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あっぽっぽ

子育て、みかん、島暮らし

厄払い

2010-02-22 10:15:03 | 行事
そしてもう一つ行事がありました。嫁の厄払いです。

嫁は今まで育ってきた環境ではお宮と深いつながりをもったことがなかったので、厄払いもそんなに大切に思ったことはありませんでした。実際、自分が厄年ということにも気がつかなかったのですが。。

島ではお宮を大切にしていて、人生の節目として厄払いのお参りも重要視されています。その年の正月には同級生が地元に帰ってきて皆でお参りするそうです。

残念ながら今年は帰ってくる人たちがいなかったようで、嫁一人のために行っていただきました。祝詞の中に「いにしえよりこの年には心身の変化がある年である故慎みてすごすよう・・・」といったような内容があり、身が引き締まりました。祝詞やお宮の太鼓の音を聞いていると心まで浄化されてすっきりするような気がするので不思議です。

厄年は何か大きな災難が降りかかるということではなくて人生の中で一つの節目の年なのですね。この変化の年を健康に過ごせるように気を付けたいと思います。

誕生日

2010-02-14 22:52:59 | 行事
先日は姫の満1歳の誕生会がありました。みなさんのところでは1歳の誕生日にどのような行事をされるでしょうか。うちでは餅をついて背負わせました。

当日は朝から一家で大忙し。嫁は赤飯や鯛などごちそうの準備。おばあちゃんと夫はもちつき班。おじいちゃんはミカンの仕事。

瀬戸内は鯛がおいしいことで有名です。こちらに嫁いできて本当に鯛の美味しさに感動しました。でも島で育った人たちにとっては当たり前すぎてそんなに有り難くないようです。当日用意した鯛は魚屋のいけすに泳いでいたのを目の前で絞めてくれたもの。美味しくないわけがありません。姫もすごい食欲で食べる食べる!

そしてもう一つ瀬戸内に無くてはならないものが蛸。これも生きている新鮮なものをゆでるので、今まで食べてきたものとは全く別の生き物じゃないかと思うくらい美味しいです。蛸にはきゅうりというのがここらの習慣です。

肝心の餅担ぎはといいますと。。
姫は重ーい餅をくくりつけられてビックリ仰天。嫌がって泣きはじめましたが、みんなの励ましに応じてママの腕の中までハイハイしてきてくれました。ママとしては感動でした。一年無事大きくなったことに感謝し、これからも健康でいられるようにとみんなが願った一日でした。

節分

2010-02-05 22:22:37 | 行事
一昨日は節分でしたね。皆様のところではいかがでしたか?

島でも神社で節分がありました。
朝、町内に放送がかかっていました。神事の後、年男による豆まきだそうです。
神社の行事は午前中が基本ですが、節分は夜の行事でした。
行こうかと思っていたのですがちょうどその時間に姫が寝てしまったので
来年の楽しみにとっておきます。

この「町内放送」というのもこちらに来たばかりのころは新鮮でした。
今まで住んできたところにはなかったので。
基本的に朝7時から放送開始です。都会でこの時間から放送していたら
苦情が出るかもしれないですね。
でも島だとなんとなく小学校にいるような気分で自然です。

うちで夜豆まきしたら、姫は初めて見る鬼に大泣きしてなかなか泣きやまず
夜もしばらく寝付けませんでした。豆についてたオマケのお面なのですが、
子供心に響くものなんですね。鬼がそんなに怖いものだとは思わなかったので
悪いことしたな、赤ちゃんには刺激が強すぎたかな、と反省しました。