本日も小品のご紹介です
クラシック入門に適している作品だと思います
ドヴォルザーク(1841-1904チェコ)作曲の「わが母の教え給いし歌」です。
この歌は、ボヘミアの詩人ヘイドゥークのジプシーを歌い上げた詩にドヴォルザークが共感し、7曲からなる「ジプシーの歌」を作り上げ、その4曲目に当たるものです。
老いた母親が目に涙を浮かべながら私に教えてくれた歌を、今度は自分が子供に、やはり涙を浮かべながら歌って聴かせるという(ライナーノートより)、情感のこもった歌です。
それでは、曲のご紹介と参りましょう。演奏時間は2分半ほどの歌曲になります。
美しくも少し切ないメロディーで曲は始まります。優しく穏やかで、まさに親が子供を思いやる気持ちが伝わってくるような感じがします。単に美しさだけでは無く、郷愁をも感じさせるメロディーがとても心に染み入ります。
お子さんのいらっしゃる方は、是非お子さんに聴かせてあげて欲しいと思います。
優しく美しいメロディーが、心を豊かにしてくれるような気がするからです
参考までに、私の所有するCDから1枚ご紹介します。
レーベルはLONDON(発売元:ポリドール)で、ミレルラ・フレーニ(ソプラノ)、レオーネ・マジェーラ指揮、ボローニャ・テアトロ・コムナーレ管弦楽団、合唱団の演奏のものです(クラシック入門としては適していると思います)
このCDの情報は、こちらの下の画像をクリックして頂ければご覧になれます
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