カタチあるもの

宇宙、自然の写真をメインに撮っていますが、時々、読書、日常出来事について書きます。

オリオンの燃える木と馬頭星雲

2015-12-19 16:55:08 | 写真_自然

 

 オリオンのベルト付近に三つの2等星が輝いているのですが、向かって右からミンタカ、アルニラム、アルニタクと呼ばれています。写真の中で輝いている星はアルタニク、このすぐ側に燃える木と馬頭星雲があります。

 馬頭星雲は小さい頃から天文ガイドでよく見ていて憧れの存在です。が、不思議なことに燃える木星雲のことは知らなかったなぁ。

 小学生の頃、学校の図書館から空想宇宙旅行本を借りてよく読んでいたのですが、その中にオリオンの馬頭星雲に向かって旅行する話がありまして、自分をその話に当てはめてよく妄想していましたね。実際の距離を考えるととんでもないことですが、宇宙のハイウェイを走っていて、窓の外を見ながら馬頭星雲を目で追っている自分を上から見ているという幽体離脱のような妄想ですが。

 そういう小さい頃からの妄想となった対象です。今年は撮れないかなぁと思っていたのですが、冬型の気圧配置の隙間の1日、晴れた夜空の日があり、オリオン大星雲(M42)と燃える木星雲(NGC2023)、馬頭星雲(IC434)だけは撮ることができました。この領域、バラ星雲も撮っておきたいけど・・・・、冬型気圧配置の中日(いわゆる小休止日、晴れた夜空)ってないですかね。設営時間を除いて2時間でいいんですけど、2時間以上は機材が氷ってしまって無理のようですって、どんなところに住んでいるんだ!!