J/ψ(1S) DECAY MODES Fraction (Γi
/Γ) Confidence level(MeV/c)
hadrons (87.7 ±0.5 ) % –
virtualγ → hadrons (13.50 ±0.30 ) % –
g g g (64.1 ±1.0 ) % –
γ g g ( 8.8 ±1.1 ) % –
e+ e− ( 5.971±0.032) % 1548
e+ e− γ [a] ( 8.8 ±1.4 ) × 10−3 1548
µ+ µ− ( 5.961±0.033) % 1545
Citation: K. Nakamura et al. (Particle Data Group), JP G 37, 075021 (2010) (URL: http://pdg.lbl.gov}
J/ψ(1S) は三つのグルーオンに崩壊するのが主だっている。これは、グサイ粒子に共通する二つのチャームクォークを含んだ複合粒子の特徴として1/3電荷が作用源になっていると思う。
J/ψ(1S)の固有ホログラフィックエリア形態には、二つのチャームクォークに相当するレプトンが含まれている。標準モデルでは、J/ψ(1S)は、チャームクォークと反チャームクォークからなる中間子である。しかし、、その崩壊は、三つのグルーオンに崩壊する確率が大きくなっている。これは、J/ψ(1S)の崩壊に、1/3超電荷が作用している事が原因であると考えられる。
J/ψ(1S)の崩壊には、e+ e−やµ+ µ−も含まれているので、二つのチャームクォークに相当するレプトンがe+ e−やµ+ µ−であることは予想できる。但し、この崩壊確率が、かなり小さいことから推測すれば、J/ψ(1S)の崩壊は、1/3超電荷が作用している事が主因なのだと思われる。
チャームクォークに相当するレプトンが、e+ e−やµ+ µ−であり、それらが 1/3超電荷をもっている状態とは、如何なるものなのか?
この状態を推測するのに、アップクォーク(u)、ダウンクォーク(d) の構造を思い返してみる。👆写真の状態の支柱がクォークの役割をしていた。陽子は四本の支柱の開いた弦であり、中性子は五本の支柱による開いた弦で構成されており、一本換算の支柱は、アップクォーク(u)、二本換算の支柱はダウンクォーク(d) になる。
陽子のクォーク構造 → 2(u)、1(d) = ①-⑴ (ホログラフィック弦の収縮分)
中性子のクォーク構造 → 1(u)、2(d) = ①-⑴+e
電子のクォーク構造 → -1(u)、1(d) = n-(①-⑴)
アップ u 1.7 - 3.1 1⁄2 +1⁄3 +2⁄3 +1⁄2 0 0 0 0 反アップ u
ダウン d 4.1 - 5.7 1⁄2 +1⁄3 −1⁄3 −1⁄2 0 0 0 0 反ダウン d
電子にもクォーク構造が定義できて、-1(u)、1(d) が電子のクォーク構造になる。そして、この構造を超弦構造に当て嵌めれば、電子が一本換算の支柱に相当することが分かる。
すると、面白い混合状態が超弦構造に現れる。一本換算の支柱は、アップクォーク(u)であり、電子でも有り得るのだ。
即ち、電子の超弦構造が、ホログラフィックエリア内では、アップクォーク(u)の超弦構造と同じ役割をもつ必然性が生じている。
電子の超弦構造に 2/3超電荷が現れれば、ニュートリノにも -1/3超電荷が現れる必要がある。そして、この場合には、電子+二つのニュートリノで、1電荷になる。そして、e+ +e−、又は、µ+ +µ− であれば、J/ψ(1S)のような中間子になる。