人には持って生まれた能力が

人間とは生まれた頃から持っている能力に違いがあり、
非常に不平等だ。

生まれた頃から持っている能力とは？
それは努力しても決して手に入れられない能力というやつ。一言で言うと、
「才能」
だと私は思っています。
でも、この言葉って持ってない人間にとっては死刑宣告を受けたようなもので残酷な言葉ですよね。
それは突然変異だったり、血筋だったりもあるに違いない。

それは私の母方の血筋。
教員やある分野での優秀な医者を輩出しています。

そしてその子供達。20人ぐらいいますが、半分ぐらいが優秀。東大生や医者が数名。(ー_ー;)

そこで終わるのかと思いきや
更にその子供達がなかなかの粒揃いです。

私の息子のはとこにあたる方々ですが、
東大、東北大、千葉大、
北海道大、群馬大、明治、
法政、東京理科大、東京薬科大、等々。(ー_ー;)
私の代で優秀分類に入らなかった人の子供達までが覚醒遺伝的に結構優秀なんだわ。

上には上が当然ありますが、
私にとってはこの血筋がキツかった。

いとこの誰々君は誰々ちゃんは、あんなに優秀なのにどうしてお前はなんていうセリフ
、幼少時代にうんざりする程に両親から聞かされました。
私の両親は教育者ですから、
当然、私達からは頭の良い子供が生まれてくる。
疑いもしなかったことでしょう。
しかし、私はそんな両親の期待を見事に裏切りました。
ごめんなさいね。だって無理だったもん。
授業内容がわからんものはわからん！

しかし、最近になって少し気が楽になったことがあります。
それは、いとこ会をするようになってわったことがあるのです。
それは優秀な分類に入らなかった半数のいとこも少なからず同じ思いをしていたこと。

幼少の頃から数十年を経て、

息子が勉強をしなくて困ってるなんて話を優秀な分類にいたいとこが嘆いていると、

またまたぁ。そんな事を言っても装備されている能力が
俺とかとは違うから。
俺らの勉強ができないっていうのはホントに出来ないんだから。
きっとなんだかんだ数年後には国立大学に入ってるに違いない！
なんて優秀でない分類にいたいとこと笑いながら話せるようになっています。

そんな優秀な分類に入らなかったいとこと最近盛り上がった話題は、
俺らよか優秀な子供に対しての接し方はどうするか？
というお話。

年下のいとこですが、どうやら自分の子供達はどうも僕よりも頭が良くて。
このままでは親としての威厳がなんてことを考えてしまったらしい。(笑)

私なんかは、息子に
俺は父ちゃんより良い成績をとってんだから。
なんて言葉は過去に反抗期の息子に言われたなぁ。

なので、そのいとこにはこんなアドバイスをしてみました。

見栄を張っても頭の良いあいつにはバレるから変に見栄を張らないで、
お前は父ちゃんと違ってやれば出来る頭を持っている、
もったいないから勉強しろって言ってるよ。
でも、受験生になった今だから言っているだけで、
これまでは勉強しろって言わないようにしていたし、宿題
ぐらいはやれって言った程度だったかな。
それでも息子は宿題しなかったけどねぇ。
でもサッカーは厳しいこと、言っちゃったなぁ。
サッカーから１年間、離れちゃったもん。
辛いのは必ずしも勉強とは限らないから気を付けなよ。

やばい、言ってるかもしんない。
気を付ける。(ー_ー;)

そんな会話をしています。