エンタメモンスターのひとりごと

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『オースティン・パワーズ ゴールドメンバー』容赦ない下ネタの連続にあなたはどこまで耐えられる?

2016-03-04 21:00:00 | Mike Myers
そろそろ自分の中にアホの風を吹かせないと
どうにかなりそうなので、
今日はとびきりくだらないけど元気が出る?!
この映画について感想を書こうと思う。


『オースティン・パワーズ』シリーズは
全部で3作品製作&公開されていて、
主演のマイク・マイヤーズが
プロデューサー、脚本も担当し
当時世界中で大ヒットしたという作品。


3作品の中でも一番繰り返し観ているのがこの
『オースティン・パワーズ ゴールドメンバー』
(調べるとシリーズの中で3が一番低評価な模様...)

どうしようもなく落ち込む日々が続き
少し余裕が出てきてちょっとここらで
気分を変えたいな~という時にこの映画を観ると、
抜群の効力を発揮することがあるので
内容は最低だけど非常に助けられている作品でもある。


相変わらず全編に渡ってありとあらゆる
過激で思わず笑ってしまうか引くしかない
下ネタや差別発言が散りばめられているし、
(唯一毛むくじゃら外国人力士のシーンは
しつこいし台詞も演出も全部汚いから嫌い)
それに加えて無駄に豪華なカメオ出演者による
ミュージカルシーンもあるし、
更には大好きなビヨンセがヒロインだったり、
物語の半分以上が日本を舞台にしていたりと
かなりバラエティに富んだ仕上がりになっている。

もう本当に呆れるくらい始まりから
終わりまで下ネタの連続!
よくもここまで飽きることなく
直球の下ネタからちょっと捻りの効いた
下ネタ台詞まで編み出せるよなーと
上から目線に感心してしまうくらい下ネタづくし!
きっと下ネタ全般NGな方にとっては
地獄の映画だろうな...。

下ネタ自体は清々しさの欠片もないけど、
ここまでやられるとその熱意におされて
清々しさを感じずにはいられなくなってくる不思議(笑)
マイク・マイヤーズ恐るべし(°Д°)


特にお気に入りなのは
1.『オースティン&Dr.イーブルの学生時代』
何度観ても学生時代の二人を演じた役者が
両者共に激似でびっくり(笑)
Dr.イーブルの「ムフフハハハハ~!ムフフハハハハ~!」って笑い方ホント好き。
それに小指を口元に当てるポーズも。

2.『ショッパ』
やってることは勘弁してって感じだけど
毎回この訳で笑っちゃう。

3.『オースティンとフォクシーが字幕で遊び倒す』
字幕遊びのシーンでは少し日本語を話す
ビヨンセとマイクが観られる。
特に「いいなぁ」という発音がナチュラルで
"いいなぁ~"。

ミスター・ロボトが話す日本語がことごとく
オースティン翻訳によって下ネタに変換され
それをフォクシーが逐一字幕を指しながら
正していくというスタイルがシュールで面白い場面。
(ミスター・ロボトの棒読み感大好き)

4.『Dr.イーブルの潜水艦に潜入した際、
ミニ・ミーとオースティンが変装して
健康診断を受ける』
このシーンは幼い頃に観た時とても衝撃を受けたし、強く印象に残っている。
(もうこのシリーズ自体衝撃の連続だけど(^^;)
検尿コップにりんごジュースを入れて
医者に渡す時のわたわた感と、
オースティンとミニ・ミーの影絵で
じゃんけんするところは何度観ても笑える!
それに出産シーンの時の乗組員の表情が
もう...最高(笑)


そしてなんと言ってもビヨンセが美しい(*´-`)
当時20歳!(撮影当時は19歳?)
やっぱり小さい頃からショービズの世界に
居るからこの時から既に貫禄がある。

ラスト二人のキスシーンがあることによって
今まで観てきた汚れの数々を(^^;
綺麗さっぱり洗い流す役目を果たしてくれているので、
例えどんなにお下劣だとしても
終わりよければ全て良し!って感じ。
(特にDr.イーブルとフラウ・ファービッシナの
鍵渡しディープキスは悪夢だった 笑)


それに毎回キスシーンのオースティン、
というか付け歯してないから
半マイク・マイヤーズ?にドキッとしてしまう。
幼い頃はなんとも思わなかったのに
よくよく見ると可愛い顔してるし、
役から離れた姿は結構ハンサムだということに
気づいてしまったどうしよう...(*´-`)

ってどうもしないけど何でこんなに
おじさま俳優に惹かれるんだろうヤバい(笑)


少し前までは正直こんな(って言ったら失礼だけど)お下劣な映画に良くビヨンセや
カメオ出演の役者陣・監督・アーティストも
出演OKしたよなと思っていた。
でもこれもきっとマイク・マイヤーズの
コメディアンとしての才能や人徳や
プロデュース力のなせる業だったのかも。

おかげさまでちょっと元気出てきたし、
結構前から4作目が製作されるかも?!という
情報を目にしたことがあるので、
実現したらいいのにな~。

「Yeah Baby Yeah!!!」