APC 作品アーカイブ

モデリングサークルAPC会員製作の、
模型、イラスト等を、会員別に蓄積してゆきますYO!

「乾いた大地」

2022年01月09日 | カシメルマン

「アイアン・ギアー級ウォーカーマシン」 1/1000  バンダイ

80年代のアニメ作品「戦闘メカ・ザブングル」に登場する、
地上をホバリング移動する要塞“ランドシップ”。
荒廃した未来の地球?では荒れた場所でも移動が容易な“ウォーカーマシン”
と呼ばれる歩行機械が主流になっていた。
中でもこのアイアン・ギアー級のランドシップは全長170mの
船体が変形して立ち上がり、全高130mの人型に形態を変え、
この世界では最強最大のウォーカーマシンとなる。

当作品はアイアン・ギアー級ランドシップがウォーカーマシンに
変形した状態を再現しています。足元にあるのは主役のメカ、“ザブングル”。
キットは番組放映当時にバンダイから発売になったもので、
主に足の延長や手首の追加工作などを加えてより設定に近い形に改造しています。


尚、表題のワードは番組のエンディング曲名。
個人的に自分はこの曲が大好きでした。
                         @APCカシメルマン
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SPACE SHARK

2021年09月22日 | カシメルマン

スペースシャーク号
「火の鳥2772愛のコスモゾーン」より 1/700 フルスクラッチビルド

手塚プロダクションのアニメーション映画に登場するスペースシップ。
元老院が地球の滅亡を防ぐのに必要と判断した宇宙生命体“2772”を
捕獲するために特別に設計された宇宙戦闘艦です。
自立型AIを搭載し、操作はコックピットに座った人間が言葉で命令する方式。
サメのスタイルがメカらしくやや直線的にアレンジされており、
あらゆる種類の兵器を満載した背びれは極端に大きく強調。
“2772”を捕獲するペイロードもサメの口そのものの形で、
優雅に長く伸びた尻尾部分もサメのそれを思わせる。
全体の纏まりもよくレベルの高いデザインだと思いました。

モデルはエポキシパテとプラ板の囲み構造で成形し、一旦レジンに置き換えた後
細かなモールドを工作していく方法を取りました。
10個余り量産して2003年夏のワンダーフェスティバルで販売。
手元に所有されている方も居られると思います。

2772捕獲口の前方に格納されていた脱出艇も付属。
格納庫は蓋がしまっている状態との選択式となっています。
背びれ前方の兵器郡は可能な限り細かく再現しました。
残念ながらデカールは付属しません。
この“FT80”と“UGE”はジャンクデカールを使用したものです。

@APCカシメルマン
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HYDROJET‐V

2021年08月08日 | カシメルマン

「ハイドロジェットV」  1/125  フルスクラッチビルド

円谷系のテレビ番組「マイティジャック(1968)」に登場する二人乗りの深海探査艇。
万能戦艦MJ号に搭載されていて前部の出入り口から発進し、深海を時速36Kmで
航行し、更に上部に付いた強力磁力吸盤を使って敵艦底に吸着できる。

番組中、MJ号と並んで好きだったメカです。
小スケールではありますが自作での再現に踏み切ってみました。
船体のベースは8割がタミヤのプラボード製で残りの細かい部分は
プラ板、プラ棒、それと真鍮線で構成。
円谷メカ特有の特殊なペイントに少し苦労しました。







磁力吸盤で敵艦底に吸着するという事でそれに因んだディスプレイ方法に。
上の大きな板状のものは敵艦底の一部を表現したもので、そこに
吸着している姿を再現しています。敵艦底を支える透明部品は
百円均一ショップで購入できるアクセサリー用品で、
木製飾り台の上に固定して安定させています。

全長約95mm。

                                          @APCカシメルマン
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「ファイター1」

2021年05月24日 | カシメルマン

「クラッシャー・ジョウ(1983)」より 1/144 日東科学

80年代を代表する日本サンライズのSFアニメ作品。
「“クラッシャー”とは、遊星や浮遊宇宙塵塊を破壊し宇宙航路の整備、
惑星の改造、宇宙船の護衛・救助、惑星探査、危険物や重要物の輸送・捜索などを
なりわいとする宇宙生活者である。」…という定義説明があります。
このクラッシャーである主人公達の乗る宇宙船ミネルバに搭載された
2機の小型戦闘艇がファイター1、ファイター2です。
レーザー砲やガトリング機関砲、高機動ミサイル等を装備。
垂直離着陸も可能でミネルバへの貨物積み込みなどにも使用でき、
戦闘以外にも汎用性の高いメカ。





キットは1980年代当時に日東科学から発売された手のひらサイズのものです。
日東製とはいうものの設定画との形の乖離などを修正するため
機首のボリューム増し、主翼の後退角度変更などの改造を行なっているので
キットオリジナルとはかなりイメージが変わっています。

木製の台座に噴射炎に見立てたアクリル製丸棒を立てて
垂直上昇しているような形でディスプレイしてみました。

                    @APCカシメルマン
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「FAB1」

2021年02月28日 | カシメルマン

「ペネロープ号」 1/32 イマイ

「サンダーバード(1964)」はSFメカ好きにはたまらない英国の人形劇アニメでした。
時は21世紀初頭、世界的大富豪のジェフ・トレーシーは自らの私財で
太平洋の孤島に“国際救助隊”を設立。その家族ぐるみで世界で起きる
事故や危機を特殊なメカ機材を使い救助したり解決したりする物語でした。





「FAB1」と呼ばれるこの車輌は国際救助隊のメンバーであるペネロープが
執事のパーカーを運転手として使用する架空のメカ。
ロールスロイスに発注した設定の6輪で大柄な車体には
まるで「007」のボンドカーのように秘密兵器が満載されています。
運転手付き専用仕様で前席は単座でセンターハンドルという珍しい配置に
なっており、後席は豪華なベンチシート。
また航空機のキャノピー風の窓でドアは全自動開閉式。
本編中は主に国際救助隊の秘密を盗む敵の迎撃に使われていました。

モデルはイマイ製の、番組放映当時発売されていたものの再販版。
基本的には内装部が彫りの浅いモールドに人形の頭部分のみを取り付ける
“バスタブ方式”となっていた為、プラ板等の素材で座席、ハンドル他を
リアルな形に工作しました。
また当時のプラモデルに有り勝ちなミサイル発射機構、走行ギミックは
オミットし、本編登場のモデルに近い形に手直しディスプレイモデルとしました。

ディスプレイ台は百円均一ショップで300円で売っていたプラケースの
ベースに、プラボードと布ヤスリで作った路面を貼ったもので、
透明の上カバーは保管時の埃避けとして使用しています。

                        @APCカシメルマン
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