息子の身体能力について、
当時、親しくさせていただいていたお父さんコーチに言われたことがあります。
サッカーで求められる身体能力って、たぶん体の強さや
俊敏さ、バネのある体だったりすると思うんですけど、
息子にはそのどれも備わっていないと言われたことがあります。
身体能力について散々苦労していた息子をみてきましたから、素直にそうですよねぇって答えた私がいたのですが。
今考えると結構な残酷な言葉だったなぁって思える言葉。
でも当時はその辺りのことは受け入れていたというか諦めていた部分だったんですよね。
試合で活躍できる子供って
スピードがあったり背の高さや体の強さがあったのは
私もわかっていたし無いものを羨ましがってもね。
だからこそ、体の育つ前にとことん技術というものを鍛えてきたし。
だって何をするにも悪あがきはしたいじゃないですか。
でも、身体能力のある子供は羨ましいというのは心の片隅にはありましたけど。(笑)
そのお父さんコーチは過剰な期待をするのは息子にとって負担とか言いたかったかもしれませんね。
こんなことも言われました。
私がすごく勉強をして息子にサッカーを教えているのはすごくわかるのですが、
サッカーを経験してきた人にしか教えられないこともあるんですよ。
全くをもってその通り。
だからそこは専門職の方々に託すしかなかったんですよね。
言いたいことも凄くわかりました。
試合の動きとか体の使い方については全く素人。
あの動きを教えられたらとか、当時の私も一番悩んだところでした。
身体能力の一切備わっていない息子と、素人のお父さんだったんですね。
ただ、素人なりに今までやってきたことは無駄ではなかったと思っています。
復帰した中学3年生の秋、身長が10センチ伸び、チームメイトに急にサッカーで負けなくなったことからも証明できたと思っています。
強くない高校でしたがレギュラーにもなれましたし。
しかしなから
息子の身長はまだだ
170ちょいの私にも追い付いていません。
たぶん、おそらくですが、
私も165センチの父親を抜いたのは大学在学中でした。
息子は全盛期を迎える前に
サッカー人生を終えようとしているのが残念。
せっかく足も少しずつ速くなってきたのに。
間に合わなかったなぁ。
(^_^;)))