最近、TVコマーシャルや新聞広告で
「ダイソンの掃除機」を目にする。
ダイソンというのは、掃除機を作り続けて30年、
イギリスのジェームズ・ダイソン工学博士。
彼の作った「サイクロン掃除機」は
長期間使用してもほとんど吸引力が落ちないらしい。
形も日本製のころころとしたかわいらしいものとは違い、
まさにバキュームマシンといった感じの、
ごつくて渋い、職人的なかっこよさ。
欲しい。
もちろん高い。
だがこういった、毎日使うもので、
実用性が求められるもので、
しかも10年は使いたいものならば、
明らかに高性能な商品に投資するのは
正しいことではないかと思う。
同じように、
「今使っているものを買い替えるときには
絶対にアレ…」と狙っている家電がいくつかある。
一つはT-FALのアイロン。
素人でもウールやシルクの製品に
スチームを当てて失敗なし、というもの。
スカーフやら、ストールやら、着物やら、
これがあったら大助かりじゃないですか!
それからGEの冷蔵庫。
これは独身時代、アパートの大家さんが
「あなたね、結婚して冷蔵庫買うなら
絶対にGEにしなさいよ!
とにかく中が広くて、余分な機能がなくて、
使いやすいのよ!
うちなんか20年使ってるけど故障したこと
1回もないし。
買うとき高くても絶対に得なのよ!」
と絶賛していたもの。
もちろん結婚したときに考慮に入れたけど、
あまりの大きさと値段の高さに断念。
でも家族のふえた今、なぜあのとき、
長期的視野に立って奮発しなかったのかと
悔やまれることしきり…。
はっきり言って、
どれも一般的な国内メーカーの商品の
2倍~5倍の値段。
だから私は、「そのとき」に備えて、
今から家電用の積み立てをします。
とりあえず、月々2000円くらい…?
いやいや、千里の道も一歩からですよ。
以前の紙パック式なら手を汚すことがありませんから、手入れが簡単でした。
そうですか…。
「何か一つ手に入れたら、何か一つ捨てなくちゃならない。それが石ころでも、ダイヤモンドでも。」っていうところなんでしょうか。
でも私、掃除機には何を置いても、吸引力を求めてしまうんですよ。
もう隙間の埃を、ノズルが届いていなくてもズボッと吸い込んでしまうくらいの…。
なのでついつい広告の売り文句に吸い寄せられてしまいました。(笑)
購入の際には、細部までよおく検討しようと思います。ありがとうございました。