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あっぽっぽ

子育て、みかん、島暮らし

田舎から思うこと

2017-10-03 13:31:54 | 日記
みなさま、お元気ですか?
瀬戸内は雨ばかりです。こんなに雨が降るのも珍しいです。

今日も雨。夜中にザーッと降り始めました。
今日は降らないはずだったので収穫の予定でした。
雨はあがったので、合羽をきて収穫してます。

日々、色々書きたいことはあるのですが、中々書けずにいます。特に今の田舎の状況について、都会にいる方にもお知らせしたいと日々思ってます。

この田舎で起きていること。少子高齢化と人口減。
このところ毎日のようにお葬式はありますが、生まれる子供は毎日はいません。小学校は町内全部合わせても一学年50〜70人。私たちの島だけに限ったら小学生全部で10人程度。この子達が大人になる頃、田舎は存在し得るでしょうか。

今はインフラも発達して、田舎でも買い物はネットでほとんどのものは手に入ります。豊かな時代に島には橋が架けられ、陸続きのようになりました。遠いという不便な点はありますが、病院もあります(陸続きになったことで島にあった救急病院が無くなってしまい救急は本土までいかなくてはいけなくなりましたが…)水道も本土からやってくるので、水の心配もなくなりました。

しかし道路も橋も水道も、老朽化したら補修が必要です。この先人口が減って国力が弱っていったら、田舎まで手が回らないのではないか…という気もします。昔のように強力な政治家でも出さないと…

それとも、今まで思いもしなかったような技術革新がおこり、道路がなくてもいい車、とかできるでしょうか。つい70年くらい前までは島には自動車もなく、畑には歩きや船で行き、牛が活躍していたそうです。その時代からしたら今は考えられない世の中ですね。

そして、どんどん農家がいなくなっています。

これは大問題だと思うのですが、皆さんはどう思われますか?
国産の野菜、果物は珍しいものになってしまうかもしれません。

高齢化や亡くなるなどして作られなくなった畑はどうなっているでしょうか。
以前はなんとかして若い人に作ってもらったりしてました。最近起こっていること。それは畑の木を切り、ソーラー発電にしてしまうのです。ソーラー発電は価格が保証されているとかで損をしないということから、広がっているようです。これはこの島に限ったことではなく、山の方に行けば田んぼがソーラーに変わって行ってます。

都会の屋根や屋上でソーラー発電をするならエコでしょう。しかし、木を切り倒し、ソーラー発電を設置することは地球のためになっているのでしょうか?これは政策のミスなのではないでしょうか…

ソーラーに変わっていく畑を見るたびに悲しくなってしまいます。
ですが、作られない畑を荒らしてしまうとイノシシの巣になって周りの畑に迷惑をかける、という現実もあります。それよりは損をしないソーラーにした方がいい、と思うのでしょう。他に何かいい利用方法があるといいのですが…