刻しるべ

乗馬クラブでは落ちこぼれ。でも馬が大好き。馬といるだけで幸せなMy乗馬ライフ

全日本総合馬術大会2011

2011-09-27 00:15:52 | 乗馬クラブ・競技
9月25日日曜日
秋晴れの汗ばむ陽気で、絶好の日和!!
良く行く兵庫県「三木ホースランドパーク」で
第41回の全日本総合馬術大会が開催された。
今回は、障害レッスンで指導してくれているA先生が出ている
先生すご~い

この日は最終日で、種目はクロスカントリー。
いつも三木の森の中を外乗で行くとき、
アップダウンのきついコースに設置された巨大な丸太や池なんかの障害の脇を通りながら、
いったい、ホントにこれをどうやって飛ぶんだろうと思っていたから、
今回間近に見られるチャンスがきて、大興奮
しかも、応援する選手がいるんで、すんごい楽しみにして行った

さて、現地に着くとなぜかものものしい警備が???
そー言えば、
「名誉総裁の常陸宮妃華子殿下が最終日に来る」って先生が言ってたなあ
やたらと黒いスーツに黒いネクタイ(これが意味不明、葬式かいっ!)の男性がうじゃうじゃいる。
先に車から下りたYチャンのとこへ行ったら
渡されたとか言って、日の丸の旗をカシャカシャ振ってるの
どこからともなく現れたおじさんが配ってた。

クロスカントリーは
広場での障害を飛んでから、がけを駆け下りて森に入り、クラス別に10~20個の障害を飛んでゴールする、とってもワイルドで見ごたえのある競技
特に、CNC3スターのクラスは国際競技レベルなんで、3千メートル以上のコースで27もの障害を飛ぶ。
ワクワク
ちなみに先生の出る競技では、17の障害を飛ぶ。

さっそく森に入り、
前もって聞いていた見所ポイントへと向かった。
日本庭園と呼ばれる池のところで、すでに沢山のアマチュアカメラマンが陣取っている中
絶好の位置をキープ。
ここは、水壕の障害ポイント。
コースの進行方向に対して直角に池の中央に向かって小さな半島が張り出し、
その先にある小さな島へと渡る赤い橋が架かっている。
半島を越えた先の池の中には、障害が設置されている。

CNC3スタークラスの選手は4人
会場では、選手のスタートや、何番障害を通過したとか、反抗が1回あって減点とか実況放送が流れている。
私達のいるポイントは、馬が一旦池に飛び込んで、それから半島に飛び上がり、再び池に飛び込んで、すぐ池の中の障害を飛び越え、そのまま池から駆け上がっていくという、
豪快な場面

   

遠くの森から馬が駆け下りてきて、丸太の障害を1つ飛んでから、池に飛び込んで駆け抜けるまで、あっという間。
う~んんん・・・・見とれる間もなく、唸るばかり・・・
私のやってるクロスバー障害とは別次元や(あたりまえ!!)
こんなの、いくらなんでも、やってみたいとは思わないなってのが、正直な感想、
私には、無理無理無理無理~

続いて先生の出てるトレーニング競技
この競技では、池の横手、半島の手前から池に入り、池の中で直角に曲がって、赤い橋を飛び越え、池から駆け出て行く。
これも、なかなかの迫力

    

さあいよいよ、先生スタート!
ここまでの馬場馬術と障害の成績は、なんと1位、期待が高まる
中継によると、順調に10番障害を通過とのこと。
もうすぐかなと待ってるけどなかなか来ない
と、放送が
「A選手、13番障害で落馬、棄権です」
はあぁ~っ?なんで・・・
落馬なら、せめてここまで来て落馬してよ・・・メチャクチャ残念
まあ、人馬ともに騎乗してちゃんと戻って行ったと聞いて一安心だったけど。

その後、ゴール付近に移動して、間近に見てたんだけど
さすがに人も馬もゴールする頃には、最高にテンションが上がってて、ど迫力



こ、怖い
やっぱ、私にはクロスカントリーは、向いてないなあとしみじみ

馬も人もひとつになって、風をうけて気持ちよ~く駆けていく
ただ、それだけが私の望みだから


そういうわけで、当然、競技観戦のあとは、
ここ、三木の森で外乗!
駈足90分コース。
今日の相棒は、 前回も気持ちよく走ってくれたボーイ♂


ただ、こないだの台風の大雨で、森のコースはあちこちがえぐれてて
なかなか連続して走れない。
ちょっと欲求不満と思っていたら
最後にJRAと同じ砂が入っているという走路を走らせてもらった。



これが、幅広い競馬場みたいなコースで、最高に気持ちよかったあ~
大満足
ありがとうございました。また行きますね




榎木孝明のタカ2世

2011-09-01 23:06:00 | 外乗
秘密のケンミンショーを見ていたら
俳優の榎木孝明さんが、鹿児島県代表で出ていた。
、鹿児島 かごしまぁ
大分県じゃないの

今年の5月、
阿蘇の大分県側、飯田高原にある外乗クラブ「エル・ランチョ・グランデ」で
外乗した時のこと。
先導してくれたは、ダルメシアン顔負けのブチ模様の馬で
子供達からは「ブチ」と呼ばれていた。



もう、てっきり、「ブチ」って名前だと思っていたら
実は「タカ2世」という立派な本名があった
アパルーサの♂で、
なんと、榎木孝明さんの持ち馬で、だから「タカ2世」だって。

「榎木さんは、こっちに帰ってきた時は、
いつも、こいつに乗って榎木孝明美術館まで行くんです」
「そん時は、うちのオーナーもご一緒して、大名行列みたいになる」
案内の人が説明してくれた。

そう言えば、エルランチョに来る途中にあったような気がする、
榎木孝明美術館。 
自馬で、自美術館へ行くなんて、なんと優雅なこと・・・・
それで、榎木さんって、てっきり、大分県民だと思ってたんだけど
実は鹿児島県民だったんだ。

ここでの外乗は、最高に気持ちよかった
私の相棒は、アパルーサのクッキー 
まず天気は五月晴れで、真っ青な空。
田植えが始まったばかりの田んぼや、土を鋤きはじめた畑の間を
遥か向こうの山すそまで真っ直ぐに延びる農道を一気に駆ける。


山の中に入れば、ひんやりと涼しい。



また、広がる畑に戻れば陽光が暖かい。
土の薫りや馬の汗の匂い、自然の中でとろけそうになる 

2時間の外乗はあっという間に終わり
午後の外乗に向けて、名残り惜しいけど、由布院に向けてあわただしく出発した。
エルランチョグランデ、最高に楽しいウェスタン牧場
今度は、ゆっくり行きたいな~

 

クレイン由布院の外乗の後は、大分空港から帰ってきた
この時、初めて国内線のプロペラ機に乗った。



機体には、たった2つのプロペラがざっとした感じで付いていて、
ブ~ンって回ってるだけで、こんなんでどうやって飛ぶんだよ(疑)
メっチャ不安
そんな私の気持ちに関係なく、
どっかに小さなジェットエンジン隠してるんちゃうか、というくらい
飛行機はすごく安定して飛んで、あっという間に伊丹に着陸した

あ~外乗、終っちゃった
寂しさと空腹が急に実感となった