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フライフィッシングの話

河川、湖沼、管理釣場などの国内釣行記、海外釣行記、タックル、フライなど、フライフィッシングにまつわる話と美しい写真。

曇りのち雨@湯ノ湖 その2

2025-05-31 17:00:00 | 湖(レイク)
その後、隣でやっていた釣友に25センチほどのニジマスがヒット。間も無くして自分にも30センチのニジマスが釣れた。それからしばらくして、再び同じ釣友がコンディションの良い魚を掛けたが、残念ながら足元でバラしてしまう。

一方、空はどんどん暗くなっていき、山の方から雲がやって来ると、パラパラと雨が落ちてきた。そうこうしているうちに昼になったので、レストハウス前のテーブルで休憩しながら湖面を観察していたが、魚の活性が良くないのか、ボート釣りの人たちもあまり釣れていないようだった。今のところ雨はたまにパラパラと降るくらいで特に影響は無く、再開したところ、そのうちに貴重なアタリが出て、合わせるとなかなかの手応え。取り込むのに手こずるほどコンディションが良く、ようやくネットに収まったのは、まるまるとした38センチのニジマスだった。

その後、先ほどバラした釣友が渋い時間にも関わらず魚を掛けたが、途中でテンションが無くなって、またしてもバラしたのかと思いきや、見るとラインが走っていて「まだ付いてるよ!」と教えたら、慌ててロッドを立て直し、今度は無事ランディング。釣れたのは30センチほどのニジマスだった。

それからしばらくして、大粒の雨がポツリポツリと落ちてきて、とうとう本降りになってしまった。すぐにレストハウスの軒下へ避難したものの、雨はどんどん強くなっていき、気がつけば土砂降りの様相である。予報を見るとしばらく止みそうになかったため、雨が弱まったところで車へ避難、今日の釣りは終了となった。

帰りがけに釣り事務所で調査票を提出、戦場ヶ原から中禅寺湖へ向かうと、雨は全く降っておらず地面が乾いていた。山に近い湯ノ湖だけが土砂降りだったのだ。この後、夕食をどこで食べようか考えた挙句、時間が早いので、宇都宮で餃子でも食べようということになる。しかし、高速の近くだと正嗣があるが、あそこはメニューに餃子しかないため、今回は幸楽で食べることにした。店に到着すると、時間が早いせいか並ぶことなく着席、早速QRコードで注文を済ませると、間も無く餃子が運ばれて来て、皆で美味しい宇都宮餃子を堪能し帰路についた。

今日の釣果、ニジマス6尾、ヒメマス1尾。


先週と比べて白根山の雪はかなり少なくなっていた。




午後の渋い時間帯に釣れた38センチのニジマス。




宇都宮餃子の名店「幸楽」で水餃子と焼餃子を食べる。



タックルデータ

ロッド Maxcatch V-Switch 11ft. 5wt.
リール Maxcatch Avid Pro 7nine
ライン Maxcatch Switch WF4/5F
リーダー ティムコ アクロン スタンダード 9ft. 4X
ティペット フジノ プロフェショナルフロロカーボン 5X
フライ BHアイスブルーフリッツマラブー #12 ブラウン

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曇りのち雨@湯ノ湖 その1

2025-05-30 09:15:00 | 湖(レイク)
2025年5月29日 AM6:00 気温7度 曇り
今日も前回と同じメンバーで湯ノ湖へ出発、朝6時に赤沼茶屋で岸釣り券を購入する。湯ノ湖に到着すると、釣り人の姿はまだ無く、湖面は完全な無風状態で鏡のように静まり返っていた。こんな状況で果たして釣れるのだろうかと不安になったが、その不安は見事的中、開始して1時間はまったくアタリが無かった。

7時を過ぎると、途端にアタリが出始めて、最初に30センチほどのニジマスが釣れた。それから10分後くらいに2尾目がヒット。こちらはずっしりした手応えと首振り具合から見てなかなかの良型だろう。引きもかなり強く、何度もロッドを伸されたり、リールが逆転するのを抑えたりしながら、ようやくネットに収まったのは39センチのニジマスだった。しかし、1尾目同様、撮影しようとカメラを準備している間にネットから脱走、未撮影に終わってしまう。そして、その後は10分間隔でコンスタントに3尾目の27センチ、そして4尾目の30センチが釣れて、その後はまた渋い時間に逆戻り。

10時近くなった頃、ようやくアタリが出て合わせると、魚は乗ったもののすぐにテンションが無くなってしまう。どうやら掛かった魚がこちらの方へ走っていたようだ。テンションが戻ると、途端にジャンプを繰り返し、バシャバシャとやたら暴れ回っている。もしやと思ってよく見ると、やはり釣れたのは2年魚のヒメマスだった。近くで見ていた小学生が「逃がしてやるの?」と聞くので、「そうだよ〜。」と答えたものの、傍で見ていた釣友が食べたいと言い出し、今回はキープすることにした。

つづく


朝のうちは天気が良く新緑が眩しかった。




朝の良い時間帯に釣れたニジマス30センチ。




ネットに収まるとかなり小さく見えるヒメマス22センチ。




今回のヒメマスも2年魚の22センチだった。




タックルデータ

ロッド Maxcatch V-Switch 11ft. 5wt.
リール Maxcatch Avid Pro 7nine
ライン Maxcatch Switch WF4/5F
リーダー ティムコ アクロン スタンダード 9ft. 4X
ティペット フジノ プロフェショナルフロロカーボン 5X
フライ BHアイスブルーフリッツマラブー #12 ブラウン、ブラック

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リベンジツアー2025@湯ノ湖 その2

2025-05-22 15:00:00 | 湖(レイク)
昼前頃になって、隣でやっていた釣友がとうとう魚を掛け、ランディングに成功。残るはもう一人の釣友だけとなる。しかし、どこへ行ってしまったのか姿が見えず、駐車場まで様子を見に行くと、アタリが無いので休んでいたと言う。そこで、我々も少し早いが昼休憩をとることにして、清滝のファミリーマートで買ったおにぎりを食べながら作戦会議に入る。まあ、作戦会議と言っても、かけあがりのどの辺りが良いとか、フライの色とか、タナはどれくらいとか、それぞれが情報を共有することによって、午後に向け、釣果を上げるための戦略を立て直そうというわけだ。

結局、休憩後は昼過ぎに時合いがやって来て、立て続けに30センチと33センチのニジマスが釣れた。しかし、釣友二人は時合いを逃してしまい、そのまま渋い時間帯へ突入。それでも、なぜか自分にだけはポツポツ釣れて、1時過ぎに32センチ、バラシを挟んで、2時過ぎには37センチを追加。3時を過ぎると、今度はすでにリベンジを果たした釣友が、2尾目と3尾目を立て続けに釣り上げる。それを見て、これまで成果の無かった釣友も、さすがに焦ったらしく、しかし粘った結果、4時ちょっと前になったところで、とうとう35センチほどのニジマスを掛け、無事リベンジを果たすことが出来た。一方、こちらはあと1尾でツ抜けとなる状況で、まったく当たらなくなり、ほとんど絶望的だったにも関わらず、4時過ぎに何とかもう1尾を追加、結局そのまま終了となる。

帰りがけに釣り事務所で調査票を提出、今回はバッジではなくステッカーを受け取って、そのまま中禅寺湖へ向かう。もちろん、お目当ては浅井精肉店のトンカツである。今回は多少並んだものの、さほど待つことなく席に着いて、3人揃ってソースカツ丼を注文、またしても食べ過ぎてしまったが、今日も満たされて店を出る。

食後に中禅寺湖畔を歩いていると。遠目でも判るようなライズリングを発見。近づいてみると、何尾ものレインボートラウトが、ゆっくりとディンプルライズを繰り返していた。おそらくハッチするユスリカを捕食していたのだろう。竿を出したいのもやまやまであったが、しばらくの間、その様子を眺めてから、今日は帰路につくことにした。

今日の釣果、ニジマス8尾、ヒメマス2尾、バラシ1尾。


14:26 午後の渋い時間帯に釣れたニジマス37センチ。




16:10 今回も粘って、最後の最後にツ抜けを達成。




トンカツ浅井のメニューの中で最もコストパフォーマンスの高いソースカツ丼は、なんと5枚のヒレカツが乗って値段はたったの900円。




夕暮れ時の中禅寺湖でライズを繰り返すマス達。写っているのは水面直下のユスリカを捕食するマスの背中だ。



タックルデータ

ロッド Maxcatch V-Switch 11ft. 5wt.
リール Maxcatch Avid Pro 7nine
ライン Maxcatch Switch WF4/5F
リーダー バリバス スタンダード ST 9ft. 4X
ティペット フジノ プロフェショナルフロロカーボン 5X
フライ BHアイスブルーフリッツマラブー #12 Sオリーブ

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リベンジツアー2025@湯ノ湖 その1

2025-05-21 14:00:14 | 湖(レイク)
2025年5月20日 晴天
さて、今シーズンもまたまたリベンジツアーを開催。リベンジツアーというのは、一昨年〜昨年にかけて3回の釣行で、オデコとなった釣友たちがリベンジを果たすことを目的とした釣行である。

というわけで、先週、単身で様子を見に行ったわけだが、朝の時間帯なら間違いなく釣れると判断。午前3時半に釣友2人とともに、奥日光の湯ノ湖へ向け出発した。いろは坂を登り、トンネルを抜けて中禅寺湖に着くと、今日はまだ早いのか、釣り人の姿はまばらだった。そのまま戦場ヶ原を抜けて湯ノ湖に到着、釣り事務所で釣り券を購入し、準備を済ませ湖畔へ行くと、先週と違い釣り人は少なめだった。

まずは手始めに砂浜からやってみると、すぐにアタリがあって、合わせるとかなりの重量感。首振りの感じからして、なかなかの大物だ。ところが、すぐさまリールファイトに移行したものの、引きの強さはそれほどでもなく、手こずる事なくランディングに成功。釣れたのは48センチ、レッドバンドが美しい鼻曲がりのオスのニジマスだった。その後、すぐに2尾目がヒット。今度の魚もなかなかの重量感で、ファイトのスピードもあり、やりとりが楽しい。こちらはまあまあ手こずって、ランディングしたところ、プロポーションの良い39センチのメスのニジマスだった。

立て続けに良い魚が釣れたので、この場所は釣友に譲り、そのまま砂浜の先端近くでウェーディング。別の友人は砂浜の西側でやっていたが、アタリがあっただけでまだ釣れていないと言う。自分もこちらに来てからしばらくアタリが無く、それでもしつこくやっていたら小さなアタリが出て、合わせるとすぐに銀色の小さな魚が姿を現す。もしかしたらと思ったが、やはり釣れたのは美しい魚体のヒメマスだった。ヒメマスというと、子供の頃に西湖で父親とボート釣りをして以来で、フライで釣ったのは今回が初めてだ。とにかく念願の1尾が釣れて、喜びもひとしおであった。

その後、レストハウス前へ移動。ボートの間からやってみたら、30センチほどのニジマスが釣れた。しばらくして、場所を譲った釣友が良型を掛けたが、残念ながらバラしてしまう。聞けば、リールファイトに持ち込もうとした際、足元の余ったラインを踏んでしまい、そうこうしているうちにテンションが緩んで外れてしまったのだと言う。一方、こちらは引き続き隣でやっていたら、またしても小さなアタリがあり、合わせると小さな魚がヒット。上がって来たのは先ほどと同型のヒメマスだった。

つづく


7:12 1尾目に釣れたのはオスのニジマス48センチ。




7:20 続けて釣れた2尾目はメスのニジマス39センチ。




7:52 念願のヒメマスは2年魚の23センチ。




11:03 2尾目のヒメマスも2年魚の22センチ。




湖岸に咲くトウゴクミツバツツジが美しかった。




タックルデータ

ロッド Maxcatch V-Switch 11ft. 5wt.
リール Maxcatch Avid Pro 7nine
ライン Maxcatch Switch WF4/5F
リーダー バリバス スタンダード ST 9ft. 4X
ティペット フジノ プロフェショナルフロロカーボン 5X
フライ BHアイスブルーフリッツマラブー #12 ブラウン

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ようやく奥日光にも春が到来@湯ノ湖 その2

2025-05-15 10:35:00 | 湖(レイク)
午後になると、時折風が吹いて投げにくそうだったが、ここでタックルをルースニング用に変更し、レストハウス前で再開。そこで1時間半やって、ようやく32センチのニジマスが釣れた。それからさらに1時間ほど粘ってみたが何もなく、とりあえず誰も居なくなった砂浜へ移動。相変わらずアタリは無かったが、突如インジケーターに魚がライズしてきて、思わず合わせを入れたら、パーマークのある15センチほどの小さなニジマスがスレ掛かりしてしまった。

その後、フライをいつものマラブー#10に替えて、徐々に当たるようになったものの、すっぽ抜けてばかりでなかなかフッキングせず、そこでスラックラインをあまり出さないようコントロールしてみたら、ようやくフッキングに成功、と思いきや、20センチほどの小型ニジマスにフライを飲まれてしまった。それでも、ここからは徐々にフッキング率も上がり、最終的に26〜30センチのニジマスを4尾追加。そのうちにインジケーターとティペットが絡んで解けなくなったため、少し早いがイブニングを待たずに終了することにした。

片付けを済ませると、釣り事務所で調査票を提出。そのまま中禅寺湖畔の浅井精肉店へ行き、折角なので今回はヒレカツ定食を注文。きっと量が多いのだろうと思いつつ、出て来た皿を見て愕然としてしまう。何と6枚のヒレカツが皿の上に乗っていたのだ。ほぼ二人前の量だが、普通に食べたら明らかにご飯が足りなくなるため、3種のソースを使い分けながら何とか平らげることが出来た。それにしても、ここのトンカツは、脂っこくないので、食べ過ぎても胸焼けしないところが良い。

食後は腹ごなしに中禅寺湖畔を少し散歩してみる。途中、釣りを終えたばかりのアングラーが居たので声を掛けたところ、今日は60オーバーを筆頭に、3本のレイクトラウトを上げたのだと言う。その隣でやっていた人はワンバイトで終わったとのこと。ほんの数メートル離れていただけなのに、この違いは何なんでしょうね?と悔しがりながらも、終始笑顔で語っていたのが印象的だった。

今日の釣果、ニジマス10尾、バラシ3尾、スレ1尾。


レストハウス前より砂浜を望む。昨年は写真の左端辺りまでが陸地だったが、現在はご覧の通り。




斑点の大きさが特徴的な栃木県産のニジマス30センチ。




トンカツ浅井のメニューでは最も高いヒレカツ定食1,500円。




食後に夕暮れ時の中禅寺湖畔を散歩してみた。




タックルデータ

ロッド Maxcatch Skytouch Switch 11ft. 6wt.
リール Maxcatch Avid Pro 7nine
ライン Maxcatch Switch WF5/6F
リーダー バリバス スタンダード ST 9ft. 4X
ティペット クレハ シーガーグランドマックスFX 0.8号
フライ UVバグヤーンスペシャル #10 パープル、BHアイスブルーフリッツマラブー #10 ブラウン

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ようやく奥日光にも春が到来@湯ノ湖 その1

2025-05-14 11:11:12 | 湖(レイク)
2025年5月13日 晴天

関東の平地が初夏の陽気となるゴールデンウィークの頃、奥日光はようやく春を迎える。
4月に解禁した中禅寺湖も、5月解禁の湯ノ湖や湯川とともに、いよいよベストシーズンの到来である。

湯ノ湖へ向かう途中、中禅寺湖の国道側のポイントは、ルアー&フライのアングラー達が、5メートルほどの間隔でずらりと並んでいた。そんな光景を尻目に竜頭の滝から戦場ヶ原を通り、予定通り午前7時過ぎに湯ノ湖へ到着。夜明け前は冷え込んだようだが、すでに気温は7度と暖かかった。早速、入漁券を買いに釣り事務所へ行くと、ホンマス、ヒメマスともに釣れていると言う。しかし、今日はやけに釣り場は混雑していて、入る場所がほとんど無く、仕方がないので、定休日で係留されたレストハウスのボートの間から始めることにした。

ダブルハンドロッドで早速投げてみると、場所が狭くてラインが思うように飛んで行かなかった。とりあえず左のボートに寄って、右側のスペースを確保したところ、少しは飛ぶようになったものの、飛距離はまだ充分とは言えない。それでも、足元のブレイクで当たったので、その辺りを丹念に探っていたら、やがてググッとテンションが掛かり、30センチほどのニジマスが釣れた。それならばと、軽く投げてから近くまで引っ張って、そこから慎重にアタリを取るようにしてみたら、立て続けに30〜33センチのニジマスが3尾釣れてしまう。しかしながら、その後はまったく当たらなくなったため、場所を砂浜へ移動。そこで餌とルアーをやっていた人が、釣れなくなったので移動すると言う。聞けば、朝はけっこう釣れたらしく、釣果を見せてもらったら20センチほどのホンマスも混じっていた。とは言え、砂浜は解禁前に重機で砂を除去して、岸辺が去年の半分くらいになったため、朝のうちは釣り座を確保するのが難しそうだった。

結局、釣れなくなったというのは本当で、しばらくやって当たらなかったため、レストハウス前へ移動。そこで30センチほどのニジマスを追加して、少し早いが昼休憩を取ることにした。

つづく


午前中はスペイロッドでリトリーブの釣りに専念、しかし釣れるのは30センチほどのニジマスばかりだった。



白根山はまだかなりの雪が残っていた。



奥日光ではちょうど桜が満開。




タックルデータ

ロッド Maxcatch V-Spey 13ft. 6/7wt.
リール Maxcatch Sparta 8TEN
ライン SA マスタリーアトランティックサーモンショート DH 6/7 SI、バリバスエアーズ 30lb
リーダー ティムコ アクロンフロロカーボンハイエナジー 9ft. 3X
ティペット クレハ シーガーグランドマックスFX 1号
フライ BHアイスブルーフリッツマラブー LYスペシャル #10 Sオリーブ

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