戯言

萌えやら呟きやらたまに更新記録も混じる無駄口日記
現在ジャンルが雑穀米

侍と海

2009年06月07日 | お侍
 和歌山の漁港に迷い込んでいたマッコウクジラ、自力で外洋に出たんですね。
 衰弱してるし怪我してるし、正直もうダメかと思っていたので心から嬉しいです。
 自然の力って凄いなぁ。
 人間が助けてやろうと思うこと自体、もしかしたらおこがましい事なのかもしれない。と思えるほどに。

 あのクジラを見ていたら、外洋(空)へ還りたいのに還り方が解らずに湾内(地上)でどんどん弱っていくキュウと被って悲しかったのです。(悲しいのはお前の頭だ)
 もしかしたらキュウクジラはヒョーゴさん(人間)と一緒に外洋へ還りたいと考えて、湾の中へ中へ入り込んじゃっていたのかもしれない。
 ヒョーゴさんはヒョーゴさんでこれ以上キュウが浅瀬にいたら死んでしまうと何とか外洋へ還そうとするけど、小さな人間じゃどうすることもできなくて、その間にもキュウはどんどん衰弱していくし、かといって人間が外洋で暮らせるわけもないしで、このままじゃキュウは死ぬまで海へ還ろうとはしないだろうと判断したヒョーゴさんが最後に取った選択はキュウに鉄砲を向けることだったんだよ、とか考えたら……うわーん!(本当に頭がおかしい)

  ・ (アニメ版で)ヒョーゴさんがキュウに銃口を向けた時点で、二人の決別は決定的なものとなった
  ・ ヒョーゴさんはもしかしたら「斬られた」のではなく「斬らせた」のではないか
  ・ ヒョーゴさんは自分を斬らせることでキュウの背中を押した

 と管理人は考えております。
 本能のみで生きている動物は無垢ゆえにどこか悲しくて、それをどうにかしようと理性で嘘を吐く動物はもっと悲しい。(マジで頭が以下略)


 拍手のお侍様有難うございました。キュウとヒョーゴさんの関係って異種間での愛っぽい。と常々思っております。(壊滅的に頭が以下略)


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