昨日の朝は総司の大量喀血シーンで目覚め、
今朝は斎藤さんが虎徹を背に
官軍を切りまくっているシーンで目が覚めた。
まさに寝ても覚めても、
ふと気がつくと最終回の映像が蘇ってくる。
それほどに印象的で、名残惜しくて、
大好きだったよ! 新選組!!!
近藤さんの最期はもう、言うことはない。
「徳川家への恨みを
すべて背負って死んでもらう。
それほどの器の者は近藤以外にいない。」
っていう意味付けがされていて、
それをみんなが―勝さんや、西郷さんや、
隊士のみんなや、近藤さん自身も―
理解した上での処刑だったから、
不条理に死ななくてはならなかった
河合さんなんかより
はるかに納得して見ることができた。
でも殿は…容保はどうなの!?
あっさり「余にはどうすることもできん」って…。
今まであんだけ「余の頼りはそちだけじゃ。」
そちだけそちだけ言ってたのに!
斎藤さん、そんな薄情なヤツは切ってしまえ!
と思ってしまったよ。
もう少し無念さを滲ませてくれてもよかったんじゃ…。
無念といえばお孝!
お孝が斬られるとは全然思ってなかったから
すごいショックだった。
総司の最後の光だったのにね。
優香も深雪太夫のときより
生き生きしててよかったのに。
「しょうがねぇよ。
沖田総司は独り寂しく
死んでったことになってんだから」
とこれはうちのオット。
そういうことじゃなくて!!
予期せぬ死と言えば捨助……!!
あれだけ世間を騒がせた捨助が、捨助だけが、
近藤さんとともに死ぬことを選んだんだよね。
今までの問題児ぶりも、ただただ
かっちゃんの仲間になりたかっただけなんだよ。
そう思うとね、獅童さんの好演とあいまって、
急激に愛すべきキャラに…。
そういう、だれにでもそう生きた理由がある、
みたいなところが、
三谷さんの脚本のカラーだったのかな。
…さて。
具体的な思い出に浸っていたら切りがないが、
終わってしまったのだから
総括しないわけにはいかないだろう。
今回の新選組、
何と言ってもキャスティングの妙に尽きる。
「キャラが立っている」とはよく使われる言葉だが、
本当に1人1人が、役にぴたりとはまっていた。
トシ、総司、観柳斎、河合さん、松原さん、喜慶ら、
舞台で活躍している役者さんはさすがだし、
佐之助、島田、山崎さんなども、
ほかの人は考えられない。
配役が決まった上で、
その役者さんに合わせてセリフを考えるという
三谷さんならではの成せる技だろう。
私が特に気に入っていたのは、
前にも書いたが源さん、山南さん、平助の3人。
ガラスの仮面の北島マヤは、
自分のセリフがないときでも
表情まで役の人物になりきっていたが、
この3人も、どんなに画面の端でも、
いや私生活までも、役の人物そのものなのではと
私には思えた。
それから特筆すべき人物がもう1人。
それは…斎藤・ジョー・一だ!
史実上の斎藤一は、もっともっと「人斬り」感が
強く、近寄りがたかったのではと思われるし、
オダギリジョーはナイーブな青年役で
いい味を出すこともよく知っている。
でも、斎藤・ジョー・一はかっこよすぎたから
あれでいいのだ!
ライフカードのオダギリジョーはどうでもいいけど、
斎藤・ジョー・一からは目が離せない。
寡黙で腕が立って、
恩義に報いようとするところは言わずもがな。
目を開けたまま眠ったり、
へんてこな木彫り人形を結婚祝にしたり、
にんじんを買ったはいいが
名前も摂り方も「知らん」だったり…
彼の登場するシーンはすべてが輝いてたよ!
このまま会えなくなるのはあまりにも惜しい!
オダギリジョーにはいっそのこと、
芸名を「斎藤・ジョー・一」と改め、
髪を伸ばして一つに結い、
常に着物+袴で今後の芸能活動をしてほしいくらいだ!
…と声高らかに主張していたら、オットが一言
「…食ってけねぇよ。」とつぶやいたが。
そのぐらいよかった。斎藤さんも。
えーっと…容量をこえてしまったようなので
その2へ続く。
今朝は斎藤さんが虎徹を背に
官軍を切りまくっているシーンで目が覚めた。
まさに寝ても覚めても、
ふと気がつくと最終回の映像が蘇ってくる。
それほどに印象的で、名残惜しくて、
大好きだったよ! 新選組!!!
近藤さんの最期はもう、言うことはない。
「徳川家への恨みを
すべて背負って死んでもらう。
それほどの器の者は近藤以外にいない。」
っていう意味付けがされていて、
それをみんなが―勝さんや、西郷さんや、
隊士のみんなや、近藤さん自身も―
理解した上での処刑だったから、
不条理に死ななくてはならなかった
河合さんなんかより
はるかに納得して見ることができた。
でも殿は…容保はどうなの!?
あっさり「余にはどうすることもできん」って…。
今まであんだけ「余の頼りはそちだけじゃ。」
そちだけそちだけ言ってたのに!
斎藤さん、そんな薄情なヤツは切ってしまえ!
と思ってしまったよ。
もう少し無念さを滲ませてくれてもよかったんじゃ…。
無念といえばお孝!
お孝が斬られるとは全然思ってなかったから
すごいショックだった。
総司の最後の光だったのにね。
優香も深雪太夫のときより
生き生きしててよかったのに。
「しょうがねぇよ。
沖田総司は独り寂しく
死んでったことになってんだから」
とこれはうちのオット。
そういうことじゃなくて!!
予期せぬ死と言えば捨助……!!
あれだけ世間を騒がせた捨助が、捨助だけが、
近藤さんとともに死ぬことを選んだんだよね。
今までの問題児ぶりも、ただただ
かっちゃんの仲間になりたかっただけなんだよ。
そう思うとね、獅童さんの好演とあいまって、
急激に愛すべきキャラに…。
そういう、だれにでもそう生きた理由がある、
みたいなところが、
三谷さんの脚本のカラーだったのかな。
…さて。
具体的な思い出に浸っていたら切りがないが、
終わってしまったのだから
総括しないわけにはいかないだろう。
今回の新選組、
何と言ってもキャスティングの妙に尽きる。
「キャラが立っている」とはよく使われる言葉だが、
本当に1人1人が、役にぴたりとはまっていた。
トシ、総司、観柳斎、河合さん、松原さん、喜慶ら、
舞台で活躍している役者さんはさすがだし、
佐之助、島田、山崎さんなども、
ほかの人は考えられない。
配役が決まった上で、
その役者さんに合わせてセリフを考えるという
三谷さんならではの成せる技だろう。
私が特に気に入っていたのは、
前にも書いたが源さん、山南さん、平助の3人。
ガラスの仮面の北島マヤは、
自分のセリフがないときでも
表情まで役の人物になりきっていたが、
この3人も、どんなに画面の端でも、
いや私生活までも、役の人物そのものなのではと
私には思えた。
それから特筆すべき人物がもう1人。
それは…斎藤・ジョー・一だ!
史実上の斎藤一は、もっともっと「人斬り」感が
強く、近寄りがたかったのではと思われるし、
オダギリジョーはナイーブな青年役で
いい味を出すこともよく知っている。
でも、斎藤・ジョー・一はかっこよすぎたから
あれでいいのだ!
ライフカードのオダギリジョーはどうでもいいけど、
斎藤・ジョー・一からは目が離せない。
寡黙で腕が立って、
恩義に報いようとするところは言わずもがな。
目を開けたまま眠ったり、
へんてこな木彫り人形を結婚祝にしたり、
にんじんを買ったはいいが
名前も摂り方も「知らん」だったり…
彼の登場するシーンはすべてが輝いてたよ!
このまま会えなくなるのはあまりにも惜しい!
オダギリジョーにはいっそのこと、
芸名を「斎藤・ジョー・一」と改め、
髪を伸ばして一つに結い、
常に着物+袴で今後の芸能活動をしてほしいくらいだ!
…と声高らかに主張していたら、オットが一言
「…食ってけねぇよ。」とつぶやいたが。
そのぐらいよかった。斎藤さんも。
えーっと…容量をこえてしまったようなので
その2へ続く。
ナイス突っ込み
自分だって散々、
「斎藤さんいいキャラだな」
「斎藤さんかっこいいな」
って言って見てたくせに、
何もあんな冷水を浴びせ掛けるような一言を
言わなくても…。
3日に1度くらいは
「バカだ、こいつ…!」
とかつぶやかれてるんですよ。
たまにはノッてみろってんだ!