刻しるべ

乗馬クラブでは落ちこぼれ。でも馬が大好き。馬といるだけで幸せなMy乗馬ライフ

競技会デビュー

2012-09-17 23:33:19 | 乗馬クラブ・競技
秋晴れ、空は真っ青、空気は透明
絶好の乗馬日和の今日は、クラブ内の障碍競技会

前回ドタキャンしてから、絶対出るって決めてた日

相棒にアグを指名して、この日のために練習を重ねてきたんで
やっと、デビューの日がやってきたって
もう、ワクワクと楽しみで、楽しみで仕方がなかった


私が出るのは一番下のクラスなんで
競技の開始時間が早い。
なんと、朝の7時から。
集合は6時、馬装は5時半からって聞いて、Yちゃんがうちのマンションに5時にくることに・・
で、4時起き。さすがに目覚ましにもすぐには反応できなかった

クラブに到着すると、毎度競技会の日のお馴染みの光景で、
やたらと上下白の服を着た人がウロウロ
暑いのに、すでにじょうらん(競技用の黒いジャケット)を着た人も
馬たちもいつも以上に綺麗に飾られて、
ああ、テンションも上がるわ~

このクラスの出場は21人で、私は13番目
そうこうしてる間に、待機馬場で2回練習バーを飛んだ後、入場口へ。
障碍は7つ。
審査席に敬礼して、合図の鈴がチリンチリンと鳴った瞬間、
アグが駆け出した
「馬がわかってるから、ただ上に乗ってるだけでいいよ~」
って、みんなが言うとおり、軽やかに1番障碍へ
左手前で1番、2番飛んで、すぐ方向転換して斜めに3番、4番飛んで
今度は方向転換して右手前から斜めに5番障碍をクリア、快調じゃん

ところが、その次の障碍に向かった時、異変が
アグが障碍の左外側へとそれて行く
な、なんで、何で
「反抗か」(反抗とは馬が障碍を飛ぶのを拒否することで、2回やると失格)
障碍に向かおうとする私、障碍の外側に逸れていくアグ
馬と乗り手がバラバラになって、
当然バランスを崩し、左の鐙を外してしまった

その時、私は気がついた
私が向かっているのは2番障碍で、5番を飛んだ後は
巻き乗りで6番へ向かわないといけないんだ
間違っているのは、私じゃん、アグが正しい
「やーん、ごめん、アグ、あとはあんたに任せるよ
「私は外れた鐙を直すのに専念するし~
何とか6番を飛ぶ手前で鐙を履きなおして、アグの力で6番、7番を無事クリア
それでも、タイムを相当ロスしてしまった

退場すると、大丈夫?どうしたん?反抗があったん?
と、いろいろ声をかけられて、
「そうじゃなくて、5番の次に2番へ向かって間違っちゃった」と説明してるうちに
自分のタイムを聞き逃してしまった~

まあ、表彰の3番以内に入ってないのは確かだし
反抗も減点も無く完走できたし(アグのおかげで)、
タイムくらい知らなくてもいいっか

終ってから感想を聞かれた
も~うっ、メチャメチャ楽しかった
こんなに競技が楽しいって知らなかった、次はもっと上手く飛ぶぞ~
と、心に決めたのでした。