
の季節である。
結婚後今まで、
子どもがまだ小さくて手がかかるからとか
どうせアパートだし引っ越すからとか
何かと理由をつけて
余り本気で大掃除に取り組んでこなかった私。
だが実のところ、掃除、片付けの類が
大の苦手なだけなのだということを、
今ではすっかりオットも認識しているだろうから、
最早ヘタな理由付けはやめよう。
めんどくさいよぅ、大掃除!
こたつで本とか読んでるほうが楽しいし…。
(↑お前はそれでも主婦か!!)
しかし、主婦をターゲットにしたある雑誌の
表紙の見出しはちょっと無視できない。
「家じゅうの魔界をなくす」
魔界ってアンタ。
確かに魔界と呼べなくもないかもしれないが。
でもこんな見出しを
表紙にでかでかと載せるっていうことは、
どこの家にも魔界と呼べそうな場所が
存在するっていうこと…?
と安堵感がこみ上げてくるのは、
やはり間違った反応だろうか。
魔界と言われて我が家で思い浮かべられるのは、
子どものおもちゃと私の着物のコーナー。
着物は2年前、
実家の母から普段着用をもらってきたときは
確かカラーボックス1個に
すべて収まっていたはずなのだが、
ヤフオクで1000円、催事で2000円、
さらに母の浴衣と夏物と単…
と集めているうちに、
今や押入れ半間の上段を占拠。
タローとの日々の戦闘を考えると
普段着でも着る気になれず、
最近はただの古着物コレクターに…。
いかんいかんいかーん!
来春はタローも入園するし、
もっと着物ライフを楽しまねば。
そのためにも整理整頓は不可欠なんだよね…。
おもちゃのほうはと言うと、
これはもうカオスとしか言いようがない。
ほんの一例を挙げれば、
カルタ4組、トランプ1組、
パズルのピース2組…これらが
ポケモンカードやアンパンマンカードと
渾然一体となり、おもちゃ箱はおろか
部屋のあちらこちらで発見される始末。
カーペットに下とか、押入れの隅とか、
ヒメの宝箱とか、
台所のおなべの中とか…
(↑具として調理されている途中で
「早く片付けなさい!」と叱られると、
言葉通りに早く片付けられ、よく起こる現象。
ブロックや折り紙やペンのこともある。)
このままではよくないと思ってはいる。
オットが
「おもちゃの片付け方、考えれば?」
と言うのも至極もっともだ。
しかしどこから手をつければいいのか…。
ああ、見なかったことにしたい。
魔法を使いたい。
泣きたい(T_T)