この写真をみていると、球状星団の名の如く、本当に球になって星が集まっていることがよくわかります。某Wikによると、180光年の中に50万個の星が密集しているそうです。地球から1000光年以内で肉眼で確認できる星の数がおおよそ8,600個くらいと言われていますから、この球状星団、とんでもない密集度です。星の数、球のような形、そして立体的な迫力、球状星団の一級品だと思います。
球状星団の左斜め上に遠い銀河がかすかに写っています。かすかにしか見えない銀河ですが、この中にも太陽のような星が数千億個存在しています。数字の桁数の単位は、最後には「不可思議=10の64乗」「無量大数=10の68乗」になるそうですが、この桁数単位は、宇宙に存在する星の数ですね。
最近、「骨が語る日本人の歴史」という本を読んでいます。まだ読んでいる途中なのですが、現代日本人の身体的特徴は、長い歴史の中の日本人の身体的特徴からすると異質なんだそうです。特に身長は明治に入ってから大きく変わったようですね。様々な環境や生活様式が身体的特徴を変えていくようです。これって、よくよく考えるとすごいことです。必要に応じて身体的特徴が変わっていくわけですから・・・・。