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潮カツオ 静岡・田子地区で生産最盛期 正月用の保存食に

2005年12月02日 | 一年のイベント

晴天の下、寒風にさらされる潮カツオ=静岡県西伊豆町で2日午前10時25分、小出洋平写す
 
 静岡県西伊豆町の田子地区で潮(しお)カツオの生産が最盛期を迎えている。伊豆半島西海岸は冬、駿河湾からの潮風が冷たい。潮カツオはこの季節風を利用した伝統の特産品で、正月用の保存食となる。

 4キロ前後のカツオの内臓を取って塩漬けし、水洗いをして1週間ほど陰干しする。少しずつ切って、茶漬けや鍋物、吸い物に入れると美味。かつては縁起物として神棚や軒先につるした。

 同町田子地区の田子漁協水産物流通センターでは、一度に約400匹のカツオを並べる。「今年は風が冷たく、味のしまった潮カツオになりそう」と同センター。【中村隆】

(毎日新聞) - 12月2日17時9分更新

メディアの政府批判相次ぐ 中国、松花江汚染対応で

2005年12月02日 | 中国とその周辺
 【北京2日共同】中国東北部の化学工場爆発による松花江の汚染問題で、中国メディアが情報公開の遅れなど政府の対応を激しく批判している。政府は報道規制を強めており、12月に入り汚染に関する記事は減少しているが、政府批判の背景には昨年以来の報道締め付けに対する反発もあるとみられる。

 中国誌「中国新聞週刊」最新号は「中央政府の関係部門は職責を果たしたのか」として、黒竜江省ハルビン市が水道供給停止の理由を当初「水道管補修」として真相を隠ぺいしていたことを批判するとともに、衛生省などが「調査や警告」を怠った可能性も指摘した。

(共同通信) - 12月2日18時46分更新

麻薬密輸のオーストラリア人、シンガポールで死刑に

2005年12月02日 | マレーシア/新嘉坡/インドネシア

12月2日、シンガポール政府は麻薬密輸で死刑判決を受けたオーストラリア人の刑を執行。写真は運び出される棺(2005年 ロイター/Luis Enrique Ascui)  

 [シンガポール 2日 ロイター] シンガポール政府は2日、麻薬密輸で死刑判決を受けたオーストラリア人、グエン・トゥオン・バンの刑を執行した。  オーストラリア政府はシンガポールに対し、死刑の中止を繰り返し要請していたが、聞き入れられなかった。

 刑の執行は2日未明にチャンギ刑務所内で行なわれたが、同死刑囚の出身地である豪メルボルンでは同じ頃、大きな教会の鐘が25回鳴らされた。同死刑囚は25歳だった。

 刑が執行されるまでの数週間、同死刑囚の家族や市民団体らは死刑中止を求めてキャンペーンを展開していた。

 グエン死刑囚はタイの難民キャンプ出身。弁護士によると、数時間後に迫った死を前に、同死刑囚は落ち着き、毅然とした態度だったという。

(ロイター) - 12月2日18時28分更新

「萬晩報」 051201 メディアを観察する

2005年12月02日 | ジャーナリズム
       2005年12月01日(木) Nakano Associates代表 中野 有

 ワシントンのナショナルプレスクラブで開催されたメディアのシンポジウムに参加した。ニューヨークタイムズ、CNN、地方のメディアの話はなかなか面白かった。発表者が、「メディアは、3つしか伝えない。それは、真実、うわさ、うそである」と表現した。この当たり前の言葉をきっかけにメディアを考察する必要があると感じた。

 報道がどこまで真実を伝えるかは疑問である。その時代背景、国益の観点、イデオロギー、宗教、経済パワー等、メディアに接するそれぞれの立場や視点の相違により真実が変化してくる。真実は一つであっても、真実は曖昧になる。

 メディアが意識的に真実にオブラートを包むことも出来る。米軍がバグダッドに侵攻した時、イラク人がサダム・フセインの銅像を引きおろすシーンを覚えている読者も多いと思われる。シンポジウムでFOXとCNNのビデオを見せながら専門家がそのシーンを解説した。FOXテレビはクローズアップで熱狂するイラク国民を描いた。そのシーンを見る限りイラク国民が米軍の侵攻と共に勝利に酔いしれているように伝わってくる。一方、CNNは全く同じシーンをロングショットで映した。そこにはがらがらの広場の中に何十人の熱狂するイラク人がいるだけであった。ロングショットでこのシーンを見ない限り視聴者は、真実を見失ってしまう。

 これは一例であるが技術の進歩により映像を操作することは可能なのである。一昔前には「写真はうそをつかない」と言われたが、現在では合成写真で写真はいくらでもうそを伝えることができるのである。

 真実を知るベストの方法は、この眼で現場を観察することである。メディアは、それぞれのメディアの眼で現場を観察する。そこには主観が入って当たり前である。保守的、進歩的、比較的バランスのとれたメディアが存在している中、多角的視点に立脚し、偏らない見方、即ち本質を観察する「こつ」を考察することが重要である。

 その「コツ」とは。第一に、同じ報道でも4つの理由が存在する。メディアが発表する理由は、発表された理由である。その他に現実的理由、本質的理由、道義的理由がある。外交・安全保障の視点では、現実的理由は、その時々の状況により変化する国民の一般的な考えである。本質的理由とは、国の中枢や戦略家が練ったビジョンである。道義的理由とは、人類が共通する道徳観である。国の中枢がメディアを利用することがある。それは本質的理由をベールに包み込むために発表された理由などを通じ煙に巻く戦略である。イラク戦を振り返ってみた場合、米軍によるイラク侵攻の発表された理由は、「イラクの大量破壊兵器の保有」であるので、これは米国の中東の民主化、市場経済化、石油の利権等の本質的理由を隠すための口実であったと考えられる。

 第2は、物質的、精神的に真実を追究するかの見方。西洋的な視点では、弱肉強食のハードパワーで性悪説に則り、軍事的、経済的に真実を追究しようとする行為。東洋的には、精神面を通じた真実を探求する見方。物質的、精神的にバランスがとれた見方により真実を追究することが大切である。これは、「協調の理想」としてのメディアであろう。

 第3は、マスコミが無視するところに真実が存在する。また多くの人々が一方に偏っている時に別の方向に真実があることもある。日米のメディアでよくあることだが、ある殺人事件が異常な程、クローズアップされ終日マスコミを賑わすことがある。その背景には、政府の中枢が真実を隠したいと意図するときに意図的にある事件を通じ本質を隠すことも可能となる。人が本当に身の潔白や真実を伝えたいと思う時、マスコミや周辺がいくら反対しても真実を完結しようとする。そのような一貫した姿勢の中に真実があるように思える。

 北朝鮮問題の一例をとってみた場合、日米のメディアは、10年前から一貫して北朝鮮はベールに包まれて理解できない国だと述べている。10年前と比較し、北朝鮮との対話や交流が進み、サテライトなどの最新の技術を通じ、北朝鮮の動向を把握することが可能な状況において、今だに北朝鮮をベールに包む政策は、意図的に行われていると思われてならない。

 結論として、メディアを観察するに重要なことは、メディアの報道や分析をグローバルかつ右や左の視点に左右されることなく多角的に判断することが重要である。そのためには、感性を豊かに知的直観や現場主義に根ざすことが大切であると考えられる。

 中野さんにメールは mailto:tomokontomoko@msn.com

萬晩報 http://www.yorozubp.com/

英保守党、若手党首誕生へ サッチャー世代と決別

2005年12月02日 | ヨーロッパ
 【ロンドン2日共同】英国の野党第1党、保守党の党首選で、デービッド・キャメロン下院議員(39)が順調に支持を拡大、サッチャー政権時代に議員経験のない世代から初めての党首誕生が有力視されている。議会入りからわずか5年目の若手。中道寄りで「若者にも開かれた党を」と訴える政治スタイルが、一部で「ブレア首相のコピー」と皮肉られながらも評価された。

 党員約30万人による投票結果は6日に発表予定。保守党は3期連続で総選挙に敗北した危機感を背景に、世代交代で「イメージ一新」を図る。

(共同通信) - 12月2日16時14分更新

社民・福島党首が再選=憲法9条改正阻止に全力

2005年12月02日 | 日本
 2日告示された社民党の党首選挙は、同日午後3時に立候補の受け付けを締め切った結果、福島瑞穂党首以外に届け出がなく、福島氏の再選が決まった。任期は、来年2月の党大会で正式に選出されてから2年間。福島氏は衆参両院議員13人にまで減った党の再建に向け、憲法9条改正阻止や、2007年の参院選での議席増など難題に取り組む。

 福島党首は再選決定を受け、党本部で記者会見。先の衆院選で獲得した比例代表370万票を500万票に増やすことを目標に掲げ、07年の統一地方選と参院選勝利に全力を挙げる方針を表明する。政策面では憲法改正阻止のほか、自民、民主両党の「改革競争」は格差拡大を招くだけとして、生活者重視の立場を打ち出す。 

(時事通信) - 12月2日17時1分更新

<広島小1殺害>女児と顔見知りか 室内の複数人の毛髪鑑定

2005年12月02日 | 日本国内の外国人
 広島市安芸区の小学1年女児(7)殺害事件で、殺人容疑などで逮捕されたペルー人のフアン・カルロス・ピサロ・ヤギ容疑者(30)が自宅アパート前の通学路で下校する被害女児の顔を見知っており、当日、たまたま1人で歩いていた女児を狙った疑いの強いことが広島県警捜査本部の調べでわかった。通学路で下校児童を見つめるピサロ・ヤギ容疑者が度々目撃されており、捜査本部は、顔を合わせることで女児の警戒心を薄れさせた可能性があるとみて、声をかけた詳しい動機を追及している。

 また捜査本部は2日、容疑者宅を家宅捜索。室内から複数の人物の毛髪が見つかり、女児のものがないか鑑定している。また、容疑者に偽名の疑いがあることから外務省に照会して確認する方針で、ペルーでの前歴についても外務省を通じて確認している。

 調べでは、女児は普段、友人と2人で下校。しかし事件のあった11月22日は、偶然出会った男児と会話した後、1人でアパートの前を通り、午後0時50分ごろ、ピサロ・ヤギ容疑者と話をしているのが目撃されていた。ピサロ・ヤギ容疑者はその直前、石垣に座り、携帯電話を操作しながら見回す姿も目撃されていたが、数人ずつで帰る児童には声をかけなかった。

 ピサロ・ヤギ容疑者は事件4日前、自宅玄関前で長時間、通学路を見つめているのが目撃されるなど、下校児童の状況をよく知っていたとみられる。捜査本部は、女児が下校時にピサロ・ヤギ容疑者を何度か見かけていたとみている。

 ピサロ・ヤギ容疑者は先月27日、パスポートと外国人登録証を所持して新幹線で三重県鈴鹿市に行き、29日には登録していた人材派遣会社に対し、辞めた会社の退職金を親せきに渡すよう電話で要求。ペルー帰国を含めて計画的に逃亡を図ろうとした疑いがあるとみている。

(毎日新聞) - 12月2日15時7分更新

<栃木小1不明>茨城の山林に少女遺体 確認急ぐ

2005年12月02日 | 日本
 2日午後2時ごろ、茨城県常陸大宮市東野の「おおみや広域聖苑」南東約450メートルの山林に少女の遺体があるのを、野鳥の捕獲の下見に山林内に入った男性3人が発見、警察署に届け出た。県警大宮署の調べでは、遺体は全裸で、身長約120センチ。同署は、1日午後から行方が分からなくなっている栃木県今市市木和田島、パート従業員、吉田洋子さん(38)の二女で、同市立大沢小1年の吉田有希ちゃん(7)の可能性もあるとみて、身元の確認を急いでいる。【須田桃子】

(毎日新聞) - 12月2日17時30分更新

米で制度復活以来、1000人目の死刑執行

2005年12月02日 | 北米
 【ニューヨーク支局】米南部ノースカロライナ州の州都ローリー市当局者は2日、1998年に妻と義理の父親を殺害したとして死刑判決を受けたケネス・リー・ボイド死刑囚(57)の死刑が同日、薬物注射により執行されたことを明らかにした。

 米国での死刑執行は76年に連邦最高裁が死刑復活を認めてから1000人目。

 ボイド死刑囚はベトナム帰還兵でアルコール依存症だったという。死刑が執行された刑務所の外には、死刑制度に反対する市民ら約100人が集まり、ろうそくをともしたり、これまでに死刑となった999人の名前を読み上げたりして抗議活動を行った。

(読売新聞) - 12月2日17時16分更新

茨城・常陸大宮で少女の遺体発見、不明の小1女児か

2005年12月02日 | 日本
 2日午後2時ごろ、茨城県常陸大宮市東野の「おおみや広域聖苑」近くの山道で、女児が倒れているのを、野鳥の捕獲に来た男性3人が発見した。

 同3時ごろ、県警大宮署に届け出た。

 調べでは女児は身長約1メートル20で、死後数日以内とみられる。着衣は身につけていなかった。

 同県警捜査1課は、栃木県今市市木和田島、パート従業員吉田洋子さん(38)の二女で、1日から行方がわからなくなっている市立大沢小学校1年の有希ちゃん(7)との関連を調べている。

(読売新聞) - 12月2日17時16分更新