しんでやっている。(Byシバタさん)
⇒ 若者の方が、(価値観や生活のスタイルを)変えていきやすい。
年をとってからでは、生活を変えるのも大変だし、何より自分を変えれないとハマれない。
メンバーのみなさん、足りない部分や誤りがありましたら、補足・訂正などお願いします。
メンバー:シバタさん、ハラダ(書記)、クリスティーナさん、タカキさん、ムラタさん、イトウさん、カジさん、途中からニシイさん。
◆出て行く若者は多いが、入ってくる若者はほとんどいない。
・なぜ来ない?ステキな場所は多いのに。
⇒ 都会生まれだと、田舎に縁がない。
田舎の人は排他的な方が多く、話が聞きたくても聞けないことも。
かなりラッキーな出会いでもないとムリ。都会のように、情報の窓口がない。
⇒ キーマンは必要。役所に聞きに行くとかだけでは、なかなか情報が集まらない。
でも、今の若者はそういうの(キーマンを探すの)は苦手。インターネットとかは得意だけど。
⇒ リスクを考えなければ、友達と「里山いいよね」って話をすることもある。
でも、遊びに行くのと暮らすのは、やっぱり違う。
・出て行ったのは何故?
⇒ 2次産業が発達してきた時期に、牛やら豚やらを飼っていた人たちが、安定して稼ぐために出て行った。
出て行った先で嫁をもらうと、嫁は田舎には帰りたがらない。
また、子どもが生まれると学校のこともあるので余計に帰ってこなくなる。
⇒ 高嶺下では、受け入れを始めてから、Uターンで帰ってきた者もいる(3人)。
名古屋まで1時間弱で行けるから。母屋の隣に、別棟を建てて住んでいる。
・帰ってくる人は、なぜ帰ってくるのか?
⇒ すぐ住める場所があれば、若者は入ってくる。足助は、豊田自動車も近いので。
⇒ (受け入れに関わる諸々のことを)業者に任せきりにしちゃダメ。
よその人たちを受け入れる時は、地域の人たちが徹底的に話し合うことが大事。
中の人の、誰かが引っ張っていかないと受け入れはできない。引っ張っていく人は、責任を取る覚悟も必要。
「1人くらい、バカモノがいたっていいじゃないか。バカモノの周りにワカモノが集まってくるんだ。」
・入ってくる人たちは、どんな人たちなんだろう?
⇒ (高嶺下の場合)最高齢で58歳。あとは、30代が一番多くて、20代も何人か。
入ってきた人の連れてきた子どもが7人ほど。入ってきたのは、既婚者ばかり。
◆田舎暮らしと、若者。
・「結婚」とか「女性」っていうのは、(若者にとっての田舎暮らしの)キーワードかもしれない?
⇒ 都会の女の子を田舎に連れていこうっていうのは、大変。
もちろん、田舎暮らしに興味のある女の子もいるけれど。ちなみに、そんな女の子の7~8割はベジタリアン。
⇒ 結婚前、子育て前に、食に気をつけている女性は少ない。
田舎暮らしに理解のある人でも、例えばカモを捌いているのを見てぎょっとしている。
「生き物が生きていくには、別の生き物の命をいただいているはず。
それを、自分が見ているところでやっているかどうかの違いなだけ。
見ていないからといってそれは、お金でごまかしているだけで、やってないことにはならない。」
「お金が要る暮らしに切り替えちゃったから、そうなったんだよね。」
◆田舎に住むことの不便さについて。
・田舎で暮らしていくことの、何が不安なのか?
⇒ 車がないと、買い物に行けないこと。
⇒ まあ、それはすぐ慣れる(笑)。
・インターネットが使えないんじゃないか、という不安がある。
⇒ 1~2年住むだけ、という人にとっては、ハードルが高いかも。初期設備費用だけでも、15万位かかる。
⇒ 生きていくために(娯楽としての)インターネットは不要。
⇒ 買い物したりするのには必要です!!
⇒ 足助にはフリースポットがたくさんある。ちょっと繋ぐだけなら、そういった場所を利用するのも手。
◆足助という場所。
・足助は愛知の中心である!!
⇒ 足助は、名古屋へも豊田へも1時間で着く。
名古屋より、(愛知県全体の位置的にも)よっぽど中心にある。
エコでおしゃれな21世紀的な生活は、きっとここにある。そんな気がする。
◆今と昔。
・昔は結の心があった。お隣さんが病気で倒れたら、向こう3軒総出で畑仕事を手伝うとか。
高い機械なんかも、みんなでお金を出し合って買っていた。
⇒ 工場に人が出て行くようになって、農作業を土日で一気にやるようになってから、そういう心もなくなった。
共有しているものは、自分の都合だけで使えないが、皆使いたいのは土日の休みばかり。
そういうのがわずらわしくなって、小さな田んぼしかもっていなくても、機械を個々で買うようになった。
お金がかかるのに儲からないから、どんどん農業から人が減っていった。
楽しんで作る、じゃなくて、作らなきゃいかん、と思うから続かない。
・過疎で困っている、と皆口を揃えて言うが、受け入れる態度や姿勢をとっている人はほとんどいない。
⇒ 狭い社会で、限られたコミュニケーションの中で生きてきた人たちにとっては大変かもしれない。
しかし、若い人がいないことを問題だと認識しているなら、放っておいていいことではない。
立ち行かなくなるまでそのままの姿勢でいるのか、大変でも自分たちから変わっていくのか。
選択する時が来ているのではないか。
・元々は、親が田舎で暮らすことに興味があって、調べ始めた。
都会暮らしの親は、田舎暮らしに幻想を抱いていたようで、知れば知るほどちょっと引き気味。
元々さして興味のなかった自分の方が、今は楽しんでやっている。(Byシバタさん)
⇒ 若者の方が、(価値観や生活のスタイルを)変えていきやすい。
年をとってからでは、生活を変えるのも大変だし、何より自分を変えれないとハマれない。
会場全体が、熱気あふれる意見交換の場となっている感じで刺激的でした。
意欲のある人たちが集まってくると、エネルギーが高まるって感じでしょうか。
班ごとの意見交換でも、各班の発表でも、自分にとっての新たな発見があった気がします。
また、都合がつくときに参加してみようと思います。
B紙に伸び伸び書くことができて、個人的にはとても楽しかったです♪
皆さん、次々に意見が出てくるので、どんなテーマでもおよそ沈黙とは無縁な場ですね。そこがステキなんだと思うのですが。