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La Nuit Opératique deux

朝鮮人と中国人は閲覧禁止,狗はOK
毒素たっぷりの雑談

プッチーニのパリ☆☆☆☆

2006-03-12 20:23:40 | 感想2006
2006年3月1日新国立劇場オペラ研修所公演 プッチーニのパリ☆☆☆☆於 新国立劇場中劇場
つばめ
マグダ・・・・・・・・・・・・・・小川 里美
ルッジェーロ・・・・・・・・・・・ 河野 知久

ラ・ボエーム
ミミ・・・・・・・・・・・・・・・井上 ゆかり
ムゼッタ・・・・・・・・・・・・・ 鷲尾 麻衣
ロドルフォ・・・・・・・・・・・・ 岡田 尚之
マルチェッロ・・・・・・・・・・・ 町 英和

指揮・・・・・・・・・・・・・・・ジェローム・カルタンバック
演奏・・・・・・・・・・・・・・・新日本フィルハーモニー交響楽団
まず,つばめ,シンプルながら金持ち感あるセット.
贔屓の小川里美,何しろ美しい.立ち姿はもう,完璧に美しい.
細い体に合わずしっかりした声を出すし,ソットヴォーチェの美しいこと.本当にこの女,ただ者ではない.
河野くんはかなりテノール寄りの声がでるのでびっくり.

ラ・ボエームはセットはショボイけど,歌手達がみんな優れていたので面白かった.
新国のオペラ研修所ってかなりレベルの高い歌手が揃っているなあというのが感想.
新日本フィルなら,アルミンクが見たかった.
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夏ノ夜ノ夢☆☆

2006-03-05 18:47:45 | 感想2006
2006年3月5日夏ノ夜ノ夢☆☆於 日生劇場

パック・・・・・・・・・・・・・・尾上松緑
ヘレナ・・・・・・・・・・・・・・佐藤 江梨子
ハーミア・・・・・・・・・・・・・保田 圭
ライサンダー・・・・・・・・・・・海東 健
デメトリアス・・・・・・・・・・・河相 我聞
ボトム・・・・・・・・・・・・・・マイケル 富岡
クィンス・・・・・・・・・・・・・住田 隆
イジアス・・・・・・・・・・・・・菅野 菜保之
タイターニア・・・・・・・・・・・床嶋 佳子
オーベロン・・・・・・・・・・・・村井 国夫

隊長に,突然誘われたので,招待券で見てきました.
つーか昨日の夜に誘われて「ハイ行きます」なんて,あたくし暇にしているのね.
で,んーーーーーー何が言いたい作品なんだろう.
シェークスピア作品を松緑の為に七五調にしただけではないし,原作通りでもないし.
おまけにアイドル出身の若手の役者達,発声ができてないから,叫ぶし,金切り声あげるからうるさいうるさい.やかましい!
さすがに村井,床嶋は安心して見ていられるし,住田も同じ.
松緑も演技そのものには不満はないけど・・・・・
老朽化した舞台は,廻る度にけたたましくきしみます.
新国の「音も立てずに場面転換」とはかなり趣が違いますが,昭和30年代を感じさせる日生劇場(10年振りぐらいで来たわ)は決して嫌いなホールではありません,

ま,我聞,海東の半裸が見られたからよしとするか.
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マラーホフの贈り物 プログラムA☆☆☆☆

2006-02-25 20:50:52 | 感想2006
2006年2月25日マラーホフの贈り物 プログラムA☆☆☆☆於 ゆうぽうと簡易保険ホール

  • 「ザ・グラン・パ・ド・ドゥ」
    ジュリーケント,ウラジミール・マラーホフ
    面白い面白い,これってほとんどトロカデロ・デ・モンテカルロバレエ団かグラン・ディーババレエ団のノリです.
    王子様の格好のマラーホフ,なぜかクラシックチュチュなのに黒縁眼鏡に黒いポシェットを持ったジュリケン.どうも仲が悪いみたいで,足の引っ張り合い(形容でなく,本当にお互いの脚を引っ張り合って)でじゃましたり,おサカナのポーズでジュリケンを床にたたきつけたり.挙げ句の果てには脚を掴んで振り回したり. もともとジルベスターコンサート用のピースだそうです.
    カーテンコールも,投げキスしまくりのジュリケンをマラーホフがカーテンに引きずり込んだり.楽しいです.
  • 「菩提樹の夢」
    ポリーナ・セミオノワ,アルチョム・シュピレフスキー
    本日のお目当てシュピレフスキー.完璧な容姿に美しいお顔,背も高くてウトゥクスィー
  • 「椿姫」
    ルシア・ラカッラ,シリル・ピエール
    ノイマイヤーではなく,カニパローリ版の椿姫.コンテンポラリー嫌いのあたくしが,ラカッラとピエールにうっとり.素晴らしいダンスでした.
  • 「ファラオの娘」
    マリーヤ・アレクサンドロワ,セルゲイ・フィーリン
    うーーー,確かに美しいバレエだけど,プーニの音楽に魅力が全くない.ボリショイの全曲版が心配になる.
  • 「白鳥湖」
    ジュリケン,マラーホフ,ロットバルトに高岸王子
    ま,白鳥嫌いのあたくしには・・・・・おまけに東京バレエ団のコールドがデリカシーのない踊りで.
  • 「白鳥湖」国鳥のパ・ド・ドゥ
    セミオノワ,シュピレフスキー
    やはりシュピレフスキーのジークフリートが美しい!
  • 「ライト・レイン」
    ラカッラ,ピエール
    これもコンテンポラリーなのにラカッラ,ピエールのペアが綺麗だった. 音楽は「tabu」と同じリズムの繰り返しで面白かった.
  • 「ドン・キホーテ」GPDD
    アレクサンドロワ,フィーリン
  • 「ヴォヤージュ」 マラーホフ
  • フィナーレ 全員で

ルシア・ラカッラとシリル・ピエールに圧倒されました.
この二人,再シーズンの新国に来るのよね.楽しみだわ.

会場の新書館コーナーで,一足早く「ダンスマガジン」を手に入れることができました.
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新国立劇場愛怨☆☆☆☆

2006-02-19 21:07:11 | 感想2006
2006年2月19日新国立劇場 愛怨☆☆☆☆於 新国立劇場オペラ劇場

桜子/柳玲・・・・・・・・・・・・・釜洞祐子
大野浄人・・・・・・・・・・・・・・経種廉彦
玄照皇帝・・・・・・・・・・・・・・星野淳
光貴妃・・・・・・・・・・・・・・・宇佐美瑠璃
若草皇子・・・・・・・・・・・・・・黒田博
指揮・・・・・・・・・・・・・・・・大友直人
演奏・・・・・・・・・・・・・・・・東京交響楽団
開演前,ホワイエで瀬戸内センセにサインいただきました.
珍しくもう一度みたい,聴きたい日本のオペラでした.(他は夕鶴と香妃ぐらいかしら?)
美丈夫の歌手が多く,見目麗しかった.音楽もとても面白かった.
「秘曲」「双子の姉妹」「一人の男巡って」なんか「ドグラマグラ」な香りもして期待もあったし.
でも瀬戸内センセ「宇津保物語」を元にしたむかしの物語なのだから「最後のチャンス」は無いんじゃない?
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東京バレエ団「眠れる森の美女」☆☆☆

2006-02-19 20:57:14 | 感想2006
2006年2月18日東京バレエ団「眠れる森の美女 ☆☆☆於 東京文化会館大ホール

オーロラ・・・・・・・・・・・・・吉岡美佳
デジレ王子・・・・・・・・・・・・ウラジーミル・マラーホフ
リラの精・・・・・・・・・・・・・上野水香
カラボス・・・・・・・・・・・・・芝岡紀斗
王子達・・・・・・・・・・・・・・高岸直樹 木村和夫 後藤晴雄 平野玲
ちょいと佐々忠さん,この演出は,「マラーホフがベルリン国立バレエの為に振り付けた演目を東京バレエ団が日本ではじめて上演」みたいな売り方しているけど,嘘でしょ?
この間見た「貧乏臭い東京バレエ団版眠りの改訂」にマラーホフの名前使っただけでしょ?
だって,貧乏くささが一緒だもの.
勿論,吉岡,マラーホフ,水香,高岸王子他,ダンサーに不満は全くありません.
全幕休憩込みで三時間に満たないコンパクト版.
間奏曲もなければ,相変わらず王子が一人で出てくるところなど,貧乏くさいところは旧東京バレエ版と全く同じ.
オーロラが眠り込んだあとも貧相で,新国の「森全体が眠り込む」豪華さのかけらも見られない,貧乏くさい演出.
終幕のディベルティスマン,青い鳥と猫とシンデレラだけ?
「いい加減ウンザリする長さ」も「眠り」の魅力の一つではないかしら?
吉岡は本当にスタイルが良くて,マラーホフと絡んでも全く見劣りしない.水香もマイムがうまい.
でもね,ストーリーテラーとしてのマラーホフは・・・・・・??
アポテオースが突然ストップモーションになって,カラボスが出てきて,リラの精に追い払われてアポテオースの再開,なんの意味があるのかしら?
衣装はデザイン画の段階では「どうなるのかしら?」と思ったけど,結構まともで,でも最後のほうでは「安寿恋しやホーヤレホ,厨子王恋しやホーヤレホ」と歌いたくなったわ.あのデザインは「山椒大夫」よね?
ま,もう二度とこんな貧乏くさい「眠り」は見たくないわ.
眠りは新国の版が素晴らしいから.
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イケメソ二人と小旅行

2006-02-15 17:43:28 | 感想2006
昨日突然ショーヘイから「新国の舞台美術センターへ行きましょう」と誘われたので行ってきました.
今月末までプティパ展をやっているので行きたかったのですが,何しろ遠いので・・・・.
で,会社休んで銚子まで行ってきました.


お供はショーヘイと隊長.あたくしが入院中二人して真っ先にお見舞いに来てくれたイケメソ二人組.

ショーヘイは自宅まで迎えに来てくれると言ってくれたのですが,某駅まであたくしが出向いて拾って貰いました.
京葉道路から東関東自動車道を通って佐原まで.ここで昼食

まずは泥鰌の柳川.そのあとウナギの白焼き,鰻重と頂きました.
そして「新国立劇場舞台美術センター」へ約1時間のドライブ.

イケメソ二人組です.
何しろ近くの無人駅から歩いて20分ぐらいある何もない田舎にあるから,おそらく年間に訪れる人は500人ぐらいなのでは?

新国関係以外も展示してます.例えばこの衣装はウィーンでグルベローヴァが着たルチアの衣装です.

そのあとは利根川を茨城側に渡って帰ってきました.
楽しかったわ.
別れ際に二人ともチョコレートをくれました.ウワァァ━━━━━。゜(゜´Д`゜)゜。━━━━━ン!!!! ありがとう.
次回は筑波山へお花見を予定.その次は潮来でアヤメ祭りへ行く予定.
参加希望の方はあたくしまで申し込んでください.


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新日本フィル「火刑台上のジャンヌ・ダルク☆☆☆☆☆

2006-02-11 19:17:16 | 感想2006
2006年2月11日新日本フィルハーモニー交響楽団定期演奏会 火刑台上のジャンヌ・ダルク☆☆☆☆☆於 すみだトリフォニー大ホール

ジャンヌ・ダルク・・・・・・・・・アンヌ・ベネント
ドミニク会の修道士・・・・・・・・フランク・ホフマン
マルグリート・・・・・・・・・・・菅有実子
カトリーヌ・・・・・・・・・・・・永井和子
オンド・マルトノ・・・・・・・・・原田 節
子供・・・・・・・・・・・・・・・阿嘉真理乃
野獣・・・・・・・・・・・・・・・原 純
指揮・・・・・・・・・・・・・・・クリスティアン・アルミンク
演奏・・・・・・・・・・・・・・・新日本フィルハーモニー交響楽団
字幕・・・・・・・・・・・・・・・実相寺昭雄
泣きました.最初から最後まで徹底的に泣きました.
子供を使うなんてあざとい演出だけど,ラストシーンの事考えたら,ロバが出てきた段階で泣けました.あとは最後まで泣き続けました.
ジャンヌとドミニクは舞台袖で,舞台中央ではジャンヌ役の子供が演技します.
所詮ジャンヌなんて愚かな小娘だからこの演出は分かるのだけど,「泣かせよう」って言う魂胆が見え見えですよ.
アルミンクはじめ,主演はみんなドイツ系なのにおフランス語が綺麗でした.
ジャンヌが「小麦粉を少し,卵を少し」と歌い始めたら嗚咽が止まらなくなりました.
ま,この作品が大好きなあたくしは,客観的には評価できないかもしれないけど,素晴らしい舞台でした.
勿論,子供にランドセル背負わせるところや,歪んだ十字架が元に戻るシーンは「よけいなシーン」だし,ブーも出てたけど,役者の演技が物凄く良かった.
アルミンクの指揮は「やや温め」だけどまあまあ良かったし.
何よりアルミンクが美形なので許します.
ジャンヌ役のベネント,素晴らしい演技でした.
オンドの原田くん,やっぱりあんたは歌歌うよりオンドに専念しなさい.
つーわけで「トラヴィアータ」の二幕よりも泣きました.
素晴らしい舞台に拍手.

全く別々にチケットを手配したのに,なぜかおせんちゃんと二人並んで見ました.
やっぱりヲカマ隔離政策があるのね.

さて,どこでしょう・・・・って分かるわね

食べたのはこれです.

こんなのがあったりして.
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バレエの美神☆☆☆☆

2006-02-04 21:26:50 | 感想2006
2006年2月4日バレエの美神☆☆☆☆於 オーチャードホール

指揮・・・・・・・・・・・・・・・アンドレイ・アニハーノフ
演奏・・・・・・・・・・・・・・・レニングラード国立歌劇場管弦楽団
まずはドタキャンしたローラン・イレールの詫び状をご覧遊ばせ.

  1. ドン・キホーテ夢の場
    ドルシネア・・・・・・・・・イリーナ・ペレン
    森の女王・・・・・・・・・・オクサーナ・シェスタコワ
    数日前にこのバレエを見ているあたくしは驚かなかったけど,幕が開くとセットのあまりの美しさに開場がどよめきました.
    シェスタコワは相変わらず綺麗だし,踊りも正確.一方,ペレンも今日はうまく踊ってました.それにしても本当に綺麗なセットだこと.

  2. ロミオとジュリエット
    ジュリエット・・・・・・・・ナタリア・レドフスカヤ
    ロミオ・・・・・・・・・・・ゲオルギー・スミレフスキー
    はっきり言ってこのぐらいのコンテンポラリーでもあたくしは苦手です

  3. タジラード
    草刈民代
    ミハイル・シヴェコフ
    「振付指導」ゆうきみほってあーた.「赤い靴」のゆうきみほざんしょ?子供の頃夢中になってみたTV番組でした.
    シヴァコフが草刈民代を思いっきり大切に扱っていたのに感激.でも,エクササイズ?

  4. オーニス
    ウィルフレード・ロモリ
    あのね,あたくしも「サタデイナイトフィーバー」の時代を生き抜いてますし,バブルの頃はジュリアナで踊ってたから分かるけど,このダンスは踊っているあなたは楽しいかもしれないけど,見ているこっちは楽しくも何ともないのよ

  5. レクイエム
    ファルフ・ルジマトフ
    笠井 叡の振付,ルジマトフが踊ればなんでも素晴らしくなるのよ.コンテきらいって誰が言ったの?

  6. 忘れないで
    マリー・クロード・ピエトラガラ
    ジュリアン・ドゥルオ
    だからこういうバカらしい作品が多いからコンテは嫌いなの!若いツバメ捕まえたピエトラガラが公開エッチしているようなもの
    ま,30分じっくり眠らせて貰いました.

  7. 幻想舞踏会
    ナタリア・レドフスカヤ
    ゲオルギー・スミレフスキー
    ショパンの曲は本当にバレエ向きね

  8. スパルタクス
    スパルタクス・・・・・・・・・ドミトリー・ザバブーリン
    フリーギア・・・・・・・・・・タチアナ・チェルノブロフキナ
    ハチャトゥリアンの音楽が本当に美しかった.ぜひ全曲版を見たい

  9. 眠りの森の美女 ローズ・アダージョ
    オーロラ姫・・・・・・・・・・オクサーナ・クチュルク
    王子様はシヴァコフ,クリギン他
    クチュルクとはいえロシア式のローズアダージョはショボイ

  10. 眠りの森の美女 GPDD
    オーロラ姫・・・・・・・・・・イリーナ・ペレン
    デジレ王子・・・・・・・・・・アンドリアン・ファジェーエフ
    ファジェーエフがとにかく美しい.ドン・キで見せたサポートの不安定さも無く,ひたすら美しい王子様でした.(´-ω-`)

  11. アヴェ・マイヤ
    マイヤ・プリセツカヤ
    あーた,信じられますか?プリセツカヤといえば,あたくしが幼少のみぎり,既に伝説でした.今こうして初老になったあたくしが生でプリセツカヤの踊りを見ているんですよ!ベジャールの振付は本当に「お年寄りに優しい」ものですが,流石は伝説のプリマ,一挙手一投足が美しい.紅白の扇も美しい.

  12. シルヴィア
    デルフィーヌ・ムッサン
    ウィルフレード・ロモリ
    定年間近でエトワールになった二人が見せてくれましたが,ノイマイヤーだもの・・・・嫌い.

  13. ドン・キホーテGPDD
    バジル・・・・・・・・・・・・ファルフ・ルジマトフ
    キトリ・・・・・・・・・・・・オクサーナ・クチュルク
    ルジマトフ,さすがに老けました.片手リフトできず.手を付く場面も.でも動きが本当に綺麗.クチュルクは慣れたもの.
    最後の32回転,クチュルク独特の左回りフェッテ,軸足が全くぶれないのが凄い.
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マールイドン・キホーテ☆☆☆☆

2006-02-01 23:32:43 | 感想2006
2006年2月1日レニングラード国立バレエ ドン・キホーテ☆☆☆☆ 於オーチャードホール
キトリ・・・・・・・・・・・・・・オクサーナ・クチュルク
バジル・・・・・・・・・・・・・・アンドリアン・ファジェーエフ
森の女王・・・・・・・・・・・・・エレーナ・エフセーエワ
エスパーダ・・・・・・・・・・・・ミハイル・シヴァコフ
指揮・・・・・・・・・・・・・・・アンドレイ・アニハーノフ
演奏・・・・・・・・・・・・・・・レニングラード国立歌劇場管弦楽団
マールイのドン・キはマリインスキーとよく似ている,従って新国ともよく似ている版です.
今日は完全にファジェーエフを見に行くための公演だったのに.
ファジェーエフ,本当に見た目が素敵.だけど,サポートやリフトがいまいち.
一幕の片手リフト,観客が拍手を使用と固唾をのんでいるのに・・・・すぐ落ちた.
スピンも,ファジェーエフがサポートすると軸がぶれる.
二幕「夢のシーン」がきれいでした.エフセーエワ,脚捌きがきれい.
クチュルクも片足ポアントで飛び跳ねるのがお見事.
狂言自殺はあっさり死にすぎ.
終幕のPDD,片手リフトでクチュルクが180度開脚してるのに,持ち上げるのがやっと.
クチュルクはザハロワには叶わないけど「脚ならあたしも上がるわよ」オーラが良かった.
文句は色々あったけど,とにかく楽しいバレエだし,十分楽しめました.
ファジェーエフはいくら欠点があっても,見目麗しいので全て許す.
なお,二幕終了後のカーテンコール中に地震が来ました.
つーか,注目していなかったシヴァコフが良かったんじゃない?
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新国魔笛☆☆

2006-01-30 20:14:29 | 感想2006
2006年1月29日新国立劇場 魔笛 ☆☆於 新国立劇場オペラ劇場

ザラストロ・・・・・・・・・・・・アルフレッド・ライター
タミーノ・・・・・・・・・・・・・ライナー・トロースト
夜の女王・・・・・・・・・・・・・佐藤 美枝子
パミーナ・・・・・・・・・・・・・砂川 涼子
パパゲーナ・・・・・・・・・・・・諸井サチヨ
パパゲーノ・・・・・・・・・・・・アントン・シャリンガー
指揮・・・・・・・・・・・・・・・服部 譲二
演奏・・・・・・・・・・・・・・・東京交響楽団
歌手は全員見栄えも良く,歌もうまい,演出も良くできているし,退屈しないような設定.でもモーツァルト嫌いなあたくしには面白くも何ともない.
夜の女王が出てきても「まあ,綺麗」で終わり.
前の日の「バヤデルカ」で感動したからなおさら「で?」で終わり.
全く記憶に残らないオペラだったわ.
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マールイバヤデルカ☆☆☆☆

2006-01-29 22:19:15 | 感想2006
2006年1月28日 レニングラード国立バレエ「バヤデルカ」☆☆☆☆ 於オーチャードホール

おそらく「ライモンダ」を除くと一番好きなバレエです.同時にあらゆる「オペラ・バレエの登場人物」で一番嫌いなのが「ソロル」です.
こんな優柔不断な男,あたくしの回りにいたら「首締めて殺してやります」
マールイの公演,映画の配給会社みたいに「kose presents」みたいな短いフィルムが映写されてはじまります.
星は全て神が降臨したシェスタコワにあげます.
ニキヤ・・・・・・・・・・・・・・イリーナ・ペレン
ソロル・・・・・・・・・・・・・・ファルフ・ルジマトフ
ガムザッティ・・・・・・・・・・・オクサーナ・シェスタコワ
ハイ・ブラーミン・・・・・・・・・アンドレイ・ブレグバーゼ
ブロンズアイドル・・・・・・・・・デニス・トルマチェフ
影の王国ヴァリエーション・・・・・オリガ・ステパノワ
            ・・・・・イリーナ・コシェレワ
            ・・・・・タチアナ・ミリツェワ
指揮・・・・・・・・・・・・・・・アンドレイ・アニハーノフ
演奏・・・・・・・・・・・・・・・レニングラード国立歌劇場管弦楽団
ランチベリー版ハリウッド系音楽のロイヤルのDVDとボニングのCDに馴染んでいたから開幕から「音楽が違う」所詮バレエの音楽なんてその程度。
チャイコフスキーは指揮者や振付師があまりにも安易に音楽をいじるので「それぐらいなら自分で書く」と言ったとか。
もちろんルジマトフは素晴らしかった.
衰えたとは言え,サポートは完璧で,新国の×川くんとか×川くんとか(×は違うアルファベットです)見習えよ.
幕が開くと
インド
サンダルウッドやクローブの香りまでインド.でもこれは強い香水を付けていた観客か,ダンサーなのよね.
ごく普通の一幕でした.ソロルはニキヤと愛を誓います.
出てくるだけで「悪役」のハイ・ブラーミン,期待したのだけど.

一幕2場
ラジャから「うちの娘ガムザッティと結婚しない?」と言われて「悩むルジマトフ(ソロルよね)」ところが3秒後に「ハイ,ガムザッティさんと結婚します」
もう少し悩めよ
ここから先のマイムが素晴らしかった.
ロシアのバレエってあまりマイムを重要視しないらしいけど,今日の公演では思いっきりマイムでした.
取り乱すペレンのニキヤに対し,シェスタコワのガムザッティは余裕綽々,でも目が笑って居ない.
「この首飾りを受け取って」
「滅相もない.首飾りなど身の程知らずです」
「じゃあ,この腕輪は?」
「いえいりません」
「あら,あたくしお金なら持っているのよ」
ついに切れたニキヤに対し
「ちょいと,このアマ,あたくしはソロルと婚約してるのよ」
マイムはニキヤのほうが臭かったかしら?

二幕,婚約式の場
ルジマトフ(くどいけどソロルよね)、象に乗って入場!
壷の踊りも太鼓の踊りもどうでも良いのよ.
どっちみち後からでっち上げた踊りでしょうから.
ここでもシェスタコワの踊りが良かった.
ニキヤ花籠の踊り.
元気が良すぎて花籠から蛇がはみ出してました.
ニキヤが蛇に咬まれてからのハイ・ブラーミン,演技もダウエルにはかないませんね.
ダウエルは蛇に咬まれたときから狼狽えていたのに,ブレグバーゼはニキヤが
倒れるまで無視.
ブロンズアイドル!!!かっとべよ!
チュチュに着替えたシェスタコワ,綺麗だし,脚捌きが綺麗.
彼女,グランジュテが物凄く綺麗なのだけど,驚くのは一緒に飛ぶルジマトフのほうがジャンプが高いこと.さすがだよファルフ

三幕
アヘンに耽溺するソロルの部屋から,装置が飛んで影の王国へ.
コールドの美しさは素晴らしい物でした.
よく見るとプルプルしている人もいるのよね.
そのあとのバリアシオンが結構凄いメンバーで.ステパノワとか

ソロルとガムザッティの結婚式.
ベルリンの振り付けではヴィシニョーワ演じるニキヤとマラーホフ演じるソロルの絡みが素晴らしかったのだけど,ソロルとニキヤとガムザッティ,余りにも関係が薄い.
ヴェールの踊りもペレンが不安定だから,ルジマトフがヴェールを持っている必然性が(°Д°)ハァ?
突然崩れる寺院崩壊も???
「装置の不具合」とかで三幕の開幕が20分ほど遅れたのだけど,それってこの崩壊のシーンじゃない?
照明が暗すぎて崩壊しているかどうかわからない人が多かったのでは?
とにかく素晴らしかったのはシェスタコワ。
なんとシェスタコワ、翌日にニキアを踊ったとき、髪を黒く染めていたそうな.

尻つぼみ感がなければ満点あげたいのに。
あまりに感激したので、翌日新国で魔笛を見たのに,忘れてしまいました。

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レニングラード国立バレエ「眠りの森の美女」☆☆☆☆

2006-01-09 21:26:34 | 感想2006
2006年1月9日レニングラード国立バレエ 眠りの森の美女☆☆☆☆於 東京国際フォーラムホールA

☆のうち一つはコンマスに差し上げます.日本最大最悪の無目的ホールだから☆一つ減らしました.
オーロラ・・・・・・・・・・・・・エレーナ・エフセーエワ
デジレ・・・・・・・・・・・・・・ドミトリー・ルダチェンコ
リラの精・・・・・・・・・・・・・イリーナ・コシェレワ
カラボス・・・・・・・・・・・・・アンドレイ・ブレグバーゼ
青い鳥・・・・・・・・・・・・・・アントン・ブローム
フロリナ王女・・・・・・・・・・・アナスタシア・ロマチェンコワ
指揮・・・・・・・・・・・・・・・アンドレイ・アニハーノフ
演奏・・・・・・・・・・・・・・・レニングラード国立歌劇場管弦楽団
残念ながらペレンもシェスタコワもでないけど.
まず,コーセーさん,ここのホールはやめて欲しい.
あのNHKホールでさえ小さく見えるような大ホール.タッパも奥行きもない舞台,音響なんか考えていない上に導線が悪いし,トイレは長蛇の列.男性用トイレがここまで混んでいるのは見たことがない.
ビュッフェが帝国ホテルなのは認めてあげるけど.ロビーには衣装の展示もあってこれは○
そんな悪い条件でマールイの舞台は良かった.
最も新国の眠りがとても良くできた作品なので「さすが本場は違う」とは思いませんでしたが.
装置は綺麗だったしコールドもうまいと思ったけど,最近は新国のコールドのほうがうまいと思ってしまいます.
エフセーエワは可憐でオーロラにぴったり.ロシア式のショボイローズアダージオも勘弁しましょう.
一方のルダチェンコ,見るからに綺麗な王子様なのに,なんかやる気のない踊り(もっともこのバレエは王子があまり活躍しないのだけど)お魚のポーズも失敗.
あたくしはこのバレエのマイムが好きなのだけど,最近の演出ではマイムを省略する傾向が強いのが残念.でもマールイの演出は結構マイムがありました.
二幕の間奏曲も省略しないで(コンマスに☆一つ)結婚式の踊りも省略無し.赤頭巾ちゃんがとても可愛かった.
エフセーエワもどちらかというとペレンやザハロワと同じ「二段関節」組なのにペレンと同期のロマチェンコワが旧来の脚なのがむしろ新鮮.
楽しめた舞台でしたが,省略が無い分長い!
アニハーノフの指揮は可もなく不可もないけど,「思ったほどバレエ臭くない」のが○.
昨日,一昨日の白鳥の音楽が完全に頭に入っていないのに比べて,眠りの音楽は完全に頭に入っているので演奏も楽しめました.
だけどね,ピットのピアノ,アップライトでしたよ.おまけに三幕のピアノパートがほとんどハープになっているし.
出来れば新国オペラ劇場で見てみたかった.
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新国立劇場白鳥の湖☆☆☆☆

2006-01-09 20:57:12 | 感想2006
2006年1月8日新国立劇場 白鳥の湖☆☆☆☆於 新国立劇場オペラ劇場

オデット・オディール・・・・・・・寺島ひろみ
ジークフリート・・・・・・・・・・貝川鐵夫
ロートバルト・・・・・・・・・・・市川 透
道化・・・・・・・・・・・・・・・八幡顕光
指揮・・・・・・・・・・・・・・・渡邊一正
演奏・・・・・・・・・・・・・・・東京交響楽団
寺島姉妹は10数年前週刊文春の「グラビア双子特集」で見て,その後数年前に再度「その後の双子特集」で見ていたので「えー二人とも新国のダンサーになったのか」と感慨深く思いました.
やはりザハロワ=ウヴァーロフと比べると「華がない」けど,卒もなく,結構面白く見られました.
演奏は相変わらず下手糞.
さて,今日も道化の八幡くんがかっとびでした.
彼は新国バレエ研修所の修了公演で「凄いジャンプだな」と目を付けていたので,速くも役が付いてPTAとしてはウルウルです.
でも結論は「やっぱ白鳥湖は好きじゃない」でした.

終演後一度ホテルに戻って隊長に連絡すると「宝塚を見て終演が18時半」と言うことなので日比谷で待ち合わせ,銀座の鮨屋でお食事.
その後オニチョのお気に入りのお店に行ったら「元気になって良かったね」と思いっきり抱きしめられ,お祝いにスパークリングワインを振る舞って貰いました.
ありがとうございました.
無理せず早めにホテルに引き上げましたよ.
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新国立劇場白鳥の湖☆☆☆☆

2006-01-09 20:48:09 | 感想2006
2006年1月7日新国立劇場 白鳥の湖☆☆☆☆於 新国立劇場オペラ劇場

オデット・オディール・・・・・・・スヴェトラーナ・ザハロワ
ジークフリート・・・・・・・・・・アンドレイ・ウヴァーロフ
ロートバルト・・・・・・・・・・・市川 透
道化・・・・・・・・・・・・・・・吉本泰久
指揮・・・・・・・・・・・・・・・渡邊一正
演奏・・・・・・・・・・・・・・・東京交響楽団
昨年の白鳥,ヴィシニョーワが素晴らしかったので,今年は大好きなザハロワ,楽しみにしていたのだけど・・・・
まず,渡邊一正の指揮,一昨年のくるみと同じく「非道い音,へたくそなオケ」
ファンファーレの音外すし.
一幕のパ・ド・トロワ,おねえちゃんがすっころんでました.
さて,ザハロワ,羽ばたきがなってなくて白鳥に見えない.ヴィシニョーワが,完璧な白鳥として登場したのに比べるといまいち感が強い.
もちろん「脚なら上がるわよ」は健在でしたが.いまいち元気もないみたいだし.32回転のフェッテも全部シングル.ドン・キの時の素晴らしいダブルは見られませんでした.
道化役の吉本くん,かっとびが素晴らしかった.この前のくるみの「中国の踊り」も良かったけど.
見終わって「感動が無い」のに驚き.
ザハロワで感激できないとはトホホ.
と言うより,白鳥湖ってあたくしの好みではないのかも.
去年のヴィシニョーワが特別だったのかしら?
さて,終演後はマダムHとムッシュTとお食事に.
このお二人とは昨年いろいろなバレエの会場で幕間に喫煙所で顔を合わせて「よくお会いしますね」ってな感じでお話しするようになったのですが,この日も幕間でお会いして「終演後お時間があれば」と誘われてお食事に行くことにしました.マダムHとは以前から「この人とは絶対話が合う」とおもっていたので,お誘いありがたかったです.
体調のことを話したら「オペラシティの豆腐料理のお店ならどう?」と言うことで三人で向かいました.
お二人ともバレエは勿論,オペラやクラシックにもお詳しくて,とっても楽しいひとときでした.
あたくし,オペラを通じた友人は多数いますが,バレエを通じて出来た友人は初めてです.
三連ちゃんのバレエだったのでこの晩は都内のホテルに宿泊しました.
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