またまたマイナー?な作曲家の登場です
今回は、ナタナエル・ベリ(Natanael Berg:1879年-1957年スウェーデン)作曲の交響曲第4番です。
ナタナエル・ベリ、この作曲家は私が懇意にしておりますCDショップの店員さんもご存知なかったほどの人物なので、マイナー度はかなり高いと言って良いと思います。
更に、このナタナエル・ベリの交響曲第4番はなかなか入手が困難なようですので「秘曲」決定でございます。
甘いメロディーもありロマンティックな美しい曲です。
もっと普通に販売されて欲しいと願います。是非一度お聴き頂きたい曲なのです。
それでは曲のご紹介と参りましょう。曲は4つの楽章から構成されており、演奏時間は約21分半となります。
1.第1楽章
少し甘さの入った哀愁漂うようなメロディーで曲は始まります。やがて、ロマンティックなメロディーが穏やかに登場します。そして、更にロマン溢れるメロディーがオーケストラによって大らかに歌われます。その後は穏やかで静かな演奏が続き静かに終わりを迎えます。
2.第2楽章
軽やかに森の中を飛び回る小鳥達をイメージするような可愛らしいメロディーで曲は始まります。そして、美しいメロディーがそれに続きます。その後は、爽やか曲調が続き、やがて再び美しいメロディーが奏でられ、静かに終わります。
後期ロマン派好きの方にとってはお気に召して頂ける曲だと思います。
3.第3楽章
ややもの悲しげで静かなメロディーで曲は始まります。演奏は徐々に高揚感を増して行きますが、再び静かなメロディーに戻ります。美しい旋律も時折り登場します。この曲も静かに終わります。
4.第4楽章
一転して楽しげなメロディーで曲は始まり、ロマンティックで美しいメロディーがその後に奏でられます。そして、森の中をイメージさせるようなメロディーが続きます。やがて、再び楽しげなメロディーが登場し、徐々に高揚感のある演奏へ続き輝けるように幕を閉じます。
参考までに、私の所有するCDの中から1枚をご紹介します。
レーベルはPhono Suecia、マンフレッド・ホーネック指揮、スウェーデン放送交響楽団の演奏のものです
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