La Nuit Opératique deux

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毒素たっぷりの雑談

栄養士さんは凄い

2006-01-14 12:33:11 | 雑談
入院中は,病院の食事に散々文句を付けていたのだけど,最近「特定アジア向け公共放送局(NHK)」で放送された「管理栄養士」のドキュメンタリー番組で仕事を見て
「文句言って申し訳ありませんでした」だわ.
まず,入院中の食事でT-COLが思いっきり下がったのは確かだし(230ぐらいあったのが100ぐらいまで)本当に「食事療法」だわ.
入院中,投薬は全くなかったから,食事だけで下がったのよね.
しかし,いくら文句言ってたあたくしから見ても「よく考えられているメニュー」なのは分かりました.
飽きないように素材を変え,調理法を変え,味付けを変え,色合いを変え.
但し,摂取カロリーや塩分に制限があるからどうしても同じような味付けになるよよね.
その献立を作るのに栄養士さん達がいかに苦労しているか,番組では良く分かりました.
「栄養士」は「調理師」じゃないけど,実際に調理しているところに行って味見をして物足りないときなんか「お醤油を足したいけど,塩分が・・・」とか悩むところ.
おまけに「予算」と「時間」が制限されているから「理想的なメニュー」を作ることが出来ない矛盾.
同じ素材でもお年寄り向けと若い人向けでは切り方や調理法まで変えるところ.
あたくしも食品会社勤務だから,社内に「管理栄養士」なんか石を投げれば当たるほどいるのだけど,彼女たち(女性が多い)の素晴らしい才能に接する機会がなかなかありませんでした.
改めて話をしてみたら「あたしもペーパー栄養士だから」とか言いながらも「これを食べなさい,こういう調理法が良い,これは駄目」と的確なアドバイスをしてくれます.
あたくしの会社は勤務経験が国家資格の「管理栄養士」の受験資格になるけど,「管理栄養士」の資格を取ったところで優遇されるわけではないの.でも管理栄養士の資格を取る人が多いのよね.偉いわね.たいしたもんだわ.
「豆を食べなさい」と言われたので
「大豆嫌いだから」と言ったら
「煮豆じゃなくても,冷凍のグリーンピースでも枝豆でもいいんですよ」
「枝豆なら好きだわ」
「Esclarmondeさんヒヨコ豆好きでしょ」
「大好き」
「大豆より食物繊維多いんですよ.レンズ豆なら水で戻す必要がないから料理も簡単だし」みたいに.
そこから先は料理の天才,あたくしの出番.
「ヒヨコ豆と切り昆布,切り干し大根を煮たら美味しそうね」
「理想的なメニューですよ,但し塩分に気をつけて」
「鶏のささみばかりじゃ味気ない」と言えば
「蒸して,裂いて野菜と一緒に生春巻きにしたら良いんですよ」

今のあたくし,世の中で一番尊敬する職業は「栄養士」だわ.

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4 コメント

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大変な仕事です (隊長)
2006-01-14 20:13:23
今は退職しましたが、僕の姉が栄養士です。管理じゃないけど。

一時期、姉と二人暮らしした時によく献立を考えるのを手伝ったりしましたが、あれって本当に大変なんですよね。何より予\算の少なさに驚きました。

一番大変そうだなと思ったのは、養護学校の給食。

噛むことが出来ない子は流動食なんですけど、他の子と同じ献立じゃなきゃいけないので、ミキシングしても美味しく食べられる献立を考えるのに、とても苦労してました。

でも、薄給。「会社は私達をただの給食のおばさんとしか思ってない」とよく愚痴ってましたね。
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お姉様にお伝え下さい (Esclarmonde)
2006-01-14 20:25:01
ここに栄養士こそ最も尊敬する職業だと思う人間がいることを.

もっともあたくしも退院してからありがたみが分かったのだから,偉そうなこと言えないけど
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前世紀に。 (ど。)
2006-01-16 00:49:25
短大の栄養学科でバイト講師をしてたことがあり。

う~む。。。取得するのは簡単な資格だ、とだけ申しませう。



さて。某blogで。わたくしが愛するトニー・ベネットのCDの話題が。

でも。コメントが11もついてるのに、誰一人CDに触れておらず。

……がっかりしてしまゆ。
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食べることは生きること (エリザベッタ)
2006-01-16 23:36:35
老人たちと話をしていると、誰もが口にするんですけど、食べられなくなったらおしまいなんですって。



だから、歯を大事にするし、残り少ない人生で何回食事をできるかって、マジでカウントしたりするんですって。

そんなとき、ジャンクな食い物で無駄に胃袋を浪費したくないから一切れ2000円の干物でも喜んで購入するんですって。



ねえさまがおっしゃるとおり、口にするものの栄養価を重視し、調理方法でどんなふうに美味しく仕上げるかということを追求するのはとても尊い仕事だと思います。



私の世代の男子はたいていの場合、家庭科を高校教育で習わずに大人になっていますよね。



人間にとってもっとも根源的で基本的な食事について、科学的なアプローチの仕方を教えてくれたのが家庭科でした。

男子はこんな大切なことを知らずに生きていくなんてもったいないなあ、と、思ったものです。



馬鹿げた男女区別(どう表現すれば正確なのかしらね)だと、今でも思う。

ガッコで教えないから健康管理もテキトーになっちゃうのよね。

まあ、将来的な年金支給額を最低限に抑えるための深慮遠謀ともいえなくもない、と、邪推しなくもないんですけどね。
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