刻しるべ

乗馬クラブでは落ちこぼれ。でも馬が大好き。馬といるだけで幸せなMy乗馬ライフ

恒例!!2011夏の北海道外乗 プロローグ

2011-11-20 00:39:54 | 外乗
(季節は夏どころか冬になろうとしているけど・・・やっとUPできました

今年もやってきた、北海道の外乗シーズン
もう、この日をどんなに待ちわびてきたことか

今年の予定は、
ここんとこ一緒に行っていたK夫妻が、仕事の関係で行けなくて
Yちゃんと二人。
だったら、での長距離移動は止めにして、
札幌近郊で「ガンガン走ろうぜ~
ってことになった。

実はこれ、私達にとって、
初めて外乗した時のリベンジ

思い起こせば5年前の平成18年の秋、
乗馬を始めてちょうど2年経った頃のこと。
もともと、草原や海岸、森の中を馬で走りたくって、乗馬クラブに通い始めたYちゃんと私達二人。

ちょっとくらいなら駈足も出来るようになった頃、
早速、「野外で馬に乗る」っていう夢をかなえるために、
2泊3日で北海道へ、ひとっとび

まず、2日目の朝から石狩ホーストレックで、
初めてラチも無い(当たり前)河川敷を
クラブでは経験もしたことも無いスピードと距離をいきなり走らされた

Yちゃんは急ブレーキかけた馬から、前にコロンて落ちるし
身体はぼろぼろ、筋肉は悲鳴上げてるし、足腰はガクガクするし
お尻は痛いし、頭痛はしてくるし
それはそれは、大変な目にあった

しかも、そんな状態で、その日の午後には、休むまもなく移動して
フロンティア乗馬クラブで2つ目の外乗をしたもんだから、
海岸での駈足の最中に、
「もう、ダメ、これ以上走ると、落ちるかも~死ぬかも~」
クラブの人も
「その様子では、最後まで行くのは無理、引き返すなら、ここしかないですよ
と冷たくのたまった。
で、途中から、すごすごと引き返し、
2時間の外乗を1時間で切り上げた

知らないってことは、怖ろしいというか、無謀というか・・・
この2つのクラブは、駈足いっぱいのハードな外乗で有名なクラブ。
日頃のチンタラしたレッスンしか経験の無かった私達は
自分達の未熟さを思い知らされたのだった
・・・それと、
外乗の素晴らしさも思い知らされたのだったのだ

あれから4年半、あちこちで外乗を重ね、
今では、乗馬ライフに出ている北海道や九州の外乗コースの大半は制覇している
だからこそ、
あの、初めての外乗でのトラウマを晴らしたい
という訳で、
札幌2泊3日で、石狩ホーストレック、フロンティア+カンディアンキャンプで3回外乗する計画となった。
(そして夜はすすきので、 美味しいもん食べるぞ~)
今度は、ちゃんと、ガンガン行くぞ~

恒例!!2011夏の北海道外乗 カナディアンキャンプ

2011-11-20 00:39:32 | 外乗
2泊3日の第1日目

7月1日金曜日、10時半に新千歳空港に着いて
早速レンタカーを借り、その足で
で30分ほどにある
カナディアンキャンプ北海道「乗馬クラブリーフ」へ。

カナキャンはこれで3回目
ただ、去年までは苫小牧にあって、今年になって千歳の新天地に移転した。
今回は、新しいコースでの外乗

国道36号線を右折して、カナキャンに向かう道は、
緑のトンネル
輝くばかりの木漏れ日


天気に恵まれ、胸がわくわく、ワクワク

クラブはイコロの森っていう広大な土地の中、
イングリッシュガーデンの隣にある。
ご主人が言ってたけど、
ここの土地はものすごく広くて、
以前のクラブの外乗の森につながってて、
引越しした最初の頃は、
外乗に出た達が前のクラブの方に戻ろうとしてたんだって

さて、まずは腹ごしらえ。
公園の綺麗に刈り込まれた広い芝生を前にして、
イタリアンレストラン、トマティーヨであわただしくして、
いざ、クラブハウスへ






懐かしいオーナー夫妻や馬たち、そしてボーダーコリーのソラ
みんな変わってない

今回の相棒はシスコ


早速、馬場の横を抜けて、森の中へ


ずんずん森は深くなる、緑が濃くなる、空気が透明になっていく




小川も渡る


駈足ポイントもしっかりあって、
外乗の醍醐味を満喫、これぞ外乗、楽しくって楽しくって大満足

戻ってからは、
洗い場で達の手入れをしているご主人を尻目に
奥さんを誘って、カフェのソフトクリームを食べに行った
これが、また、美味しかったこと

クラブに戻ったら、ご主人はまだ手入れの最中
ちょっとご機嫌悪かったかも~
ごめんなさいね~

恒例!!2011夏の北海道外乗 石狩ホーストレック

2011-11-20 00:39:02 | 外乗
2泊3日の2日目
札幌市からすぐ近くの石狩川の河川敷、石狩ホーストレックで、昼食つきの25kmの外乗!


石狩には、これまで2回外乗にきたけど、
いずれも未熟さ故に目的の折り返し地点に到達しないまま、
時間切れで帰途についた苦い経験ばかり
早い話が、予定のスピードで馬に乗れなかったもんだから、
目的地の手前で折り返さざるを得なかったという、情けない外乗だった。
しかも
1回目は、Yちゃんの馬が急停止して、ころんとYちゃんが落馬した。
2回目は、前の馬に間をあけられた私の馬が突然ダッシュして、やっと追いついたところで同じく急停車して、必死で首にしがみついていた私がドタッと落馬した。
ちなみに、この時の馬の駆け方は、いわゆる蹴歩っていう競走馬の全速力での走りで
初めての経験だった。かなり怖かった~

3回目となる今回は
そんな訳で、前2回のリベンジ外乗
今回の相棒は少し小柄なポニータ
大人しくてよく働くタイプ(!?)

コースは(←クリックしてみてね)
牧場から堤防に出て

石狩川のひろ~い河川敷をひたすら河口に向かって駆ける


途中で合流してるバラト川を折り返してさかのぼり
国道231号線沿いにある佐藤水産の裏手に馬を繋いで、レストランで昼食。
 

石狩ホーストレック特製海鮮丼は
新鮮なお造りがたっぷり乗っていて、メチャクチャ美味しかった
食後のコーヒーをいただいた後
再び同じコースを帰る

往復で約25kmのコースのうち半分以上が駈足
特に河川敷は、途中に堤防から川に向かって下りる管理用の石畳の通路が何本かあって
そこを横切るとき以外、ずっと駈足。
今まで経験したことの無いスピードと距離を走ったけど、
今回は、二人とも落馬しなかった
あ~よかった

この日は穏やかな天気。
夏の河川敷は一面のお花畑で、とても気持ちよかった。



時々、先導してくれる大城さんが
「カラスだよ~」
「人だよ~」と叫んでる
んんん?何で、いちいち言うの?って不思議に思ってたら
どうやら、馬に言ってるらしいってことが解ってきた
草むらから鳥が飛び立ったり
堤防をマウンテンバイクに突然疾走したりして
馬がびっくりしないように、教えてるみたい
ちなみに、自転車の速度はこんなもんと思ってるのに、
自分を追い越すほどのスピードで走ってると、馬がびっくりすることがあるそうな。

石狩ホーストレックは、馬のマラソンといわれる
エンデュランスもやってる牧場で
馬の旅にあこがれる私としては
ますますエンデュランスへの興味が大きくなった外乗だった


恒例!!2011夏の北海道外乗 フロンティア乗馬クラブ

2011-11-19 23:36:53 | 外乗
2泊3日の外乗、ついに3日目
最後の外乗は、石狩湾のすぐ近く、ウェスタンのフロンティア乗馬クラブ
ここも5年前のリベンジ
前回は、海岸を少し走り始めたとき、駈足で遥か彼方に見える丘の上まで行くって聞かされて、
あんな遠くまでは無理~と、
泣く泣く途中で引き返した苦い思い出がある。

今回はと~っても気持ちの良い絶好の外乗日和
乗馬も前回より上手くなったし
ガンガン走れそうな期待でワクワクしながらクラブへ向かった

途中でとっても可愛らしい風力発電を発見
赤白のパネルが海風を受けてクルクル回ってる
もう、その向こうは海岸になっている



フロンティア乗馬クラブは、のんびりした雰囲気で
クラブハウスでは、メンバーさんや外乗から帰った人たちが、適当にコーヒー飲んだりお菓子を食べたりしながらくつろいでいる。




大阪から来たっていうご夫婦と話をして、すごい発見!
なんと、うちのクラブにいる「あすなろ」は、このご夫婦がヨーロッパから購入してきた馬だったんだって
「えー、まだそこにいるの。とっくに売られたかと思ったけど、元気にしてる?」
元気ですよ、競技会とか出てる。
でも私のレベルでは乗せてもらったこと無いですけど。
「すごくいい馬だけど、難しくってね、ジュニアの選手に譲ったあと、そこに移ったのよ」
「会いたいな、会いに行こうかな」
ぜひ来てくださいよ。

そんな会話の後、いざ、2時間の外乗「丘の上コース」へ。
石狩湾の海岸に出て砂浜を走り、遠くの丘の上まで行って帰ってくる10~15kmのコース。
だいたいこんな所の海岸沿い⇒http://yahoo.jp/QlkzuI

私の相棒は、リーサー、
とってもおとなしくて素直なクウォーターホースの女の子

早速、騎乗して、いざ、海岸へ!暴れん坊しょうぐ~ん!!
この日は快晴で、いよいよ浜に出て快走
気持ちよいこと、最高~
海も空もあお~いぃし~、波打ち際を駆けている時の開放感は
この世界、全部、私達のものですうって感じ~

所々に海水浴に来ている家族連れがいるんで、近づく度に並足か速足に落として横を通る。
そしてまた子供達の歓声を背中に聞きながら、駆け出していく
波しぶきをあげながら走ると、馬たちもとっても気持ち良さそう

ちょっとびっくりしたのは、
休憩のときに、馬たちが海水をがぶがぶ飲み始めたとき。
慌てて首を上げようとしたら、インストラクターさんが落ち着いて
「あ、いいよ、飲ませてあげて」
「え~だって海水・・・」
「馬は飲めるから」
へ~そうなんだ、馬ってやっぱり人間とばDNAが違う生き物なんだ
などと、しみじみ感じた。

やがて遠くに見えていた丘があっという間に近づき、

(右奥の遠くに見えてる丘が目的地)

廃屋になった昔の番屋やサイロの横を通って、坂道を登っていく
丘の上からは広い石狩湾が一望できて、絶景、絶景

帰りは磯じゃなくて海岸の草地をほとんど速足で走った


なんで浜辺に行ってくれなのよ~、砂浜走りた~い
なんで駈足にしてくれないのよ~
(私、速足が苦手なんだよね。疲れてくると馬とタイミングがずれちゃうから)
それでも、メチャクチャ楽しい外乗でした

その後は、ちゃっちゃと着替えて
でも、コーヒはしっかりご馳走になって、いざ、空港へ、
3時間後には機内の人になって、楽しい楽しい今年の北海道外乗も無事終了

あ~また外乗行きたいな・・・

全日本総合馬術大会2011

2011-09-27 00:15:52 | 乗馬クラブ・競技
9月25日日曜日
秋晴れの汗ばむ陽気で、絶好の日和!!
良く行く兵庫県「三木ホースランドパーク」で
第41回の全日本総合馬術大会が開催された。
今回は、障害レッスンで指導してくれているA先生が出ている
先生すご~い

この日は最終日で、種目はクロスカントリー。
いつも三木の森の中を外乗で行くとき、
アップダウンのきついコースに設置された巨大な丸太や池なんかの障害の脇を通りながら、
いったい、ホントにこれをどうやって飛ぶんだろうと思っていたから、
今回間近に見られるチャンスがきて、大興奮
しかも、応援する選手がいるんで、すんごい楽しみにして行った

さて、現地に着くとなぜかものものしい警備が???
そー言えば、
「名誉総裁の常陸宮妃華子殿下が最終日に来る」って先生が言ってたなあ
やたらと黒いスーツに黒いネクタイ(これが意味不明、葬式かいっ!)の男性がうじゃうじゃいる。
先に車から下りたYチャンのとこへ行ったら
渡されたとか言って、日の丸の旗をカシャカシャ振ってるの
どこからともなく現れたおじさんが配ってた。

クロスカントリーは
広場での障害を飛んでから、がけを駆け下りて森に入り、クラス別に10~20個の障害を飛んでゴールする、とってもワイルドで見ごたえのある競技
特に、CNC3スターのクラスは国際競技レベルなんで、3千メートル以上のコースで27もの障害を飛ぶ。
ワクワク
ちなみに先生の出る競技では、17の障害を飛ぶ。

さっそく森に入り、
前もって聞いていた見所ポイントへと向かった。
日本庭園と呼ばれる池のところで、すでに沢山のアマチュアカメラマンが陣取っている中
絶好の位置をキープ。
ここは、水壕の障害ポイント。
コースの進行方向に対して直角に池の中央に向かって小さな半島が張り出し、
その先にある小さな島へと渡る赤い橋が架かっている。
半島を越えた先の池の中には、障害が設置されている。

CNC3スタークラスの選手は4人
会場では、選手のスタートや、何番障害を通過したとか、反抗が1回あって減点とか実況放送が流れている。
私達のいるポイントは、馬が一旦池に飛び込んで、それから半島に飛び上がり、再び池に飛び込んで、すぐ池の中の障害を飛び越え、そのまま池から駆け上がっていくという、
豪快な場面

   

遠くの森から馬が駆け下りてきて、丸太の障害を1つ飛んでから、池に飛び込んで駆け抜けるまで、あっという間。
う~んんん・・・・見とれる間もなく、唸るばかり・・・
私のやってるクロスバー障害とは別次元や(あたりまえ!!)
こんなの、いくらなんでも、やってみたいとは思わないなってのが、正直な感想、
私には、無理無理無理無理~

続いて先生の出てるトレーニング競技
この競技では、池の横手、半島の手前から池に入り、池の中で直角に曲がって、赤い橋を飛び越え、池から駆け出て行く。
これも、なかなかの迫力

    

さあいよいよ、先生スタート!
ここまでの馬場馬術と障害の成績は、なんと1位、期待が高まる
中継によると、順調に10番障害を通過とのこと。
もうすぐかなと待ってるけどなかなか来ない
と、放送が
「A選手、13番障害で落馬、棄権です」
はあぁ~っ?なんで・・・
落馬なら、せめてここまで来て落馬してよ・・・メチャクチャ残念
まあ、人馬ともに騎乗してちゃんと戻って行ったと聞いて一安心だったけど。

その後、ゴール付近に移動して、間近に見てたんだけど
さすがに人も馬もゴールする頃には、最高にテンションが上がってて、ど迫力



こ、怖い
やっぱ、私にはクロスカントリーは、向いてないなあとしみじみ

馬も人もひとつになって、風をうけて気持ちよ~く駆けていく
ただ、それだけが私の望みだから


そういうわけで、当然、競技観戦のあとは、
ここ、三木の森で外乗!
駈足90分コース。
今日の相棒は、 前回も気持ちよく走ってくれたボーイ♂


ただ、こないだの台風の大雨で、森のコースはあちこちがえぐれてて
なかなか連続して走れない。
ちょっと欲求不満と思っていたら
最後にJRAと同じ砂が入っているという走路を走らせてもらった。



これが、幅広い競馬場みたいなコースで、最高に気持ちよかったあ~
大満足
ありがとうございました。また行きますね




榎木孝明のタカ2世

2011-09-01 23:06:00 | 外乗
秘密のケンミンショーを見ていたら
俳優の榎木孝明さんが、鹿児島県代表で出ていた。
、鹿児島 かごしまぁ
大分県じゃないの

今年の5月、
阿蘇の大分県側、飯田高原にある外乗クラブ「エル・ランチョ・グランデ」で
外乗した時のこと。
先導してくれたは、ダルメシアン顔負けのブチ模様の馬で
子供達からは「ブチ」と呼ばれていた。



もう、てっきり、「ブチ」って名前だと思っていたら
実は「タカ2世」という立派な本名があった
アパルーサの♂で、
なんと、榎木孝明さんの持ち馬で、だから「タカ2世」だって。

「榎木さんは、こっちに帰ってきた時は、
いつも、こいつに乗って榎木孝明美術館まで行くんです」
「そん時は、うちのオーナーもご一緒して、大名行列みたいになる」
案内の人が説明してくれた。

そう言えば、エルランチョに来る途中にあったような気がする、
榎木孝明美術館。 
自馬で、自美術館へ行くなんて、なんと優雅なこと・・・・
それで、榎木さんって、てっきり、大分県民だと思ってたんだけど
実は鹿児島県民だったんだ。

ここでの外乗は、最高に気持ちよかった
私の相棒は、アパルーサのクッキー 
まず天気は五月晴れで、真っ青な空。
田植えが始まったばかりの田んぼや、土を鋤きはじめた畑の間を
遥か向こうの山すそまで真っ直ぐに延びる農道を一気に駆ける。


山の中に入れば、ひんやりと涼しい。



また、広がる畑に戻れば陽光が暖かい。
土の薫りや馬の汗の匂い、自然の中でとろけそうになる 

2時間の外乗はあっという間に終わり
午後の外乗に向けて、名残り惜しいけど、由布院に向けてあわただしく出発した。
エルランチョグランデ、最高に楽しいウェスタン牧場
今度は、ゆっくり行きたいな~

 

クレイン由布院の外乗の後は、大分空港から帰ってきた
この時、初めて国内線のプロペラ機に乗った。



機体には、たった2つのプロペラがざっとした感じで付いていて、
ブ~ンって回ってるだけで、こんなんでどうやって飛ぶんだよ(疑)
メっチャ不安
そんな私の気持ちに関係なく、
どっかに小さなジェットエンジン隠してるんちゃうか、というくらい
飛行機はすごく安定して飛んで、あっという間に伊丹に着陸した

あ~外乗、終っちゃった
寂しさと空腹が急に実感となった



夢★大地グリ-ンバレイの妹

2011-07-14 00:23:43 | 外乗
5月に1泊2日で、阿蘇~九重高原~湯布院へ外乗に行った。

阿蘇でお世話になったのが
夢★大地グリーンバレイさん。

ここは、見渡す限りのなだらかな丘陵地が
全部グリーンバレイの敷地。 とにかく広い


天気は、曇り
ときおりドライミストのような霧雨が、さあーっと降るけど、
肌に触れた瞬間消えて、かえって爽やかで気持ちがいい


この時の相棒が、ビリーブ♀6歳。

しかも、なんと、このビリーブは
兵庫県の三木ホーストレックで度々乗っている
あのヒダルゴの異父妹であることが判明
母親はミナミって馬で、とても良く似た兄妹。

1歳年上のお兄さん「ヒダルゴ」は、

外乗のエキスパートとして、
三木がオープンした当初に
ヘッドハンティングされて、グリーンバレイから三木にきたお馬さん
とても優秀な外乗馬で、
あえて言えば、下り坂が苦手なところくらいが、唯一の欠点かな。(←ヒダルゴ)
それは、それは、乗りやすく、素直で、道草もしない、良く走る優等生

そのヒダルゴの妹、ビリーブとの外乗WAKU、ワク
急に親近感が沸いて、気持ちにも余裕がでてきた。
さあ、外乗へ
いざ、出発だよビリーブ


ところが、この妹、お兄ちゃんと同じホルスタイン柄で、見た目はよく似てるくせに
全然、違う
ひたすら道草する奴で
歩きながら、走りながら、瞬間の隙を逃さず草を食べまくる。
右に左に草を食いちぎりながら駆けていく。



ン、もう~
挙句には、急坂を降りる途中で食べ始め、いくら頭を上げさせようとしても止めない
そのうち、前の馬達にどんどん離されたのに気づいたビリーブ
なんと、いきなり、急角度の崖を駈足で下り始めた。

ち、ちがうっ
お兄ちゃんと違いすぎる
ヒダルゴは、下り坂は1歩1歩踏みしめながらしか降りないのに
あんたは、駈足かい
合図はきかないし、道草ばかりやし、ペースむちゃくちゃやん
あんた達兄妹は、さざえさんちの「(逆)カツオとワカメ」や

なんとなく満たされないままの外乗であった
成果といえば、ヒダルゴの名前が、
「オーシャン オブ ファイアー」って映画の主人公馬の名前だってことを
教えてもらったくらいかな・・・

京馬車

2011-06-21 00:17:27 | 
グルーポンの割引の中で、「京馬車」を発見


京都の観光名所「保津川下り」の乗船場まで、馬車で連れてってくれるもの。
保津川下りは京都の有名な急流下りで、
亀岡~嵐山までの約16キロを、船頭さんの見事な竿さばきで下る。

その乗船場まで嵯峨野トロッコ列車の亀岡駅から
約25分の田舎の道のりを
の~んびりと馬車で行くのが「京馬車」
昨年の11月に営業が始まっていたみたい。
http://www.kyobasha.jp/




京馬車のHPを見て、
2年前、夏の北海道、十勝千年の森のことを思い出した。
あ~この馬車のこと、そう言えば
十勝で外乗に行ったとき、聞いたよな~
牧場の人が、
「京都で馬車をやるんで、それ用の馬を探して欲しいって頼まれてるんだ」
「なんか、川下りの駅まで馬車でいくらしいよ」
そう言って、今から、ばんば競馬のばんば馬を見に行くと言っていた。

京馬車は2台あって、大きいほうの馬車を引く馬は、1t 近いばんば馬だ
そうか、この子達が十勝からやってきたんや~

牧場のある十勝千年の森は、
千年かけて、北海道の原生林を取り戻そうと
植林を始めた壮大なプロジェクトの地。
その中に乗馬セラピーによる教育活動を行っている
「森の牧場」があって、
この牧場では、雄大な十勝の山中を道産子で外乗出来る

それはそれは素晴らしい十勝の自然の中を
ちょっぴり熊に出会わないかと心配しながら
楽しく走ることができる
木漏れ日溢れる森の中で、下馬して、ちょっとコーヒーブレイク
これは、もう、最高
絶対お奨めの外乗デス

ブログには、綺麗な十勝の写真がいっぱいです
ぜひ、ご覧あれ
http://blogs.yahoo.co.jp/minnachigatteminnaii27/MYBLOG/yblog.html

進歩していない?!

2011-06-13 00:14:57 | 乗馬クラブ・競技
土曜日午後の馬場レッスンはジャンボ号。
あれ~、いったいこのコに乗ったのっていつだったっけ
随分昔、初心者レッスンの頃にお世話になったような・・・

指導員さんに聞いてみた
「このコって、どんな馬です?」
「んー、しっかりした合図が要るのと、内側に入りやすいかな」
「じゃ、重い目ですね」
「そうでもない、イケイケになって、びゅーって行く時もあるし」
「・・・・・(どうよ?)」
「ま、簡単な馬じゃないってことですよ」
・・・

でも、洗場で馬装してから、耳の後ろや鼻をなぜたり、
頤をフニフニ触ったりして遊んでるときは、ジャンボはご機嫌で
止めると、
なになに?何かあったん?止めたりして~
てな感じで顔をズイと近づけてきて、大きな目でじっと見つめてくる
ああ、なんて可愛い

で、いざ、馬場へ。
まあ、確かに内側に入ろうとするけど、反応は素直だし
外側のハミで隅角もちゃんと回るし、
そんなに言う程、難しいコじゃないじゃん
ただ、指導員さんからは
「内側のハミ、強すぎますよ!、嫌がってます!」と注意された。

下馬してからも、仲良く戻ってきて
ひそかに「難しいっていうけど、全然大丈夫やん、私って上手いんちゃうん
と、満足。

家に帰ってから、前にジャンボに乗ったのはいつかなって騎乗ノートを調べてみたら
なんと、2008年8月28日以来
ほぼ3年ぶり。
でも、ショックだったのは
その時の感想。
「重いというけど、良く言うことをきく。
サボり癖があって内に入るので、合図はしっかりと。
ただし、拍車使いすぎて嫌がられた」
これって、今日の感想と同じじゃん・・・・・
3年前と同じって・・・
もしかして、進歩してなかったりして

ブルキングが逝った

2011-06-03 23:56:08 | 
去年の5月、霧島のホーストラストで出会ったブルキングが
4月10日に老衰で33歳の生涯を閉じた。

 

人懐っこくて、すぐ友達になって
放牧場内にあるコテージまで遊びに来てくれた「じいじ」

どうしてももう1度会いたくって
今年の5月に行くつもりだったけど、
結局、霧島の噴火を心配して行き先を熊本に変更した。

その時、もう、「じいじ」は天国に旅立ってたんだ・・・
牧場では、甘えて、くっついてきて、わずか数時間一緒にいただけだったのに
ずっと、心から離れない馬だった。

沢山の人に愛された「じいじ」
天国でもあの優しい眼をして幸せでいてね。
素敵な出会いをありがとう、じいじ!

眠るように亡くなった最後の様子は
霧島のホーストラストのブログに載っています
http://horsetrust.blog93.fc2.com/blog-entry-87.html#comment