先日、久しぶりにお茶の大先輩にお会いしました。
ふたりで宴会。
あれこれと話しているうちに、大先輩が「たくさん読んでいるんだし、小説とか、書いたらいいのに~。」、と。
…と言われても、書きたいことがある人が、どうしても書きたいから書くもので、読んでいるから書く、書けるというものでもありませんしねぇ。
私が書きたいことといえば、ご近所の喫茶店のお話。
一度も入ったことはありませんが、ご近所に喫茶店がありました。
引っ越してくるずっと以前からあったお店です。
おそらく20年はあったのではと思います。
いつも通りすぎるだけなので、記憶はちょっと曖昧ですが、褪せたピンクの窓枠、茶色のレースのカーテン。
その名も「マリー・アントワネット」。
…すごい名前、と、通るたび、看板を眺めておりました。
きっと中には小さなTVがあって、スポーツ新聞が置いてあって、入り口の左手がカウンターで、右側には2人掛けのテーブル席が2つくらい。
デコラティブな花柄のコーヒーカップで、スプーンは褪せた感じの金色で。
そんなことを勝手に想像しているから、実際の記憶が曖昧になるわけですが、ある日、久しぶりでその道を通り、いつものように「マリー・アントワネット」を見るともなしに見ると、違うお店になっておりました。
「おふく」。
思わず立ち止まってしまいました。
「マリー・アントワネット」が「おふく」。
「マリー・アントワネット」から「おふく」。
なんだか、凄すぎる世の中の変化でした。
ああ、びっくり。
きしさんと一緒で「マリー・アントワネット」は知ってましたが入った事はありません。
だって「マリー・アントワネット」ですよ。迷宮の入口のような気がして...ちょっと勇気が要ります。
通ってるはずなのに気付きませんでした。
車で通ってるから気付かないんですよねぇ。
迷宮行きを逃したかなぁ~。
>きっと中には小さなTVがあって、スポーツ新聞が置いてあって、
そりゃ~喫茶「マ○ン」のイメージでしょ?
私も「マリー・アントワネット」は知っていましたが入った事はありませんでした。お二人様と同じです。
>きっと中には小さなTVがあって、
私は宝塚歌劇団のようなウェートレスさんがコーヒーを運んでくれるのかな?と想像してました。
「春日局」様からコーヒーを運ばれたら緊張しそうです。
思わず立ち止まってしまいました。
こうなると、「マリー・アントワネット」を体験しておくべきだったかと、ちょっと悔しくなりますね。
>喫茶「マ○ン」
確かにそうかも
中もピンクだったのかしら「マリー・アントワネット」。
私は「おふく」というと、「蝉しぐれ」のふくちゃんかなぁ。
それともシンプルにおたふく…。
今度のお店の中には、くまでが飾ってあったりするのかもしれませんね~。
しかし・・・マリーアントワネット・・・。
すいません某国道の横に「バラ・ベルサイユ」という怪しげなホテルがあってそのことを思い出しました。
喫茶店は、存続が難しい店舗になりつつあるのではないでしょうか。私は美味しいコーヒーとケーキと静かな音楽がお目あてですが、最近は自宅以外にそんなお店に出会えません(^_^;)
「バラ・ベルサイユ」、宝塚のナンバーでそういうタイトルがありましたよ。そういえば。
まさか、それが由来?
本局の近くというか保健所の近くの喫茶店は、クラシックが流れていたと思いますが、ケーキは試したことがないです。
でも。ご自宅でそれが実現できるならば、喫茶店いらずではありませぬか!喫茶店らしい喫茶店が減るわけです…。
そうなんです。一体どうしたのか、なのです。でも聞くわけにもね。入る勇気が…。
イリさまのおっしゃるとおり「崖」くらいの落差。万が一、オーナーが一緒だったらコワイでしょ…。フリルとレースの気分じゃなくなったの、というのなら気が楽なのですけれど。