進化する劇場

進化する劇場―舞台の裏側は面白い 新評論 このアイテムの詳細を見る

シリーズ「アーツマネージメント」の一冊．舞台や装置の専門家である著者が舞台の秘密を数学，物理学を交えて説く．
縦ノリ系のイベントには体重×7.5倍を支える力が必要とか，
「多面舞台はレパートリーシステムのためにあるものであって，複雑な演出のためではない」
確かに，多面舞台とスライディングステージを多用した新国の演出は海外では再現できる舞台がほとんど無いとか．
そう言った意味でバックステージツアーで見たのは正規の使い方なのね．

新国魔笛☆☆

2006年1月29日新国立劇場　魔笛　☆☆於　新国立劇場オペラ劇場
ザラストロ・・・・・・・・・・・・アルフレッド・ライター
タミーノ・・・・・・・・・・・・・ライナー・トロースト
夜の女王・・・・・・・・・・・・・佐藤　美枝子
パミーナ・・・・・・・・・・・・・砂川　涼子
パパゲーナ・・・・・・・・・・・・諸井サチヨ
パパゲーノ・・・・・・・・・・・・アントン・シャリンガー
指揮・・・・・・・・・・・・・・・服部　譲二
演奏・・・・・・・・・・・・・・・東京交響楽団
歌手は全員見栄えも良く，歌もうまい，演出も良くできているし，退屈しないような設定．でもモーツァルト嫌いなあたくしには面白くも何ともない．
夜の女王が出てきても「まあ，綺麗」で終わり．
前の日の「バヤデルカ」で感動したからなおさら「で？」で終わり．
全く記憶に残らないオペラだったわ．

週末食べた，飲んだもの

まずは文化村のカフェでランチ．飲物はパナシェ
セレスティンホテルでしか手に入らないミホ・シェフ・ショコラティエのチョコレート

「魔笛」の前にオペラシティ53階「ベラビスタ・サバティーニ」でランチ．
前菜は温野菜．ヘルスィー！
メインはアンコウのトマト煮込み．ヘルスィー！
ドルチェを食べたら，やっぱグラッパでしょ．

マールイバヤデルカ☆☆☆☆

2006年1月28日　レニングラード国立バレエ「バヤデルカ」☆☆☆☆　於オーチャードホール
おそらく「ライモンダ」を除くと一番好きなバレエです．同時にあらゆる「オペラ・バレエの登場人物」で一番嫌いなのが「ソロル」です．
こんな優柔不断な男，あたくしの回りにいたら「首締めて殺してやります」
マールイの公演，映画の配給会社みたいに「kose presents」みたいな短いフィルムが映写されてはじまります．
星は全て神が降臨したシェスタコワにあげます．
ニキヤ・・・・・・・・・・・・・・イリーナ・ペレン
ソロル・・・・・・・・・・・・・・ファルフ・ルジマトフ
ガムザッティ・・・・・・・・・・・オクサーナ・シェスタコワ
ハイ・ブラーミン・・・・・・・・・アンドレイ・ブレグバーゼ
ブロンズアイドル・・・・・・・・・デニス・トルマチェフ
影の王国ヴァリエーション・・・・・オリガ・ステパノワ
　　　　　　　　　　　　・・・・・イリーナ・コシェレワ
　　　　　　　　　　　　・・・・・タチアナ・ミリツェワ
指揮・・・・・・・・・・・・・・・アンドレイ・アニハーノフ
演奏・・・・・・・・・・・・・・・レニングラード国立歌劇場管弦楽団
ランチベリー版ハリウッド系音楽のロイヤルのDVDとボニングのCDに馴染んでいたから開幕から「音楽が違う」所詮バレエの音楽なんてその程度。
チャイコフスキーは指揮者や振付師があまりにも安易に音楽をいじるので「それぐらいなら自分で書く」と言ったとか。
もちろんルジマトフは素晴らしかった．
衰えたとは言え，サポートは完璧で，新国の×川くんとか×川くんとか（×は違うアルファベットです）見習えよ．
幕が開くと
インド
サンダルウッドやクローブの香りまでインド．でもこれは強い香水を付けていた観客か，ダンサーなのよね．
ごく普通の一幕でした．ソロルはニキヤと愛を誓います．
出てくるだけで「悪役」のハイ・ブラーミン，期待したのだけど．

一幕２場
ラジャから「うちの娘ガムザッティと結婚しない？」と言われて「悩むルジマトフ（ソロルよね）」ところが3秒後に「ハイ，ガムザッティさんと結婚します」
もう少し悩めよ
ここから先のマイムが素晴らしかった．
ロシアのバレエってあまりマイムを重要視しないらしいけど，今日の公演では思いっきりマイムでした．
取り乱すペレンのニキヤに対し，シェスタコワのガムザッティは余裕綽々，でも目が笑って居ない．
「この首飾りを受け取って」
「滅相もない．首飾りなど身の程知らずです」
「じゃあ，この腕輪は？」
「いえいりません」
「あら，あたくしお金なら持っているのよ」
ついに切れたニキヤに対し
「ちょいと，このアマ，あたくしはソロルと婚約してるのよ」
マイムはニキヤのほうが臭かったかしら？

二幕，婚約式の場
ルジマトフ（くどいけどソロルよね）、象に乗って入場！
壷の踊りも太鼓の踊りもどうでも良いのよ．
どっちみち後からでっち上げた踊りでしょうから．
ここでもシェスタコワの踊りが良かった．
ニキヤ花籠の踊り．
元気が良すぎて花籠から蛇がはみ出してました．
ニキヤが蛇に咬まれてからのハイ・ブラーミン，演技もダウエルにはかないませんね．
ダウエルは蛇に咬まれたときから狼狽えていたのに，ブレグバーゼはニキヤが
倒れるまで無視．
ブロンズアイドル！！！かっとべよ！
チュチュに着替えたシェスタコワ，綺麗だし，脚捌きが綺麗．
彼女，グランジュテが物凄く綺麗なのだけど，驚くのは一緒に飛ぶルジマトフのほうがジャンプが高いこと．さすがだよファルフ

三幕
アヘンに耽溺するソロルの部屋から，装置が飛んで影の王国へ．
コールドの美しさは素晴らしい物でした．
よく見るとプルプルしている人もいるのよね．
そのあとのバリアシオンが結構凄いメンバーで．ステパノワとか

ソロルとガムザッティの結婚式．
ベルリンの振り付けではヴィシニョーワ演じるニキヤとマラーホフ演じるソロルの絡みが素晴らしかったのだけど，ソロルとニキヤとガムザッティ，余りにも関係が薄い．
ヴェールの踊りもペレンが不安定だから，ルジマトフがヴェールを持っている必然性が(°Д°)ハァ?
突然崩れる寺院崩壊も？？？
「装置の不具合」とかで三幕の開幕が20分ほど遅れたのだけど，それってこの崩壊のシーンじゃない？
照明が暗すぎて崩壊しているかどうかわからない人が多かったのでは？
とにかく素晴らしかったのはシェスタコワ。
なんとシェスタコワ、翌日にニキアを踊ったとき、髪を黒く染めていたそうな．

尻つぼみ感がなければ満点あげたいのに。
あまりに感激したので、翌日新国で魔笛を見たのに，忘れてしまいました。

買い物三昧．バレエ三昧，オペラ三昧

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今日は4時半に起きて，6時に家を出て，7時に病院について，8時に受付済ませて，9時から診察して，10時に会社戻って，疲れたから16時で仕事終えました．

このムック買って，ダンスマガジン買って，DDD買って．
明日はマールイの「バヤデルカ」，明後日は新国の「魔笛」．
明日はまたもやセレスティンホテルに泊まります．ここのホテルロビーで販売しているチョコレートが美味しいと聞いたのだけど，試してみましょ．
喫煙室にしてあるのだけど，大丈夫．吸いません．
来週はファジェーエフのドン・キと「バレエの美神」
忙しい．

富士山筑波山

つくばエクスプレスって地上部はほとんどが高架です．
駅も高い位置にあります．おまけに関東平野の端，南東北は高い建物が無いので，
富士山と筑波山がとても綺麗に見えます．それどころか，日光の山々，丹沢の山々まで見えます．
夕方には夕日を受ける富士山のシルエットが見えます．ブログのデザインみたいに
この二つの山って鬼門と裏鬼門に当たるのかしら？
信仰の対象になるのも分かります．

美容院行ってきました

いつも行く美容院，火曜日なのに開いてます．
センセじゃなくて，若いおねえちゃんがカットしてくれました．
カットがすんで，流して，再度微調整します．
あのね，なんで微調整にそんなに時間がかかるの？
流す前になんでできないの？
ほんの少しイライラしました．

で，禁煙できたのかよ？

禁煙をはじめたのではありません，ノンスモーカーになったのです
もう少し時間がたってからカキコしないと信憑性がないと思ったのだけど．
あたくし，ノンスモーカーになりました．多分もうタバコは吸いません．
セラピーの内容はアレン・カーの本の内容と同じようなものです．もっと分かり易くなってます．
セラピーを受けると本の内容がもっと深く理解できるので，なおさら喫煙をやめることが楽になります．
勿論理系のあたくしが聞くと「(°Д°)ハァ?」な部分が無いとは言えませんが，基本的には以下の通りです．

• 喫煙とはニコチン依存症であると理解し
• 喫煙が如何に馬鹿げた行為であるかに気がつけば
• タバコをやめるなんて簡単
• 禁煙なんかしなくていいの．ただ長く辛かった喫煙人生を，今終わらせるだけ

てことなんです．
喫煙者はタバコを吸うことを正当化しますが，「パチンコ依存症」の人を見たら「なんて馬鹿げたことだ，パチンコで家を建てた人はいない」と言うでしょう．
でもノンスモーカーから見たら「パチンコ依存」も「喫煙（ニコチン依存）」も同じ事に思えるでしょう．（　´Ｏ)η ファ～バカらしい
そんなにタバコが好きなら「なぜ自分の子供や孫に勧めない，なぜやめたいと思う」
タバコが「美味しい」と感じ「リラックス」できるのは「ニコチン依存症」だから．依存症でない人にとってタバコはストレスでしかない．

「禁煙するメリットをなるべく多く述べなさい」
「健康」やら「火の元」やら「お金」とかが思い浮かびます．
違うでしょ，それは「喫煙することのデメリット」でしょ．
そんな内容です．

もちろん今でも１時間に１回ぐらい「タバコが吸いたい」と思いますが，飢えや渇きと違って「タバコの欲求」は10-15秒で治まるんです．
「吸いたい」と思ったら「私はノンスモーカー」とお題目を唱えている間にすーっと治まります．
喫煙者であったときはこの「タバコが吸いたい」がいつまで続くのかがとても恐ろしかったけど，実際に感じてみると「たいしたことは無いわね」
ほらね，喫煙って結局自分がニコチンに操られていたってことなのよ．

カーの本にも書いてあったけど，禁煙について，医者ほど当てにならない人はいないわ．
あたくしも会社の産業医のセンセに相談したことがあったけど，「本人の意志の問題です」ってにべもなく．
精神力でする禁煙がどんなに辛い物か，あたくしなんか数時間で挫折しました．
あたくしが行ったセラピーには「精神力で禁煙した元喫煙者」もクライアントとして来るそうです．
最長で15年禁煙しているのに「まだ吸いたいと思う」と言うことでくるらしいです，セラピストが「そんなに長く，物凄い意志の力ですね，お辛かったでしょう」と感激したそうです．
ニコチン依存になったことのある医者が少なく「ニコチン依存から抜け出すのには意志の力だけでは難しい」ことを知らないからでしょう．
特に疑問なのがニコチンパッチやガム．
「ニコチン依存から抜け出すのになぜニコチンを使う？」
肉体への依存が強いヘロインやコカインなら分かるけど，ニコチンの依存は精神的な物だけですから．

セラピストから聞いたショッキングな話
「クライアントに25過ぎてタバコを吸い始めた人はほとんどいない」
セラピーに来る人はほとんど10代で吸い始めた人．
「20才過ぎてしばらくすると，知恵もつくし，回りにもタバコをやめたい人が出てくるから，それから吸おうと思う人はいない」
やはり10代の喫煙は問題だわ．

さて，あたくしの体内の残り僅かなニコチンは，ありとあらゆる手を使って「あと一本だけ」を吸わせようとするでしょう．
でも手の内が見えてしまったし，覚醒剤と同じで，タバコも「あと一本だけ」はあり得ないの．あるのは「ノンスモーカーとしてやり直すか，スモーカーに戻るか」
体内でのニコチンの半減期・・・・たったの30分
現在までの禁煙時間27時間

セラピストから聞いたショッキングな話2
「セラピーで一番難しいのは節煙している人」
節煙している人（一日5本だけ吸う，あるいはお酒の席でだけ吸う）にとって「タバコは何物にも代え難いご褒美になっている．このご褒美をセラピーで奪うことはできない」
だから「セラピー当日まで禁煙，節煙をしないでください」なのよ．
節煙している人は「喫煙をコントロールしている」ように見えるけど
「本当にコントロールできるなら，なんでその5本，お酒の席でのタバコがやめられない？」
世の中に「喫煙をコントロールできる人」はいないの．
「ノンスモーカー」と「節操の無いスモーカー」だけ．

セラピーの最後に「儀式」として「最後の一本の儀式」をするのだけど，これって馬鹿馬鹿しいようで有効だと思いました．
最後の一本「とっても美味しく頂きました」最後のタバコがこんなに美味しくていいのか？と思いました．でも最後の一本を消してタバコとライターを捨てた瞬間「ニコチンの奴隷であったあたくしは解放されたのよ」と自覚できたのです．

苦しいときのザハロワ頼み

ここ数年，新国バレエのゲストにやたらと出演するスヴェトラーナ・ザハロワ．
あたくしは彼女が大好きだから，大歓迎なのだけど．
「新国！いくらチケット売りたいからと言ってザハロワに頼るなよ」と思ってました．来シーズンでも3回出演だし．
年初の「白鳥湖」，ザハロワの日，とてもチケットが取りにくかったし．
しかし，いろいろ情報集めてみると
「ザハロワが新国の舞台が好きで，可能な限り出たがっている」らしいです．
確かにボリショイのまさに「ボリショイ（大きい）」な舞台に比べると小さいかもしれないけど，最新鋭の舞台機構を使った四面舞台，ほら，あたくしもあの舞台でドン・キを踊ったことがあるから（バックステージツアーで）あの舞台で踊りたい気持ちはよく分かります．

つーか，あれだけの劇場が国内にあることにもう少し誇りを持ちましょう．
年末のレコード大賞は新国，中劇場から中継されて，やはりあの四面舞台をフルに使った演出だったのに，司会の堺正章が「凄い舞台ですね，皆さんもっと感激してください」みたいなこと言ってました．

さて，これから「禁煙セラピー」に行ってきます．
どうなる事やら．

新国次シーズン

ラインナップ発表！
オペラは「ドン・カルロ」「イドメネオ」「オランダ人」「西武の娘」「ばらの騎士」が新制作．
バレエは「ライモンダ」「白鳥湖（新制作）」「ドン・キ」がザハロワで．
バレエはともかく，オペラはあまりみたい演目がないわね．安い席にしておこうかしら．
ライモンダというのはあたくしにとって記念碑的な作品で，バレエには全く興味なかったのに，一昨年の初演の時「滅多に上演されない作品だから見たほうが良い」とピカリン☆に勧められて見て，あまりに美しい舞台とザハロワのひれ伏したくなるようなオーラにすっかり参りました．それ以来，バレエに嵌ってしまいました．
今回もザハロワで見られるわ（というか毎日通いそうで怖い）

るにん

セクスィーなバレエダンサー，西島千博主演の映画「るにん」
あたくしも非常に興味を持っている八丈島の流人が舞台だけに，見たいのだけど
（ちなみにスターダンサーズバレエ団の花形ダンサーだった西島千博，昨年末でスターダンサーズを退団してしまったようです．）
あたくしも昨年「八丈とポリネシアの関係」を調べるために行ってきました．
結論は「八丈とポリネシアは関係ない」でしたが，その後いろいろ本を読んで，ますます八丈の歴史に興味を持ちました．
八丈の移民は基本的に以下の4つの時代に編年されます．

• 鬼界ーアカホヤ以前
鬼界-アカホヤとは6500年ほど前に鹿児島の南にあった火山の噴火による火山灰層で，日本国中にこの時代の火山灰層があるので，この層から大体の編年ができます．時代は縄文時代はじめて八丈に来た人間は鬼界-アカホヤの少し前. この時代に八丈に移民した人間は，ある程度の期間住み込んだけど，結局は絶滅したらしい．
• 縄文時代後期
鬼界-アカホヤ以降の移民．5000年ぐらい前．持ち込まれた土器や石器が本土型だったので，本土の伊豆あたりからの移民と思われる．本土からイヌとイノシシを持ち込み，野生に放ち，成長した後食用に供したと思われる． 数百年で絶滅？
• 弥生時代
製塩と鰹節の生産．次の平安時代まで生き残った．
• 平安時代
弥生時代の移民と共存．同じく製塩と鰹節 この後，関ヶ原で流人の島になるまで，弥生，平安時代の移民が島民であった．

その他に，文化層は確認されていないけど，マリアナ諸島の影響と思われる発掘品が多数見つかっている．
黒潮によって島抜が難しいとされていた八丈島も，結構本土との行き来が会ったみたいね．
特に黄八丈は税として珍重されていたので，鎌倉時代以降八丈の利権を巡って本土では奪い合いがあったようです．

アートスフィア

天王洲アイルのアートスフィアが4月から改装工事だそうで，なかなか良い劇場だし，面白い演目を上演しているから注目している劇場の一つだけど．
ホリプロに買収されたからだって？
世田谷パブリックシアターにも似た，あの独特の空間で「ピーターパン」でも上演するつもりかい？おガキ様をあの劇場に入れるのかい？
やめておくれ！

出た！

かの国のES細胞，黃教授，ま，はじめから怪しいと思ってたけど，なにやら支援する会社が．
クローンエイド社，そう，数年前にヒトクローンをねつ造した，インチキ宗教団体「ラエリアンムーブメント」の関連会社．
問題にトドメ指すような物だと思うけど．
おぼれる者がすがった藁はトンでもない物だったってところ？
ちなみにセンセが行ったイヌのクローンも追試ができていないようです．

さて，プリンターを新調したら，不良品で交換する羽目になりました．
でも，最近のプリンターって機能の割に安いのね．

栄養士さんは凄い

入院中は，病院の食事に散々文句を付けていたのだけど，最近「特定アジア向け公共放送局（NHK)」で放送された「管理栄養士」のドキュメンタリー番組で仕事を見て
「文句言って申し訳ありませんでした」だわ．
まず，入院中の食事でT-COLが思いっきり下がったのは確かだし（230ぐらいあったのが100ぐらいまで）本当に「食事療法」だわ．
入院中，投薬は全くなかったから，食事だけで下がったのよね．
しかし，いくら文句言ってたあたくしから見ても「よく考えられているメニュー」なのは分かりました．
飽きないように素材を変え，調理法を変え，味付けを変え，色合いを変え．
但し，摂取カロリーや塩分に制限があるからどうしても同じような味付けになるよよね．
その献立を作るのに栄養士さん達がいかに苦労しているか，番組では良く分かりました．
「栄養士」は「調理師」じゃないけど，実際に調理しているところに行って味見をして物足りないときなんか「お醤油を足したいけど，塩分が・・・」とか悩むところ．
おまけに「予算」と「時間」が制限されているから「理想的なメニュー」を作ることが出来ない矛盾．
同じ素材でもお年寄り向けと若い人向けでは切り方や調理法まで変えるところ．
あたくしも食品会社勤務だから，社内に「管理栄養士」なんか石を投げれば当たるほどいるのだけど，彼女たち（女性が多い）の素晴らしい才能に接する機会がなかなかありませんでした．
改めて話をしてみたら「あたしもペーパー栄養士だから」とか言いながらも「これを食べなさい，こういう調理法が良い，これは駄目」と的確なアドバイスをしてくれます．
あたくしの会社は勤務経験が国家資格の「管理栄養士」の受験資格になるけど，「管理栄養士」の資格を取ったところで優遇されるわけではないの．でも管理栄養士の資格を取る人が多いのよね．偉いわね．たいしたもんだわ．
「豆を食べなさい」と言われたので
「大豆嫌いだから」と言ったら
「煮豆じゃなくても，冷凍のグリーンピースでも枝豆でもいいんですよ」
「枝豆なら好きだわ」
「Esclarmondeさんヒヨコ豆好きでしょ」
「大好き」
「大豆より食物繊維多いんですよ．レンズ豆なら水で戻す必要がないから料理も簡単だし」みたいに．
そこから先は料理の天才，あたくしの出番．
「ヒヨコ豆と切り昆布，切り干し大根を煮たら美味しそうね」
「理想的なメニューですよ，但し塩分に気をつけて」
「鶏のささみばかりじゃ味気ない」と言えば
「蒸して，裂いて野菜と一緒に生春巻きにしたら良いんですよ」

今のあたくし，世の中で一番尊敬する職業は「栄養士」だわ．

Mighty mouseが壊れた？！|゜∀。)ノィョゥ

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Mighty mouseの下スクロールが効かなくなって，すわ故障か！と大あわて．
ネットで検索かけたら「トラックボールの汚れが原因，濡らしたティッシュの上でコロコロ」すると治る，とあったのでやってみたら，おみごと！治りました．結構ローテクなトラブルなのね．
同じようなトラブルがあったら試してみて．
方法は

• ティッシュを濡らす
• ティッシュの上にマウスをひっくり返して乗せる（赤外線が上に来るように）
• ティッシュの上でマウスボールをコロコロする（上下左右まんべんなく10回ずつぐらい）

さて，今日病院でCT撮ってきました．
血腫の白い影は完全に消えてました．
ところがセンセが「何か気になる影がある」血腫があったときは気にならなかったのに，消えてみると全く別のところに影が．
「念の為MRI撮ってみようか」
「センセ，あたくし外せない乳ピアスしてるし，文身もしているので，いきなりMRIは危険です」
「赤い文身は色が変わったり熱傷起こすってのは聞いたことあるけど，黒は大丈夫じゃないかな．一応レントゲンのセンセに相談してみるから2週間後にいらっしゃい」
「はい」
センセ，今は本人でも3割負担なのだから，CTだのMRIだの簡単に言わないで．
医療費って結構高いんですよ！
それよりも健康で用もないのに病院通う老人からぼったくってくれよ！
その影，多分プチ脳梗塞だと思います，身に覚えがありますから．
あれだけ食事に注意していてもTGとT-COLが上がってきたわ．
こういうありがたいサイトを見て献立の参考にしましょう．って作るのは母親なのだけど．

なんだかんだ言ってマールイのドン・キ「特チケ」とバレエの美神を買ってしまったわ．