またもや「秘曲」のご紹介です
今回はフレイタス・ブランコ(FREITAS BRANCO:1890年-1955年ポルトガル)作曲の「ゲーラ・ジュンケイロの読書の後に」をご紹介いたします。
「埋もれた作曲家」と申し上げたら大変失礼ですが、クラシックの世界にはまだまだ「知られざる作曲家」がいらっしゃいます。私がまだ出会った事の無い作曲家もたくさんいらっしゃるはずです。
このブログが続く限り、そのような方達の作品も取り上げて参りたいと思っております。
ただし、私が聴いてみて「この曲はご紹介したい!」と思う曲以外は基本的にご紹介しませんので、単に「知られていない曲」をご紹介しているでは無い事を改めてお伝えいたします。
さて、このブランコ(ブランコで検索しないで下さいね。違うものがヒットしてしまうので。フレイタス・ブランコで検索して下さい)ですが、以前ご紹介しました、ジョリー・ブラガ=サントスの先生だったようです。
私には、そのくらいしか知識はございません。また、この「ゲーラ・ジュンケイロの読書の後に」という曲も、そしてその標題に関しても情報を持ち合わせてはおりません。
ただ、言えることは「美しい曲」だという事です。
ここは一つ、左脳では無く右脳にて音楽を楽しみましょう!
それでは、曲のご紹介と参りましょう。演奏時間は約10分ほどの管弦楽曲です。
管弦楽の鮮やかな響きで曲は始まります。しばらくは、おとぎの世界かのような不思議な旋律が流れますが、その後穏やかで美しいメロディーが登場します。美しい花々が開花するかのように美しいメロディーです。季節がらでしょうか、春の息吹さえ感じる事のできる美しいメロディーが続き、やがて壮大な演奏が繰り広げられます。
終盤は高揚感のある息の長い演奏が続き、最後は静かに幕を閉じます
参考までに、私の所有するCDから1枚ご紹介します。
レーベルはNAXOSで、アルヴァロ・カッスート指揮、アイルランド国立交響楽団の演奏のものです
このCDの情報は、こちらの下の画像をクリックして頂ければご覧になれます
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