独白

全くの独白

女性の弱点としての化粧

2016-12-30 14:47:15 | 日記
流石に冬休み、今朝家の前を髪の一部を染め派手な化粧をした十代半ばと思しき娘が歩いて行った。
私はフェミニスト、女性を尊崇している。女性を指導する立場に成っても遠慮のあまり適度に厳格な指導さえ出来ず、周囲ばかりか当人からさえ顰蹙を買った程である(当時からこれでは却って当人の為に成らないと思ってはいたのであるが)。が、此の世の殆ど凡ての事物には欠点弱点短所がある。女性もそれを免れず幾つか持っているが、その内の一つに化粧がある。
成長しても素顔で通す人も居るようではあるが、殆どの女性は此の点でも例に洩れず化粧というものをしている。中には、外出するのに化粧しない人をまるで人で無しのようにさえ非難する女性がいる。
私のような無精者は此の点に就いて、心底から男であって良かったと思うのである。就中気の毒なのは、成長して化粧というものをし始めた頃である。今朝見掛けた子もその通り、歴然として板に付いて居らず化粧が浮いてしまっていて誰が見ても慣れて居ないと解ってしまうからである。殆どの女性が此の一時期を過ごさざるを得ないのには同情せざるを得ない。斯々る時期は何箇月もの長きに亙るのであろうか、それとも一度或いは二、三度経験すれば顔が化粧品というものに馴染んだり技術的向上が有ったりして自然な表情に成るものなのであろうか、私としては後者のようであるよう祈るばかりである。もしそうであるならば慣れる迄の数回だけ化粧はしても外出はせず閉じこもって居れば良かろうと思うからである。
年末の情緒に流されて不要の心配をしてしまった。