前回に続きアッテルベリの連投です
今回はクルト・アッテルベリ(1887年-1974年スウェーデン)の交響曲第4番です。
昨日に続き、同じ作曲家なので早っと思われるかもしれませんが、前回ご紹介した私の所有するCDに今回ご紹介する曲も収録されておりますので、どうせならすぐにご紹介した方が良かろうと考えた訳でございます。
今回ご紹介するアッテルベリの交響曲第4番も前回同様に「秘曲」扱いにさせて頂きたく存じます。
それでは、前置きはこのくらいにして、曲のご紹介と参りましょう。この曲は4つの楽章から構成されており、演奏時間は約21分少々となります。
1.第1楽章
少々悲壮感の漂う劇的な演奏で曲は始まります。その後は一旦静かな演奏になります(森の中の雰囲気が漂います)が、再び劇的な演奏が繰り広げられます。そして、再び静かな演奏、劇的な演奏が繰り返されます。
2.第2楽章
静かな演奏で曲は始まります。第1楽章が森の入り口付近だとすると、この楽章は更に森の奥深くにいるようなイメージを感じます。そしてその後、森の中にひっそりとたたずんでいる湖があるかのような静かで美しいメロディーが登場します。やがて、このメロディーが高揚感を持って演奏されます。その後は再び静かな演奏に戻り終わりを告げます。
3.第3楽章
リズミカルな演奏の短い曲です。1分少々で終ります。
4.第4楽章
冒頭間もなく勇壮なメロディーが登場します。その後、時折り小鳥のさえずりを感じさせるメロディーも登場します。やがて、叙情的なメロディーの静かな演奏が流れますが、しばらくすると演奏は高揚感を見せ、再び勇壮なメロディーが奏でられます。そして、リズミカルな演奏へと移っていきます。最後は華々しく幕を閉じます。
参考までに私の所有するCDから1枚ご紹介します。
レーベルはCPOで、アリ・ラシライネン指揮、フランクフルト放送交響楽団の演奏のものです
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