独白

全くの独白

小池さんの離れ業

2017-09-28 14:30:44 | 日記
こんな時点で新党を立て上げて、立候補者をどうやって揃える心算なのであろうと、誰もが思ったろう。
そこに前原さんの衝撃的発表である。
思えば二人の間では、事前に話が付いて居たのであろう。
民進党からの横辷りというこの離れ業で、希望の党の立候補者調達はかなり楽に成った筈であり客観的には、してやられた感じである。確かにこうした小池さんの遣り方は斬新で爽快で、私等も嫌いではない。
併し政策面は好きではない。希望の党は、野党とは云っても政権に与かって居ないというだけであって、内実は殆ど(現発ゼロ等という例外はあるが)閣外(今の所国会外でさえある)与党である。
自身の云う様に保守政党であって、民進党内左派からの横辷りは断固拒否する構えである。
彼女の云う「しがらみからの脱却」は、既得権益の剝奪であろう。それは諸刃の剣であり、立場の弱い年金や生活保護の現在の受給者への給付等も、減額されるかも知れない。
又選挙後のほとぼりの覚めた頃、「自民」と「希望」のどちらかが相手を吸収合併して、彼女が党首に成るという事も在り得る。
詰まり安倍さんと云うタカ派を見事に退かせたように見せておいて、超タカ派が政権を執るという構図である。
而も勢力は圧倒的に成っている訳であり、愈々大政翼賛会を髣髴とさせる事態が、出来する訳である。
そもそも女性はサッチャーさん等に見られる様に好戦的で、朴・クネさん等に見られるように強硬である。
国内の議員や評論家の中にも、華やかに活動する多くの鷹派の女性が居る、稲田さん、高市さん、桜井さん等、枚挙に暇が無い。
実力に依る闘争を、どこか絵空事のように捉え、男性程如実に考えないからであろうか、逆に火や戦闘等の激しいものに、実は男性以上に惹かれるからなのであろうか。
いずれにせよ、トランプさんと結託して金さんと戦争でも始められたら、笑い事では済まない。