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■ argentiere ■ つぶやきブログ

アートクレイシルバー・ジュエルDeCoRe教室 ■argentiere■(アルジェンティエーレ)のブログです

最後の審査課題 ブローチ

2014年11月08日 19時00分09秒 | 教室
今日は午前と午後、教室がありました。

今日の生徒さんは2コマ続けて審査課題コースのYさん、前回から最後の審査課題のブローチに取り掛かっています。

とはいえリングの磨きが宿題になっていたのでそのチェック。

まだちょっと甘いところがあったのでもうひと頑張り磨いたら最後、いぶし仕上げをしていきます。

よく重曹で脱脂してからいぶし液に入れます。

脱脂が不十分だとまだらになってしまうのでしっかりと脱脂をすることがポイントです。

Yさんは真っ黒にしたいということだったのでよく漬けてから取り出しました。

いらない部分のいぶしを取る作業はご自宅でやってくるということで宿題に。

これでペンダントとリングは出来上がったので最後のブローチの制作に専念!

前回、本体パーツにシリンジで透かしを施したところまで出来たのでその補強から。

シリンジと粘土の部分で強度の弱そうな部分にシリンジ又はペーストを足していきます。

結構この作業に時間がかかり午前中はここで終了。

午後はすかしを施した本体の裏側にもう一つのパーツを貼り合わせる作業。

透かしをサンドイッチする形です。

たっぷりとペーストを塗り合体。

はみ出たところはヤスリ、足りないところは盛り付けて乾燥させまたヤスリを繰り返してというやはり地道な作業。

これを何回か繰り返したところで時間となりました。

今月中、遅くても来月頭には作品提出したいとおっしゃっていたのでまた来週もいらっしゃることになりました。

あと少しですが急がばまわれで確実に仕上げていきましょう!

■ argentiere ■ M

クリスマスジュエリー

2014年11月06日 22時46分03秒 | 作品
以前、夏のキャンペーンの時に書きましたが改めて・・・。

インストラクターの資格を取るとアートクレイ倶楽部というところに所属することになります。

アートクレイ倶楽部からは定期的に会報やフォローアップセミナー、キャンペーンのお知らせがやってきます。

今、まさに通常扱っていない材料や道工具を販売するキャンペーン「アートクレイマーケット2014秋・冬」の真っ最中。

そんな中、アートクレイ倶楽部からお知らせメール。

「キャンペーンで紹介している教材で制作した作品の写真を撮って、倶楽部あてに画像を送っていただいた中から選定の上、アートクレイシルバー公式サイトやアートクレイ倶楽部スタッフブログ、アートクレイ倶楽部会員ページなどに掲載させていただきます。」と。

前回、応募したら運よく選ばれた為、またまた調子に乗って、選ばれればお教室の宣伝になるかも?ということで再度応募してみることにしました。

今回はこの前スキルアップの為に作ったリングをもう一度更に小さいパーツにし、ロウ付けの難易度をあげて作り直すことにしました。

リング部分は増量パックの粘土を使って細い断面が正方形になるようにリング部分を作っていきます。

トップの棒状のモノは一辺はリングの幅に合わせて厚みは少し厚くして長方形にします。

それぞれ乾燥させて形を整えたらシリンジ又はペーストで合体させて最後にミルタガネで装飾する部分をグリーンノズルの付いたシリンジをのせて乾燥。

シリンジの部分を整えたら焼成。

ここからは細かいロウ付けの下準備。

まずはパールの芯となる銀線を適当な長さにニッパーでカット、ロウ付けする部分はちゃんと平らにヤスリがけをしておきます。

前回は4mmの合成石で作りましたが今回は1mm小さい3mmの合成石を使うため3mmのティファニータイプのラウンド用石枠を用意、埋め込み用の足をやはりニッパーでカット、切り口はヤスリで石枠の形に添うように削りとり、底もヤスリで平らに整えます。

更にここからパールと石枠を実際に並べてみて銀線を立てる位置や石枠をロウ付けする位置に印を付けていきます。

私は淡水パールのボタンタイプという底が平らなおまんじゅうっぽい形の片穴パールの手持ちがあったのでその4.5mmを使用しました。

ただこのリングを作るために購入したわけではないので形にちょっとバラツキがあります。

なので銀線を等間隔では無くパールの大きさに合わせた場所にロウ付けしないと最後にパール同士がぶつかって入らなくなってしまいます。

位置決めが一番の難関かもしれません。

ロウ付け箇所に印を付けたらその印の位置に銀線もしくは石枠をロウ付けしていきます。

ロウ付けの勉強でもあるので私は全て5分ロウで付けることにしました。

バーナーの火の当て方さえ注意すればそんなに難しくはありませんが油断は禁物です!

ピンセットはキャンペーン商品の精密ピンセット(大)を使用。

通常の長さのピンセットだとうっかりバーナーで暖め過ぎるとアチッ!となってしまいますがこれは長いので大丈夫。

細かいパーツも先が細くなっているのでつかみやすいです。

無事にロウ付け出来たら酸洗いしてバレル研磨。

リング部分は鏡面にします。

そしてシリンジで書いた部分にミルタガネで装飾を施していきます。

今回は結構いい感じにミルが打てました(^-^)

最後にパールの穴の深さに合わせて銀線をカットします。

ここでパールの穴の深さが足りない(銀線が短くなりすぎる)様だったらパール用のドリル刃を使ってパールの穴を開け直して微調整。

これ今回のキャンペーンで購入しましたが本当に重宝しました。

がっつり開けたいときはリューター用で、微調整したいときはピンバイス用のドリル刃を使ってと使い分けてみました。

全てのパールの微調整が終わったらまずは合成石の石留。

これもやはり今回のキャンペーン商品、スワロフスキーのロンドンブルーというカラーです。

とっても上品でパールに良く合います。

しっかりと石留をしたら最後に銀線にエポキシ系接着剤を付け一つ一つ位置を確認しながらつけたら完成!





そしてお揃いのペンダントも作りました!





ペンダントは更に小さいパールを使いそれに伴いパールの数を1個多くしてみました。

最後に並べて写真を撮ってみたら



なんだかクリスマスジュエリーっぽく見えてきた!

実はこの作品は11/26~表参道のレンタルボックスギャラリーWANOMAの企画展 「WANOMA Christmas 2014」 に出品する作品でした。

1ヶ月近く行われるので是非お立ち寄り頂き実物をご覧ください!

宜しくお願い致しますm(__)m

■ argentiere ■ M


※このブログに掲載されているアートクレイシルバー・ジュエルDeCoRe等のデザイン、画像の無断使用、無断転載は固くお断りいたします。

クロスパターンのラウンドペンダント

2014年11月05日 23時00分23秒 | 教室
今日は夜、教室がありました。

今日の生徒さんは基礎コースのY・Mさん、今日は「クロスパターンのラウンドペンダント」の課題から。

ゴム板を彫ってテクスチャーシートを作りそれに粘土を押しつけてペンダントを作るというものです。

この課題の時、私も含め生徒さんは久し振り(中学校以来!?)の彫刻刀に戸惑います。

まずは彫刻刀の使い方を思い出しながらゴム板の端っこで練習。

後はゴム板の上に鉛筆で下書きした通りに彫っていけばテクスチャーシートの完成!

そして粘土を押し付け乾燥。

乾燥したらヤスリで形を整えていきます。

形を整え終わったら差し丸カンを裏に付けて乾燥。

後は裏に付けた部分がなるべくなじむように粘土を盛りつけたり削ったりして形を整えます。

形を整え過ぎると金具が出てきてしまうので要注意です。

とここで時間となりました。

後ちょっとのところだったので次回はすぐに焼成出来そうです。

仕上りが楽しみです!

■ argentiere ■ M

結婚指輪

2014年11月04日 18時40分24秒 | 体験教室
今日は午後、体験教室がありました。

今日の方は11月後半にご結婚されるカップルで、結婚指輪を作りたいとリングコースをご予約いただきました。

まずはサンプルをご覧いただきデザインを決めるところから。

結婚指輪なのでシンプルなデザインが良いということでペアリング一番人気のデザインに決定!

デザインが決まったらデモを見て頂き早速挑戦!

今回も女性が男性の指輪を、男性が女性の指輪を作る交換して作る作戦です。

今日のお二人も器用な方でサクサクと作業は進み乾燥。

乾燥している間にリングの内側にどんな文字を彫るか相談し、練習。

乾燥後は丁寧にヤスリがけしていただき内側に文字を入れていきます。

最初は出来るか不安そうでしたが励ましながら文字入れ。

無事にしっかりと文字が入りました。

後はオプションの合成石を選んで頂き石を入れたら焼成。

焼成後はブラシがけをしたら完成!

完成したリングがこちら

男性用





女性用




2つ並べて


これからお式に向けて準備が大変だとおっしゃっていましたがリングが無事出来たので一安心しました。とおっしゃっていました。

リングはお式の日から身に付ける予定だったようですが出来上がってみたら嬉しくて我慢が出来なかったようで
「今日から着けます!」と早速指にはめてお帰りになりました。

制作中も仲の良いお二人にこちらも幸せを分けていた様でとてもホンワカした気分になりました。
末永くお幸せに!

■ argentiere ■ M


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超過密スケジュール!?

2014年11月01日 23時56分43秒 | 体験教室&教室
今日は午前中、午後、夕方、夜と教室&体験教室がありました。

今日は今年の中で一番過密スケジュール。

最後、夜の体験教室までなんとか無事に乗り切る事を目標にまずは午前中の教室から。

午前中の生徒さんは応用コースのT・Fさん「薔薇のパーティーペンダント」を制作中。

薔薇の花のパーツを大量生産中。

薔薇の作り方にもだんだん慣れてきて配置を考えながら最終的な花の大きさなどを決めながら作っていきます。

薔薇を作り途中で午前中が終了。

この後午後も引き続きご予約いただいているので薔薇を作り続けます。

全部薔薇が出来たところで土台の下書きの上に実際パーツを並べてみます。

なんかちょっとさみしいかも?ということで更に粒粒パーツを作ることに。

大きいモノや小さいモノなど色々な大きさをあらかじめ多めに作っておき、花を配置しながら付けられるようにこちらも乾燥。

とここで時間となりました。

次回はいよいよ土台にパーツを付けていく作業です。

午後はもう一人審査コースのYさんがいらっしゃいました。

前回審査課題のリングが無事13号に焼成出来、ご自宅で磨きを行ってくるということだったので進行状況を確認。

ちょっと磨きが甘いところがあったので引き続きこちらは宿題として今日は審査課題のブローチの制作を進めることにしました。

前回本体のパーツの形を整えているところで時間となったのでその続きから。

同じ形のパーツを2個作るのでちょっと大変ですが形を揃えてヤスリがけしていきます。

それが出来たら透かし部分のシリンジ。

どんなパターンにするか悩んだ挙句、格子状にすることにしました。

まずは模様を下書きしてその通りにシリンジをのせていきます。

保湿しながらシリンジ線全て書いたら上に1つのパーツをのせて合体させて乾燥。

とここで時間となりました。

かなり良い感じに出来ているので、焼成出来るところまで行くと良いのですが、頑張りましょう!

そして夕方、なんと5年ぶりに復活したフリーコースの生徒さんNさんです。

色々な諸事情で教室をお休みしていましたが少しずつ自由になる時間が持てるようになったということで本当に久し振りにご連絡頂き今日の復活となりました。

お休みする前にやりたいとおっしゃっていた「ロケットペンダント」の課題をやることに。

まずはテクスチャーシートをコルク粘土を使って作っていきます。

テクスチャーシートを乾燥させたら次に本体の制作。

作りたい形を決めて平らに延ばした粘土を作ったテクスチャーシートに押し付けてからカット。

真中で更にカットしたら乾燥。

結構厚みがあるので時間がかかりますがその間に色々とお休みの間に溜まっていた質問にお答えすることに。

Nさんは自分で色々と研究するのが好きな方でノートに色々とその成果を書きためています。

結局乾燥が終わる頃、質問タイムも終わり、時間となりました。

これからまた宜しくお願い致しますm(__)m

さて一番最後、夜のクラスは体験教室。

リングコースをお申込みのカップルです。

ペアリングを作りたいといらっしゃいました。

いつものようにサンプルをご覧いただきデザインを決めていきます。

デザインが決まったらデモを見て頂いてから作業開始!

今日の方もとても器用な方々だったのですんなりと作業は進み乾燥。

その後、丁寧にヤスリがけをしていただいて内側に文字を彫り、オプションの合成石を入れたら焼成。

最後にステンレスブラシで磨いたら完成!

完成したリングがこちら

女性用のリング


合成石は透明のモノが入っています。


男性用のリング


こちらの合成石はブルーが入っています。


2つ並べて



ペアリングの場合、ご自分用のリングをそれぞれ作る場合とお互い相手のリングを作るという2パターンあります。

今回はお互いのリングを仲良く作られていました。

とても気に入っていただけたので良かったです!

連休明けもペアリングの体験教室が入ってるので次はどんなリングに出会えるか楽しみです!

■ argentiere ■ M


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