いやーー重い映画でした.さすがにハリウッド製なので,日本映画特有の生ぬるさやテンポの悪さがないのが良い.モノクロに近い抑えた色彩(でも現像はTechnicolor(R)だし,撮影はPanavisionのカメラ)
日本側の汚い部分と同じく米軍の汚い部分も(丸腰の捕虜を射殺してしまう)も描いている.
栗林中将は文化人であったから,絵も嗜んだし,詩も詠んだ.
あたくしの祖父も幼年学校出た職業軍人で,終戦時大佐だったけど,母の話では,初ボーナスでオルガンを買ったとか.そうなのよ.将校って結構文化人なのよ.
あたくしの世代の馬乗りにとって,廻りにまだ西竹一男爵やウラヌスを知っている人が多数いたからちょっとしたヒーローだった.ま,鮮人役者が演じているのがちょっと胸糞悪いけど.
グロテスクなまでの死の描写が「多分現場にいたらこういうのを毎日目にして麻痺していくんだな」
昔の戦争映画は発砲シーンと爆発シーンだけだから迫力もへったくれもないけど,リアルなCGは「実際の戦闘では自分に迫ってくる銃の弾が見える」ことを教えてくれる.
あっちこっちで評価の高い二宮和也は本当にうまい.素晴らしい役者です.
見かけ倒しの多いジャニ系の中でも岡田准一のように役者として成功したものもいます.二宮くんもその系統か?
あたくしだって「日本人の手で作られなかったのが残念」とは思うけど,山田洋次や降旗康男にトロい,生温い映画作られるよりは良いかな?
で,気になった点は
西竹一が乗馬下手.オリンピックどころか都民大会も無理.しっかりせい鮮人!
西郷夫婦の会話が「21世紀の20代の日本語」.当時の日本語なら「亭主,父親には敬語が普通」友達みたいな会話はあり得ない.発音も1940年代とは違う.
「Snow Falling on Cedars」で工藤夕貴は1950年代のアメリカ英語を習得するのに苦労したと言ってたけど,1940年代の日本語の発音も映画やドキュメンタリーを見る限りこの映画とはまるで違う.
とにかく一度は見たほうがよい映画です.
日本側の汚い部分と同じく米軍の汚い部分も(丸腰の捕虜を射殺してしまう)も描いている.
栗林中将は文化人であったから,絵も嗜んだし,詩も詠んだ.
あたくしの祖父も幼年学校出た職業軍人で,終戦時大佐だったけど,母の話では,初ボーナスでオルガンを買ったとか.そうなのよ.将校って結構文化人なのよ.
あたくしの世代の馬乗りにとって,廻りにまだ西竹一男爵やウラヌスを知っている人が多数いたからちょっとしたヒーローだった.ま,鮮人役者が演じているのがちょっと胸糞悪いけど.
グロテスクなまでの死の描写が「多分現場にいたらこういうのを毎日目にして麻痺していくんだな」
昔の戦争映画は発砲シーンと爆発シーンだけだから迫力もへったくれもないけど,リアルなCGは「実際の戦闘では自分に迫ってくる銃の弾が見える」ことを教えてくれる.
あっちこっちで評価の高い二宮和也は本当にうまい.素晴らしい役者です.
見かけ倒しの多いジャニ系の中でも岡田准一のように役者として成功したものもいます.二宮くんもその系統か?
あたくしだって「日本人の手で作られなかったのが残念」とは思うけど,山田洋次や降旗康男にトロい,生温い映画作られるよりは良いかな?
で,気になった点は
西竹一が乗馬下手.オリンピックどころか都民大会も無理.しっかりせい鮮人!
西郷夫婦の会話が「21世紀の20代の日本語」.当時の日本語なら「亭主,父親には敬語が普通」友達みたいな会話はあり得ない.発音も1940年代とは違う.
「Snow Falling on Cedars」で工藤夕貴は1950年代のアメリカ英語を習得するのに苦労したと言ってたけど,1940年代の日本語の発音も映画やドキュメンタリーを見る限りこの映画とはまるで違う.
とにかく一度は見たほうがよい映画です.