フライフィッシングの話
川、湖、管理釣場などの国内釣行記、海外釣行記、タックル、フライなど、フライフィッシングにまつわる話と美しい写真。
 



タックルをセットして湖畔に戻ると、さて、どこに入ろうかと考えてしまう。今日はたまたまレストハウスの貸しボートが休みだったので、とりあえず係留されたボートの間からウェーディングすることが出来た。ちなみに、今回から400グレインのDH用ヘッドに替えてみたのだが、ロッドにかかる負荷が丁度良く、圧倒的に投げやすくなり、飛距離も出るようになった。やはりスイッチ用では役不足だったのだろう。

ここでは、前回同様かけ上がりを丹念に探ってみたが、まったく反応は無かった。開始して15分ほど経った頃、左の方向へ投げてリトリーブしていると、ようやくアタリがあったが、残念ながらフッキングせず。結局当たったのはその一度だけで、その後は場所を移動してみたもののやはり反応が無く、そのままルースニングに変更することにした。ついでに昼食のおにぎりを取りに駐車場へ戻ると、隣には白いフェラーリ488が停めてあり、オーナーが「何が釣れますか?」と話しかけてくる。聞けば温泉寺に行って来たのだと言う。「あそこは汚くていい。あまり綺麗なところは風情がないからね。」と言っていた。

そうこうしているうちに11時半を回っていて、少し早いが昼食を取ることにした。おにぎりを食べながら、湖面を眺めていると、マーカーがスーッと水中に吸い込まれ、慌ててロッドを持って合わせたが、残念ながらすっぽ抜けてしまう。その後、アタリはあるものの、なかなか乗ってくれず、そのまま渋い時間帯へ突入。エサ釣りの人は、たまに釣れていたので、まったく釣れないわけではなさそうだ。そう思いながら続けていたら、ピクピクっとマーカーが反応したため、様子を見ていると、やがてマーカーがスーッと沈み、合わせるとようやく魚が乗った。釣れたのは28センチほどのオスのニジマスだった。

その後は、まったくアタリが無く、湖面は鏡のように静まり返っていった。やがてエサ釣りの人たちが帰り支度を始めたため、自分もそろそろ上がることにする。駐車場で片付けをしていると、朝からやっていた人がちょうど上がって来たので話をしたところ、午前中はニジマス2尾、夕方になってようやくヒメマスが2尾釣れたのだと言う。使用フライを尋ねたところ「参考にどうぞ。」と言って、パターンの違うソフトハックルを2本くれた。挨拶を済ませて、釣り事務所で調査票を提出、今年のバッジを受け取り、明るいうちに湯ノ湖を後にする。

中禅寺湖にある浅井精肉店(トンカツ浅井)に入るのは、2007年の湯川釣行以来、実に17年振りだった。カウンター6席の小さな店だが、今も相変わらず老夫婦が切り盛りしていて、さすがに大丈夫かな?と心配になる。折角なので、今回はロースカツ定食を注文。待っていると、欧米人の若者が3人でやって来て、あっという間に満席になった。そのうちに料理が出て来て思わず呆然としてしまう。というのも、ここのロースカツ定食は、カツが2枚だったのだ。これでは明らかにご飯が足りなくなる。かと言ってこれ以上は食べられないし、仕方がないので、一枚目はウスターソースでいただき、二枚目はトンカツソースと、変化をつけながら食べることにした。

今日の釣果、ニジマス3尾。


午後は気温上昇とともに食いが渋くなった。




14:48 待望の3尾目はうっすらとパーマークが残る小振りなオス。今どき管理釣場でもオスの個体は珍しい。




浅井精肉店のロースカツ定食は、やや小さめのトンカツが二枚とボリューム満点。個人的には山盛りのキャベツが欲しいところだが、味が良いので文句は言えまい。




タックルデータ

ロッド Maxcatch V-Spey 13ft. 6/7wt.
リール Maxcatch Avid Pro 7nine
ライン Maxcatch Switch WF6/7F
リーダー バリバス スタンダード ST 9ft. 4X
ティペット フジノ プロフェショナルフロロカーボン 5X
フライ BHアイスブルーフリッツマラブー #10 Sオリーブ


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