レントゲニウム は、元素記号Rg、原子番号111の化学元素。放射性が非常に高い人工元素。
全てのレントゲニウム同位体は非常に不安定で放射性が高い。一般的に、より重い同位体であるほどより安定性が高い。最も安定な既知の同位体は、存在が確定している中で最も重い282Rgであり、半減期は100秒である。未確定の286Rgはより重く、約10.7分というより長い半減期を持つと考えられる。これは、超重元素の原子核の中で、最も長寿命なものの1つである。同様に、283Rgも約5.1分という半減期を持つと考えられる。280Rgと281Rgも1秒を超える半減期を持つと報告されているが、残りの同位体の半減期は数ミリ秒である[39]。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
279Rg 111 168 279.16247(71)# 0.17(+81-8) s
(210mBi syn 3.04 × 10⁶ y 83 127)+(69Zn 30 39) +支柱2本-2e
69Zn 56.4(9) min
69mZn 13.76(2) h
(208Pb 82 126)+(71Zn 30 41) +支柱1本-1e
71Zn 2.45(10) min
71mZn 3.96(5) h
レントゲニウムも分岐点となる同位体279Rg(太字)がある。210mBi、208Pb、70Zn は、質量数の大きな安定同位体の上限なので、レントゲニウムの同位体279Rg(太字)は、(Bi‐Zn)形態、(Pb‐Zn)形態の安定した質量数を上回っている。(同位体279Rg(太字)には、不安定な成分形態の 69Zn 56.4(9) min や 71mZn 3.96(5) h が含まれている。
272Rg 111 161 272.15362(36)# 2.0(8) ms [3.8(+14-8) ms] 5+#,6+#
(209Bi 83 126)+(63Ni 28 35)
273Rg 111 162 273.15368(65)# 5# ms
(209Bi 83 126)+(64Ni 28 36)
274Rg 111 163 274.15571(66)# 6.4(+307-29) ms
(210mBi syn 3.04 × 10⁶ y)+(64Ni 28 36)
(208Pb 82 126)+(66Zn 30 36) +支柱1本-1e
275Rg 111 164 275.15614(74)# 10# ms
(209Bi 83 126)+(66Zn 30 36) +支柱2本-2e
(208Pb 82 126)+(67Zn 30 37) +支柱1本-1e
276Rg 111 165 276.15849(67)# 100# ms
(209Bi 83 126)+(67Zn 30 37) +支柱2本-2e
(208Pb 82 126)+(68Zn 30 38) +支柱1本-1e
277Rg 111 166 277.15952(66)# 1# s
(209Bi 83 126)+(68Zn 30 38) +支柱2本-2e
(207Pb 82 125)+(70Zn 30 40) +支柱1本-1e
278Rg 111 167 278.16160(68)# 1# s
(210mBi syn 3.04 × 10⁶ y 83 127)+(68Zn 30 38) +支柱2本-2e
(208Pb 82 126)+(70Zn 30 40) +支柱1本-1e
279Rg 111 168 279.16247(71)# 0.17(+81-8) s
(210mBi syn 3.04 × 10⁶ y 83 127)+(69Zn 30 39) +支柱2本-2e
69Zn 56.4(9) min
69mZn 13.76(2) h
(208Pb 82 126)+(70Zn 30 40) +支柱1本-1e
71Zn 2.45(10) min
71mZn 3.96(5) h
280Rg 111 169 280.16447(80)# 3.6(+43-13) s 保留
281Rg 111 170 281.16537(100)# 1# min 保留
282Rg 111 171 282.16749(95)# 4# min 保留
283Rg 111 172 283.16842(84)# 10# min 保留
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(Bi‐Zn)形態、(Pb‐Zn)形態と保留の形態の間にも境界があり、分岐点はその境界に位置している。
全てのレントゲニウム同位体は非常に不安定で放射性が高い。一般的に、より重い同位体であるほどより安定性が高い。最も安定な既知の同位体は、存在が確定している中で最も重い282Rgであり、半減期は100秒である。未確定の286Rgはより重く、約10.7分というより長い半減期を持つと考えられる。これは、超重元素の原子核の中で、最も長寿命なものの1つである。同様に、283Rgも約5.1分という半減期を持つと考えられる。280Rgと281Rgも1秒を超える半減期を持つと報告されているが、残りの同位体の半減期は数ミリ秒である[39]。
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279Rg 111 168 279.16247(71)# 0.17(+81-8) s
(210mBi syn 3.04 × 10⁶ y 83 127)+(69Zn 30 39) +支柱2本-2e
69Zn 56.4(9) min
69mZn 13.76(2) h
(208Pb 82 126)+(71Zn 30 41) +支柱1本-1e
71Zn 2.45(10) min
71mZn 3.96(5) h
レントゲニウムも分岐点となる同位体279Rg(太字)がある。210mBi、208Pb、70Zn は、質量数の大きな安定同位体の上限なので、レントゲニウムの同位体279Rg(太字)は、(Bi‐Zn)形態、(Pb‐Zn)形態の安定した質量数を上回っている。(同位体279Rg(太字)には、不安定な成分形態の 69Zn 56.4(9) min や 71mZn 3.96(5) h が含まれている。
272Rg 111 161 272.15362(36)# 2.0(8) ms [3.8(+14-8) ms] 5+#,6+#
(209Bi 83 126)+(63Ni 28 35)
273Rg 111 162 273.15368(65)# 5# ms
(209Bi 83 126)+(64Ni 28 36)
274Rg 111 163 274.15571(66)# 6.4(+307-29) ms
(210mBi syn 3.04 × 10⁶ y)+(64Ni 28 36)
(208Pb 82 126)+(66Zn 30 36) +支柱1本-1e
275Rg 111 164 275.15614(74)# 10# ms
(209Bi 83 126)+(66Zn 30 36) +支柱2本-2e
(208Pb 82 126)+(67Zn 30 37) +支柱1本-1e
276Rg 111 165 276.15849(67)# 100# ms
(209Bi 83 126)+(67Zn 30 37) +支柱2本-2e
(208Pb 82 126)+(68Zn 30 38) +支柱1本-1e
277Rg 111 166 277.15952(66)# 1# s
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(210mBi syn 3.04 × 10⁶ y 83 127)+(68Zn 30 38) +支柱2本-2e
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279Rg 111 168 279.16247(71)# 0.17(+81-8) s
(210mBi syn 3.04 × 10⁶ y 83 127)+(69Zn 30 39) +支柱2本-2e
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69mZn 13.76(2) h
(208Pb 82 126)+(70Zn 30 40) +支柱1本-1e
71Zn 2.45(10) min
71mZn 3.96(5) h
280Rg 111 169 280.16447(80)# 3.6(+43-13) s 保留
281Rg 111 170 281.16537(100)# 1# min 保留
282Rg 111 171 282.16749(95)# 4# min 保留
283Rg 111 172 283.16842(84)# 10# min 保留
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(Bi‐Zn)形態、(Pb‐Zn)形態と保留の形態の間にも境界があり、分岐点はその境界に位置している。