努力は才能を超えるか

　ピンポン5話を見ましたよ。
　夢に向かって人一倍どころか百倍も千倍も努力しても、「才能がない」っていう単純かつ絶対的ファクターによって、その努力が報われることは決してない。
　1％の才能、99％の努力っていうけど、その1％が無い人はどんなに努力しても開花することはないってことだよね。
　これが現実。されど現実。現実は厳しいのだ。
　挫折の後に待ち構えていたのはダークサイドへの転落でした。
　夢は諦めなければ必ず叶うなんてことを輝かしい成績を上げたアスリートたちが言ってるけど、あれは才能のある人間がそれこそ血の滲む努力をしてこそ成り立つことであって、才能のない凡人の場合、努力をするという行為そもののは尊いけれどそれに結果がついてくるかどうかというのはまた全然別問題なんだよなぁ。
　1×100＝100になるけど、0×100はどんなに足掻いても0。

　アクマといい、チャイナといい、ペコといい、敗者に感情移入したくなる作品ですねピンポン。
　でも今回、傷害事件起こしたアクマ一人が停学＆退部になるだけだったからよかったけど、これが学校責任ってことになって卓球部全員が1年間の対外試合禁止なんて処分になったらそれこそアクマは冥府の国の住人になって悪魔と化していたんじゃないかと思うとまだ救われる結末だった・・・・・のか？
　っていうかペコはいつまで拗ねてるつもりだ。そろそろ動き出せ。ラケット流してる場合じゃないぞ。
　そんな中私はインハイ予選でスマイルに負けた「海、行くか」のモブキャラが気になって仕方ありませんよ。お前今度は山かよ（笑）。

　お金で買えないもの：才能とセンス


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