☆のうち一つはコンマスに差し上げます.日本最大最悪の無目的ホールだから☆一つ減らしました.
オーロラ・・・・・・・・・・・・・エレーナ・エフセーエワ
デジレ・・・・・・・・・・・・・・ドミトリー・ルダチェンコ
リラの精・・・・・・・・・・・・・イリーナ・コシェレワ
カラボス・・・・・・・・・・・・・アンドレイ・ブレグバーゼ
青い鳥・・・・・・・・・・・・・・アントン・ブローム
フロリナ王女・・・・・・・・・・・アナスタシア・ロマチェンコワ
指揮・・・・・・・・・・・・・・・アンドレイ・アニハーノフ
演奏・・・・・・・・・・・・・・・レニングラード国立歌劇場管弦楽団
残念ながらペレンもシェスタコワもでないけど.
まず,コーセーさん,ここのホールはやめて欲しい.
あのNHKホールでさえ小さく見えるような大ホール.タッパも奥行きもない舞台,音響なんか考えていない上に導線が悪いし,トイレは長蛇の列.男性用トイレがここまで混んでいるのは見たことがない.
ビュッフェが帝国ホテルなのは認めてあげるけど.ロビーには衣装の展示もあってこれは○
そんな悪い条件でマールイの舞台は良かった.
最も新国の眠りがとても良くできた作品なので「さすが本場は違う」とは思いませんでしたが.
装置は綺麗だったしコールドもうまいと思ったけど,最近は新国のコールドのほうがうまいと思ってしまいます.
エフセーエワは可憐でオーロラにぴったり.ロシア式のショボイローズアダージオも勘弁しましょう.
一方のルダチェンコ,見るからに綺麗な王子様なのに,なんかやる気のない踊り(もっともこのバレエは王子があまり活躍しないのだけど)お魚のポーズも失敗.
あたくしはこのバレエのマイムが好きなのだけど,最近の演出ではマイムを省略する傾向が強いのが残念.でもマールイの演出は結構マイムがありました.
二幕の間奏曲も省略しないで(コンマスに☆一つ)結婚式の踊りも省略無し.赤頭巾ちゃんがとても可愛かった.
エフセーエワもどちらかというとペレンやザハロワと同じ「二段関節」組なのにペレンと同期のロマチェンコワが旧来の脚なのがむしろ新鮮.
楽しめた舞台でしたが,省略が無い分長い!
アニハーノフの指揮は可もなく不可もないけど,「思ったほどバレエ臭くない」のが○.
昨日,一昨日の白鳥の音楽が完全に頭に入っていないのに比べて,眠りの音楽は完全に頭に入っているので演奏も楽しめました.
だけどね,ピットのピアノ,アップライトでしたよ.おまけに三幕のピアノパートがほとんどハープになっているし.
出来れば新国オペラ劇場で見てみたかった.
コンサート会場としても。
ラ・シルはルジマトフ&シェスタコワ。
ブルノンヴィル版だからか、昨年見たマシューのシルフィードの印象が強かったからか、
この二人にはもったいない演目だな~という感想です。
それでもシェスタコワはとても綺麗でしっかり魅せてくれました。
ルジマトフはジャンプも思っていたより高くないし、足捌きも絶品というほどでもなかったんです。でもでも、その存在感たるや、素晴らしい。
それにマイムや腕・手・指先の表現のなんと絶妙で巧かったことか! さすが!と思わせます。
しかーし、この日の喜びは後半の「騎兵隊の休息」です。面白かった~ 楽しかった~
40分一幕のバレエですが、いろんな楽しい振り付けがあって、あっという間に終わってしまいました。
ピエールの役を踊ったアントン・プロームは
顔はイケメンというほどではありませんでしたが
ジャンプも高いし、踊りも、容姿も綺麗でした。
特に足のラインが。
「眠り」では青い鳥で出演したようですが、いかがでしたか?
すいません。興奮して長文になってしまいました。お会いできるのはご予定を拝見する限り、来月のアルミンクまでなさそうです。
ジャンプが高くて素敵でしたが・・・・・化粧が濃い
騎兵隊の休息・・・・見たかった.