独白

全くの独白

北朝鮮からのミサイル(私設ツウィッター#8)

2017-03-10 15:01:59 | 日記
* 朝、いつもの様に海辺を走って来た、猫の目天気なので雨具を背負って。
家を出て500m海の方へ向かい、階段を上ると防波堤、そこには名前だけの「歩行者自転車専用道」がある。
実際には猿の運転する自動車が、結構通るのである。
一々顔は見ないが、入り口には「進入禁止」との札が有るから人間なら入っては来まい。
自動車を動かせるような器用な動物、猿と思えば当たって居よう。
今日は右へ向かう、左下には砂浜を隔てて汀、右側には三mの高さの斜面がある。詰まりこの防波堤は二段に成っている。
例年の冬は左の浜から吹き上げられる砂が、厚くこの道に積もり右の斜面にも吹き付けられて、斜面が緩やかになって三mを上れる様になってしまって居るが、今年は僅かに積もっているばかり、詰まり穏やかな冬であった事を物語っている。

* 狭い歩道を塞いで歩く老夫婦らしい人達をよく見る。無論若い人達にも居るが、中年以降の方が多い。足音というのは意外に大きいものであるが、そういう人達はすぐ後ろ迄近付かれても道を開けない事が多い。耳が遠いのならば頻繁に振り向いて見るが良かろう、私ならばそうする。
本意はどうであれ結果は傍若無人に見えてしまう。機嫌の悪い時は心中で「少しは人の事を考えろ」と思ってしまう。北朝鮮の金もこういう手合いなのかも知れない。

* 二月末に、家から海の方角へ走って居ると、海からは結構離れた所の路傍に車が止められている。
サーファー等ならもう少し近くに停めるか、進入禁止の所に乗り入れる。この車は、良く言えば遠慮がちに悪く言えば人目を避けるように止められている。防波堤の上の道を走り乍ら人影を探す、あの車の持ち主が居る筈である。稍在ってそれらしきを見つけた。汀を離れ、防波堤にへばり付く様な場所に居るので最初は見えなかったのである。この辺りで人に遭う事は多いが、大概手ぶらである。
老人は散歩、若手は走っている。持って居ても水位の物、他には釣師が釣り竿、サーファーならボードを持っている位で、あとは偶に弓矢と的を持って来て稽古する人を見る事があるばかりである。
若いサーファーなら自らの雄姿を撮影して居たりしても良さそうなものであるが見掛けない、私物の機械を潮風に当てたくないのだとすればその気持ちは解る。
ところが此の日の男は、胸の前に何かを持っている。私の視点は、男の斜め後ろの五m程高い所なので、それが平らに保たれているのが解る。三分の一程しか見えず良くも見えないが、PCにしては蓋が無く、タブレットにしては大き過ぎる様で、何より質感がちょっと違う。
ソーラーパネルに似ている。彼はそれを見詰めている様子である。ここでこんな光景を見るのは初めてである。沖に海洋土木用の船でもいるなら不審は無いが、居ない、第一それなら車は近く迄乗り入れる筈である。
この辺りは北朝鮮などのスパイ騒ぎが、他の所に比べれば多いのでどうしても疑って見ざるを得ない。
目の前の此の海にミサイルが撃ち込まれたのは、此の数日後である。
もう一度こういう胡乱な光景を目にしたら、その後の数日間ミサイルが飛んで来ないか注意して居る事にしよう。そして飛んできた上に、その次に又同じ様子を見た時には、通報して遣ろう。併しどこへ?海の事なら海上保安庁であるが、陸上であり警察か?だが彼が北朝鮮本土と、ソーラーパネルで得た電力を使って通信して居るとしたなら、自衛隊の方が良く在りはしないか?でも自衛隊にこんな通報を受け付ける部署はあるのであろうか?在ったとしても矢張り警察を通じての方が良く在りはしないか?そうだ、矢張り警察にしよう。
実際に此の日本海を目前にし、対岸の脅威に切実に思いを致した事の無い人は、私が空から星の落ちて来る事を恐れる愚か者のように思うかも知れない。しかし実際に星が落ちて来るのが見えてからでは手の打ちようとて無い。笑われても良いから怪しいものを見て通報する位の協力はしようと思う。
間違っても戦争を始めて貰う訳には行かないからである。